原晋のレビュー一覧
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ネタバレ・魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日
・フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
で読んだ内容と重複している部分はあります。
ただ、以下2点は、他の本より詳しく書いてあったこと、他の本では書かれていなかったことなので、読んで良かったです。
中国電力を辞めて、青学に行く際に、はじめ中国電力に籍を残し出向という形が取れないか(=青学ダメだったら、戻れるように保険をかけておく)と人事部に交渉した際に、ハウスプラス中国の吉屋社長から言われた名言が、他の本で読んだものより、長かった気がしたので、ここに抜粋して載せます。
74ページ
「人間、退路を断って -
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ネタバレ陸上部の監督の組織論ではあるが、会社内でのチームを動かす仕事にも十分応用できる考え方やノウハウを学ぶことができた。
以下、ポイント。
- 指導法は組織の成熟度に応じて変化する(命令型→指示型→方針型→サポート型)
- 相談は自分で考えた結果を持ち込み、さらなるアドバイスを求めること
- 上司は部下への異動理由を説明すべき。説明しないのは管理職の仕事放棄
- 素直に謝罪できる人材は強い。次のステップに進む自主性を持つ
- 若手に成功体験を味わわせることが重要
- 大きな目標を提示し、方向性を示すことで指示待ち族を防ぐ
- 目標管理シートで自己分析と反省を促す
- 相対評価の重要性と選手のやる気を -
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逆転のメソッド
箱根駅伝もビジネスも一緒です
著:原 晋
祥伝社新書
伝説の営業マンであった、原晋氏が、天職と思える駅伝の監督になり、2015年に優勝を勝ち取るまでの物語です。彼の言葉はとってもわかりやすい。営業マンとしての試行錯誤、結果を出すそのシビアな精神に、尊敬の念が湧いてきました。また、読み進むにつれて、原晋とは、小器用なんだな。そして、数年で、底と頂点を行ったり来たりしている収まりの悪いひとなんだなと感じました。まさに、「栄光」と「挫折」の記録だと思いました。
気になったのは、次です。
・生活態度をあらため、チームの和を大切にすることが結果につながったというこのときの成功体験が -
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勝ち続ける理由
著:原 晋
祥伝社新書 491
原晋箱根駅伝の21年の軌跡
第80回予選17位
第81回予選16位
第82回予選13位
第83回予選16位
第84回予選10位
第85回22位
第86回8位
第87回9位
第88回5位
第89回8位
第90回5位
第91回初優勝
第92回完全優勝
第93回完全優勝
第94回優勝
第95回2位
第96回優勝
第97回4位
第98回優勝
第99回3位
第100回優勝
気になったことは以下です
・人間というのは不思議な生き物で、何でも与えられていると意欲が失せてしまう。
やはり何か悔しさがないと闘志がわいてこないのだ
・監督が夫婦で寮に住み -
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挫折・うまくいかない事を避けるかではなく、挫折した時にどういう気持ちでいればいいか、どう動けばいいかを考える、知る事が強さに繋がる。
努力が結果にすぐに結びつけばいいが、いつもそうはならない。タイムラグがあるから心折れずに頑張って継続していくことが大事というのは勉強と同じだと思った。
新しいことをやるのは批判もあるが、すぐに批判せずにとにかくやってみる、自分の軸に囚われすぎないことが大事だと改めて思った。
✨・挫折は柔軟な精神をつくる心のストレッチ
挫折とは相当の努力、コントロールしえない外圧、未達成の3つ
✨・波風立てなければ良い人だとは思われるが、そういう良い人に社会を変えられるとは思え -
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メディアで原監督のインタビューなどを聞き、一度著書を読んでみようと思い手に取りました。
箱根駅伝優勝を最上位の目標に設定しているのではなく、「社会人として役立つ能力を、陸上競技、箱根駅伝というコンテンツを通して伸ばしていくのが指導方針」とあり、選手の先を見据えた指導をしているんだなと驚きました。
また、ビジネスノウハウを駆使していることが書かれており、どの業界にも活用できるツールであることを学びました。
書籍の中で響いたフレーズを忘れないようにメモしておきます。
・「いいね」「それでいこう」と言ってもらえるようにするのが「よい相談」
・「今まではこうしてきた」というのは、考えることを放棄した人 -
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サラリーマンをやっていた原監督、その秘訣は目標管理
勝つためには、そのための組織構築術がある
勝つためには、そのための人材育成術がある
■人を育てる
・ビジネスマンとして、いくら取引先の人でも、一緒に働きたくないなって人はダメですよ。最後は好き嫌いかでしょう。みんなが、生理的にダメかどうか。あいつの心の悪さには付き合えない、いくら金をくれるったてやらないよというね。
・答えの部分だけを理解して、相手と折衝事をするから、化けの皮がすぐはがれる、何事に対しても、基本がずぼっと抜け落ちている
・本質を理解するようにさせているんです。
・私自身は視界が広くなりました。だから、私自身も勉強しなきゃいけ -
ネタバレ 購入済み
改革する思考
コロナ禍においても一律自粛ではなく、監督と学生が確り話し合い、「傍観者主義にならず」「他者責任にせず」、自分達のやるべきことを考えて練習を行い、結果を出し続けている。
入学前のスカウト段階から「自分の言葉で語れる」学生を見ているため、入学後も学生としても選手としても自立した方が多い。
原監督のマネジメントだけでなく、学生一人一人が目的意識を持って日々行動していることがよくわかる。 -
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この方の本は初期のが良い。青学初優勝直後の一冊。
本書の後にも多くの著作があるがだいたい内容は焼き直し。本書が1番シンプルなように思う。
中国電力の営業マンから青学の監督へ退路を断っての転身。よく決断したし奥様もついてきたと思う。青学OBでもなければ箱根駅伝の経験もない原氏を監督に推薦した方と学長等への原氏の伝説のプレゼンの方がその後の青学の躍進を考えると凄いことだと思う。
どちらかと地味な個人競技の陸上を明るいものに変えスポットライトを当てた原監督の功績は大きいとだろう。
原氏そしてチーム青学の何が強みかか良く分かる本。あらためて読んでも新鮮です。 -
Posted by ブクログ
人体の「二大制御機構」
自律神経系とホルモン系
「メンタルは鍛えるものではなくあやつるものでありスキルが存在する」
自律神経系でコントロールできるのは呼吸なんですよね。
僕は小学生の頃合気道をやってたので腹式呼吸についてはこだわりがあります。
4秒吸って
4秒止めて
8秒で出す
合気道でも同じようなタイミングでやってました。
呼吸がコントロール出来たら落ち着くんですよね。
科学的には
「毛細血管」
を開くことが大切だそうです。
呼吸でリラックスすれば毛細血管の扉が開いて全身にくまなく酸素が行き渡るそうです。
「呼吸」を味方につければ自律神経は楽にコントロールできるとのことです。
5分前行動