【感想・ネタバレ】勝ち続ける理由のレビュー

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Posted by ブクログ

勝ち続ける理由
著:原 晋
祥伝社新書 491

原晋箱根駅伝の21年の軌跡

第80回予選17位
第81回予選16位
第82回予選13位
第83回予選16位
第84回予選10位
第85回22位
第86回8位
第87回9位
第88回5位
第89回8位
第90回5位
第91回初優勝
第92回完全優勝
第93回完全優勝
第94回優勝
第95回2位
第96回優勝
第97回4位
第98回優勝
第99回3位
第100回優勝

気になったことは以下です

・人間というのは不思議な生き物で、何でも与えられていると意欲が失せてしまう。
 やはり何か悔しさがないと闘志がわいてこないのだ

・監督が夫婦で寮に住み込み、選手たちと一緒に生活しているのは、大学駅伝では青学と数校だけであり、実はこのことがチーム青学の隠れた強みになっていると思う

・やはり「答えは現場にあり」ということだろう

・やるべきことをやればいい、結果はあとからついてくる

・学生たちに「これやれ、あれやれ」と一方的な指示を与えるのではなく、「なぜ、これが必要なのか」について学生たちが自分で考え、行動できるようにしてほしいという要望である

・人間というのは堕落する動物であり、怠けたくなる生きものである

・話しにくい相談、言いたくないことほど、早くリーダに伝えるべし、というのが強い組織を維持するための鉄則である

・その分別がうまくできない場合は、どんな些細なことでも、報告・連絡・相談するという基本に立つべきだ

・組織をつくるうえで大切なことは、議論をすることだ。

・強い組織が勝ち続けるには、どうしたらよいのか
 「当たり前のことを当たり前にやっていくこと」

目次
はじめに 青学はなぜ連覇を果たしたのか
第1章 初優勝からの日々
第2章 連覇、そして完全優勝へ
第3章 結果を出せるチームをつくる
第4章 個人を指導する秘訣
第5章 勝ち続ける組織
終章 陸上界を変える!ハッピー大作戦
おわりに

ISBN:9784396114916
出版社:祥伝社
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:780円(本体)
2016年12月10日初版第1刷発行

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

この本を読むとなぜ原監督が勝ち続ける事が出来るのかがよくわかります。
野村克也氏の著作に「組織はリーダーの器以上には大きくならない。」という言葉が出てきます。
原監督のこの本を読むとまさにその通りなのだな、と痛感します。

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2023年01月25日

Posted by ブクログ

青学原監督4冊目。
2連覇後に書かれているので、組織作りがより強固なものになり定着した頃と思われる。
組織作りもだが、とにかく原監督の学生に対する接し方に感動すら覚える。特に退部する選手に送るメッセージの部分。
青学陸上部で過ごした時間がムダではなかった事、学んだ事を就職してからも活用してほしい事、青学陸上部を嫌いにならないで、応援してほしいという事。
心底学生の事を考えていないと出てこない言葉だと思う。胸を張って次の世界に進める。人を認めることの素晴らしさというか、こんな言葉がかけられる人間になりたい。

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2021年05月22日

Posted by ブクログ

近道はない。当たり前のことを当たり前にやる。準備とこだわり。枝葉末節をいくらかえても組織は変わらない。核、根幹を変える。
コツコツと積み上げた土台、根っこを下にしたに伸ばし花が咲いた、青学陸上部の勝ち続ける理由がここにあります。

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2020年11月18日

Posted by ブクログ

非常に面白かった。
組織論と人材マネージメントという観点から、基礎的な考え方であるものの具体性が高くて話が面白い。最後の、日本マラソン復活への提言がどこまで陸上界にインパクトを与えるのか楽しみです。

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2017年05月09日

Posted by ブクログ

■結果を出せるチームの条件(青学陸上部の三カ条)
①感動を人からもらうのではなく,感動を与えることのできる人間になろう。
②今日のことは今日やろう。明日はまた明日やるべきことがある。
③人間の能力に大きな差はない。あるとすれば,それは熱意の差だ。

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2017年01月17日

Posted by ブクログ

箱根駅伝3連覇の青学を率いる原監督による、人材育成論。サラリーマンで苦労された方らしく、生身の人間に向き合った現実的な指導法だと思います。
同氏の別著も読んでいるので、当然のことながら既出の内容も多かったのは仕方ないか。

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2017年08月04日

Posted by ブクログ

有言実行、かっこいい!
継続的に成果を出し続ける組織作りに参考にさせてもらった。
本質的には教育機関なのだ、というのがしっくりした。いいね青学。

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2017年01月21日

Posted by ブクログ

これからも原さんが結果を出し続けられるか否かは結果論ですが、10年を超える時間をかけて組織づくりに取り組んできた人だからこそ、地に足のついたサクセスストーリーを語れているのかな、と思います。

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2017年01月09日

Posted by ブクログ

最近はよく講演やテレビに出たりしていて、箱根駅伝3連覇は大丈夫かなあ、と思っていたら、テレビに出演するのは、陸上をサッカーや野球のようなメジャーなスポーツにするためだと。青学の学生をどのように強くしていったか、なぜマラソンを走らせるかなどの他に、今の陸上競技界にたいする苦言も呈している。もしかして、この人は青学を辞めてオリンピックの強化選手育成をしたいのではないかと思ってしまう。

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2016年12月08日

Posted by ブクログ

これからの原監督の戦いは長距離陸上界の改革になってくるのでしょうね。箱根駅伝の全国化!とても魅力的なプランです。原監督には、ぜひ頑張ってもらいたいです。

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2021年03月20日

Posted by ブクログ

青山学院大学の陸上部を11年で日本一にした監督の話。
トップダウンでやれば早く1位にはなれるが、チーム作りを行いながらのため、長期間かかった。

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2017年05月10日

Posted by ブクログ

青学陸上部の原監督によるチーム作りの本。昔ながらの考え方や練習ではなく、しっかりと考える力をチームに与え、一人一人が成長する仕組みを作っている。

今年も箱根駅伝の勝者は青学だった。区間変更や山の神(神野)が抜けた影響もあり、往路の結果でおやと思わせつつも、復路ではチーム力の差を見せつけ他を圧倒した

それほどまでに、今の青学はチームとしても個人としても強い組織となっている。その根底には、一人一人が考える力を磨く習慣を日頃から与え、課題を持って取り組ませる監督ならではの組織作りが浸透しているからだと言える。

結果を見る限り、当分青学の天下は揺らがないだろう。そして、東京オリンピックやマラソンの行く末を見据える原監督の行動言動にもこれから先目が離せそうにない。

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2017年01月07日

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