原晋のレビュー一覧
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2015年の箱根駅伝で、総合優勝した青山学院大学の原晋監督の自伝。
中国電力での実業団の陸上部で活躍できず、営業マンとして働いた10年間。原さんが挫折を味わったあとには、前向きに営業としてトップを取ろうと努力します。
営業として顧客にどう提案していくか、社内でチームとして動く際にはどのように意志疎通を図ったり関わり合っていくかを経験できたと書かれています。
これらの体験が、青学のチーム作りに大いに役立ったそうです。
また、青学の監督に就任してからも、箱根駅伝で勝てるチームになるまでには結果が出ず苦しんだ時期もあったようです。
2015年の箱根駅伝「ワクワク大作戦」を宣言し、選手のやる気と引き出し総合優勝に導きました。しかし、ただ明るく楽しく走るだけでなく、原監督の戦略や目標設定など、組織を動かす上でのヒントがたくさんあると感じます。
16年の箱根駅伝の目標「その一瞬を楽しめ」、また新しい青学の走りを楽しみにしています。 -
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ネタバレ<ピックアップ>
〇勝つための条件は2つ。
①正しいメソッドを持っているかどうか。
②勝つための本当の努力をしているかどうか。(他人の目から見ても)
第1章
〇人間のパワーは欲から生まれる。
〇活気がある強い組織を作ろうと思えば、やはり、どんな学生を求めているのか、それをトップである指導者が明確に示すべき。
〇当たり前=あいさつ、掃除、感=寮生活の3箇条
〇本当に問題なのは、道徳的なことで間違った行動を取ることである。
〇心理的安全性(例えば、「いくらトンチンカンなことを言っても、誰も笑わないから」という)さえあれば、チームは自然と回りだす。どんな意見であっても揶揄しない。楽しい雑談の中で、意外と大切な意見がひそんでいる。
〇今日の常識は明日の非常識。常識と思われていることでも、一度はそれが本当に正しいことなのかどうかを疑ってみる。
〇大事なのは、企業理念を明確にし、長期的な「ビジョン」を持つこと。それに向かってなにをするべきかの行動指針をしっかりと示すこと。そこにうまくヒト、モノ、カネ、情報という要素を組み合わせていけば、どのような組織でも必ず成長する。
〇今日のことは今日やろう。明日はまた明日やるべきことがある。
〇人間の能力に大きな差はない。あるとすればそれは熱意の差。
〇スタミナを身につけるには、有酸素で走れる領域を広げていくこと、スピードを磨くには、無酸素能力を鍛えることが必要。
☆第2章
〇悩むということは、現状を変えたいということ。こうなりたいんだという意欲の表れ。
〇「三悪習」=言い訳をする、他人のせいにする、傍観者になる
☆第3章
〇成長するための5つのステップ
知る、理解する、行動する、定着する、そして伝える
☆第4章
〇非認知能力(コミュニケーション能力や忍耐力といった、目には見えない能力)が重要。
〇人は対面で仕事をした方がよい成果を生み出せる。
〇道徳的なこと、「ウソをつくな」「ごまかすな」「裏切るな」という当たり前を徹底。
〇これからの指導は、失敗を責めるのではなく、「フィードフォワード」。フィードフォワードは、過去を見て「こうすればよかったのに」ではなく、未来に向けて「こうしよう」と前向きな提案をする。失敗を責めるのではなく、どうすればよくなるのか、改善策を示して選手自らに考えさせる。試合で上手くは知れなかった際、「ダメだったな」と突き放すのではなく、「何が原因だったと思う?」「次はどうすればいいか考えよう」と言って、問題を解決する方向に導く。
〇人の幸せにために動いて、ムダになることなどひとつもない。 -
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最強の駅伝監督と言えば、原晋さん
僕が知った時には既に有名な人だった。
さぞ立派な経歴だと勝手に思っていた。
いや、全然そんなことない。
むしろ、どこにでもいる当たり前のおじさんである。
・憧れの世羅高校3年生で準優勝(やる気ある)
・酒やパチンコに溺れる中京大学時代(やる気ない)
・中国電力での5年間の陸上選手生活(やる気ない)
・中国電力での営業人生(やる気ある)
何が重要かって、途中でちゃんと失敗していること。
それも20代の多感な時期に大きく失敗していること。
中国電力では、やる気のなさがゆえに、陸上部を首になっている。
そのときの後悔や挫折感はきっと今も原監督の中に残っているはず。
ああ、申し訳なかったな、と。
学生に対して、堕落してしまう気持ちも分かる。
それでもやる重要性を訴える。
その熱量はきっと監督の実体験から来ている。
順風満帆ではなかったから、指導に味が出ている。
そんな想像をしながら1冊を読み切った。
それにしても、テレビのイメージ通り、明け透けとしていて
どこか憎めない人だなーと文章通じても思ってしまった。
そこも原監督の重要なスキルの1つと感じる。
2026年の今は箱根駅伝3連覇中、2015年に初優勝
そして、その勢いのまま2019年には4連覇を成し遂げている。
2027年には、もう一度4連覇に挑む。
覇道に進む前の、まだ何物でもなかった原晋監督の物語。 -
