かたやま和華のレビュー一覧
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最初の話は、猫目線で読めて面白いと思った。最後に、生まれ変わってもまた、ご主人様の所へかえる猫がとってもいいなと!
2番目の話は、とっても好き!見える人にしかわからないブサイク猫。アドバイスをくれて、何気ない日常から、新しい事へのチャレンジをするようなる主人公。読んでいてると勇気をもらえる。
3番の話もは、頼まれて猫の世話することになった話。どんどん猫好きなっていき、真面目に猫に取り組んでいく感じがいい!
4番目の話は、とにかく猫好きのカフェのオーナーと、世間知らずのお嬢様のお話で、猫好きカフェオーナーが、何かにつけて猫に話を例えて話したりする。
なんだか、ネコ満載な感じ。
最高の話も -
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「猫の手屋繁盛記」シリーズ、第3弾。
今回も面白く読めました。
宗太郎は人間の姿に早く戻りたいだろうけど、そうしたらシリーズが終わってしまうので、もう少し猫でいて欲しいものだ。
だんだんと猫の本能が染みついて来るようで不安を感じてもいるようだが、それではいっそ、許嫁のお琴ちゃんも猫にしてもらったらどうだろう?
『にゃこうど』
白猫の桃太郎と、身分違いの恋もモノともしない「最近の若者」と、笑えるほどお堅い宗太郎の話。
『奇妙奇天烈な白猫姿の宗太郎が、語る』
「にゃっほ、にゃっほ」という掛け声が聞こえたらご注意!
悪事を憎む宗太郎の、熱い正義感が存分に語られる話。
しかし、やがて正義感と人情の -
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あいかわらず猫にも人にも温かい物語でした。
ところは日本橋・三日月長屋。
ひょんなことから白猫にさせられた武士・宗太郎。(猫太郎)
「猫先生!」
「いや、それがしは猫ではないのですが…」
今回も、そのむなしい抵抗が……笑えます。
もうね、犬のまるちゃんの忠誠心と、子猫の田楽ちゃんのいじらしさがたまらない。
田楽ちゃんとの別れはさみしかったけれど、
続編ではぜひ、田楽ちゃんが幸せに暮らしている様子を見たいです。
そして、爺やの言葉が深く深く胸に響きます。
「市井に息づく猫、犬、鳥、虫一匹にも命がございます。
愛玩動物の生殺与奪は人間次第、さすれば、愛玩ではなく愛情をもってお育てなされ」
世 -
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猫股を踏んづけて人間の大きさのまま二本足で歩く白猫の姿に変えられてしまった武士のお話、第2弾。
百の善を積んで人間に戻してもらう為、『猫の手屋』をひらき猫の手を貸す日々。
図らずも人間より猫に近ずいてしまってるところが面白い。
今回は良い親猫になっていたので、田楽を手離してしまったのは凄く哀しいな。田楽の恩返しもいつか見てみたいな。
前回も出ていた国芳が、今回はもっと沢山出てくれているので、国芳好きには嬉しいかぎり。
周りの人や猫達もキャラが立ってて良い。
正反対で犬猿の仲?のお軽と文字虎のコンビが何とも微笑ましくていいね。
面白かった。
続きが早く読みたいよぅ。 -
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表紙の猫が侍の格好をしている絵や「猫の手貸します」という題名から、猫好きな私には魅力的な本で買って読んでみました。主人公の宗太郎と他の人達の会話が面白くてとても好きです。特に、宗太郎の「それがしの名前は猫太郎ではないのですが」などの会話の返しが好きでした!面白いところもありながら、猫の世界や親子の絆など考えさせられるところもあり、楽しみながら読み進めることができました。宗太郎が猫が苦手だったり、歌川国芳が宗太郎の肉球を嗅ぐのが好きだったところも好きな場面でした。宗太郎みたいに猫の世界に入って行きたいなと思えるような本でした。続きがでたら読みたいです!
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ネタバレクライマックス直前
何を書いてもネタバレになりそうなんだけど。
好きだ。
結人さんが好きだ。
白軍服の甘党王子が好きだ。
眼鏡変態執事も好きですが。
ということでついにあの人にあのことがバレたわけですが。
なんだ、結局ただのリア充かよ。
と思ってしまうぐらいには、二人の愛も絆もしっかりしてきているなぁと。
次巻最終巻には、しっかり劇的 なシーンも残していただきつつ、何があっても二人は大丈夫そうだなとという安心感の元、いい子で最終巻を待っていられそうです。
それにしても同一人物か確かめる方法が、結人さんたらダイタン!
スズメじゃなかったらどうやって言い訳するんだ。
あと、お狐サマは続き