あらすじ
人生に生き辛さを感じていた爽良が祖父から託されたのは、代官山にある鳳銘館というアパート。そこは大正時代の華族の邸宅を改装した美しい洋館だった。でも不思議な住人達の奇妙な事件に巻き込まれて……?
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Posted by ブクログ
好きなイラストレーターさんが表紙を担当しているということで手に取りました。初めましての作家さんです。
あらすじを見ずに、表紙から「心温まる優しいお話かな?」と思っていたのですが、出てくる幽霊たちがとても怖い怖い…。( ←怖いの平気なような苦手なような感じの人 )
幽霊に連れていかれたり、焼き殺されそうになったり…どの幽霊も「いそう!」と思わせる設定でした。
話が変わりますが、主人公の幼なじみの礼央くんが無口で過保護な理想の幼なじみで「ご馳走様です!!!!ほしい!!!!」と何度もなりました。このふたりの関係が今後どう変わっていくのかワクワクです!
幽霊が出てくると少し怖いけれど、心がポカポカしてキュン( )とするお話でした。
つづく……
物語の始まりだよね(笑)これから、話は、つづく……と。
鳳銘館、これからも、色々と、有りそうな気配。まだ、住人が、出てこない。入院してた人は、死んじゃったけど、後8人、御堂を除いて7人か……お化け?霊だけで、この騒ぎ……皆、訳有りって言うし、どうなるやら……
Posted by ブクログ
子供の頃から霊感が強く幽霊が見えていた爽良。両親や周りの人に嫌われたくなくてひたすら隠して生きてきた。唯一、幼馴染の礼央にだけは心を開いていた。そんな時、亡くなった祖父の遺言状により、祖父が管理していたアパート『鳳銘館』を受け継ぐ事に・・・そのアパートで起きる事件に巻き込まれながらも、成仏できない霊達の想いに向き合っていく。最初は無関心だった爽良だけど、霊達の事件を解決していくうちに助けたいという想いが溢れてくる。祖父が探していたものとは?これからもドタバタな生活は続いていく。
Posted by ブクログ
高槻先生のシリーズにはじまり、最近オカルト系のお話にハマっています。
高槻先生のシリーズと違って、こちらは幽霊が見える女性・爽良が主人公なので、「本物」の幽霊しか出てこないところが特徴的で面白いです。
祖父の遺言により鳳銘館というアパートを継いだ・爽良。幼馴染の礼央と鳳銘館の管理人代理で祖父と長年の知人である吏の二人とともに、祖父亡き後の幽霊が寄り付くアパートで暮らす、といったようなお話でした。
今作は1巻ということもあり、物語全体で序章のような巻だったので、今後、3人の鳳銘館での暮らしがどんなものになっていくのかが楽しみです。
個人的には、礼央がミステリアスで何を考えているか分かりずらいので、彼の今後の動向に注目です。
Posted by ブクログ
幼い頃から幽霊が見えていて、それを周りの大人に訴えても病気扱いされて、見えないふりをしたけれど見えなくなったわけではないので疲弊して、挙句就職先はとんでもない幽霊物件で退職を余儀なくされて、家庭には居場所がなくて……な、あまりにもかわいそうな主人公が、同じ体質だった亡き祖父から受け継いだ幽霊アパートの管理人となって成長していく物語。
題材は好きなんだけど、一つ一つのエピソードにいまいちのめりこめない。唐突感があるからなのか、主人公の言動のせいなのか……。
Posted by ブクログ
物心付く頃から視えてたら判断なんかつかないよね
しかも実直なリアリストな父なら余計に
母も父寄りなら余計に黙るしかなくなる
怖い思いしても黙って隠してそれが普通になってしまう
でも鳳銘館なら皆視える共感できるそれだけでも心が軽くなる
怖い思いをすることは多いかも知れないけど幼なじみの礼央も居るし心強いよね
Posted by ブクログ
どうもこの作家さんの描く主人公は苦手。 『不動産』のほうは比較的早い巻でキャラがしっかりしてきたので楽しみになってきたけど…。 こちらは3巻まで見たけど変わらず…。続きを読むか思案する。
Posted by ブクログ
とても読みやすくあっという間に読み終われた。
色々な人物が出てくるが困惑もしないが、
某小説と作者が同じなので霊の見える時の感じとかは同じなんだ…と思った。