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ちびちゃんへの声のかけ方の参考にならないか、と読んでみた。
結果を出すチームの作り方
1)大儀、目標をもつ、ブレない
2)準備をしっかりする こだわる
3)当たり前のことを当たり前にする
4)細かいことを言い続ける
原監督は陸上の選手を引退してから、営業マンとして活躍されていたそうで、会社の組織づくりを陸上界に持ち込んだ様子。
目標管理シート(毎年かかされてるわー)も書かせたり、自分で足りないところは外部へ委託したり。
印象的だったのは、選手をやめても社会で活躍できる「人」を育てるという姿勢。
スポーツの世界の根性論だったり、カリスマ監督の「俺のいうことが絶対」みたいな上からの命令をひたすらこなす選手ではなく、なぜやるのか、どうしたいのか、どうすればいいのか、を本人にも考えさせる、意見交換させている。
走るのをやめたいという選手への対応、寮生活の中で合わない選手同士への対応。
ちびちゃんへの声掛けもだけど、仕事でも参考にしたい。 -
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彼が大切にしていることを、フレーズごとに紹介した本。「最前線からの箱根駅伝論」と比べると、1アジェンダのボリュームが小さいからテンポよく読めるし、メソッドを細かく知ることはできるけど、時系列にはなってないので、彼の歩みを知りたかったら箱根駅伝論を読むのが良いかも。
メディアに出ている姿を見て、原監督に対して抱いた愛と情熱に溢れる人というイメージ通り、熱い部分もありつつ、熱さだけでなくて理論も大切にされているのがよく分かった。
「いいと思うならやってみる、それでダメだったらやめれば良いだけ」というフレーズが私の心を軽くしてくれた。最後はなんとかなる!! -
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ネタバレ対談形式なので、サクサク読めて良かったです。
青学陸上部の内情、どういう運営をしているかが見れました。
「ゆとり世代」ならではの、伸ばし方という感じはしませんでしたが、目標設定・管理、自分たちで考えさせること、権限を委譲することを根気よく続けていることが成功の秘訣だと再認識しました。
あと、自分のメモ程度ですが…
・(○)君にとって (×)組織にとって
・評価の「見える化」。評価がぶれないこと。納得できるものであれば、きちんと動く
・コミュニティへの帰属意識は薄く、気に入らなければ、ブロック・次のコミュニティを探せばよいと言う、「リセット」
・SNSムラ社会。日本人的な横並びの発想で、サイレントマジョリティーになっている
・親子の距離感が近い
・日テレは「親子視聴」に力を入れて成長、フジテレビは若者が多い時代に若者向けに注力して成功したが、若者の減少とともに衰退 -
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メンバーが変わるのに、なぜ青学が強いままなのか、とても不思議だったが、この本を読んでカラクリがわかった気がした。
いろいろな世界に通じる「人の育て方」だなと感じる。
子育てにおいても参考になる部分がたくさんあった。
やはり、何をするにも自分で考えてマネージメントさせることなんだな。
しかし、難しいことだよな〜と思う。
そして、よく観察すること。
うまくいかないときは問題点を見つけること。
一つのやり方に固執せずに、新しい視点を取り入れたり、変えてゆくこと。
正面から向き合うこと。
できることは少しでも自分の生活に取り入れてみたいと思った。 -
Posted by ブクログ
一度勝つだけではなく、勝ち続ける。しかも、実際に闘うメンバーは入れ替わるのに、勝ち続ける。
これは何かの秘訣があるのだろう。その秘密を知りたい!と思い、手に取ったわけだが‥‥
魔法のようなものは、(当然ながら)なかった。あったのは、
1.当たり前のことを当たり前にやり続ける
2.レベルに応じて当たり前は変わる
3.変化に応じてこちらもやるべきことを変える
結局、近道はない!ということ。王道を行け!
※因みに私が原監督の本を読んだのはこれが初めてなので、それなりに有用な本であったと感じました。他の著作も読んでおられる方には、概出のこともあるようです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ青山学院 原監督の著書
メデイアにもよく登場し、講演も聞いたことが有るので既知感は有るが、読んで面白い。前向きな気持ちにさせてくれる。
1,人物 広島世羅高校時代 全国高校駅伝準優勝
中央大学では遊び惚け、中国電力でも怪我を完治出来ず5年間で退部。メータの検針から始める。サービスセンターで業務用の夏季電力を契約する仕事を任される。その後エコアイスの営業でもトップクラスの成績を上げる。
2、チームを作る4つのステージ
①命令型 ②指示型 ③投げかけ型 ④サポーター型
3、キャッチフレーズで注目させる 馬鹿力が出る
4、コアトレーニングに中野ジェームスを呼んだ成果は大きい ストレッチでインナーマッスルを鍛えた事で故障が激減 企業理念にマッチングさえしていれば任せられる
5,明るく、元気に 最後は”何とかなるさ”