かたやま和華のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ新刊出てると知って、本屋さんで手に取り、帯を見てしばし呆然としてしまった...
だって!たった三巻でもう終りだなんて!!
もっといろんな人との出会いと夜のお茶会を見たかったし
何よりもっと紫音と月子の可愛いやりとりを見ていたかったし!! 本当に残念です...
最後が少し駆け足だなぁなんて思ってしまったけれども、まぁ出会って半年だったことを思えば、紫音が決意を固めたことを思えば、こんなもんだったのかな?
憭一兄さんとかこの先また出てきても面白そうなのにね(でも紫音の身辺調査させてた月子ママには驚きでした)
今回は一話目がいつものちょっと不思議で、ほんわかした素敵な語で
二話目は紫音の嫉妬と幼い月子が可愛い話で
三話目は紫音と月子の想いが重なったお話!ようやくだね!
嬉しいけど、もっと二人が嫉妬してみたり、相手を想ってほんわかしたり、月子がレディになれるよう頑張る姿とか見てみたかったよー
もう終りなのがすごく残念です...
残念だし、物足りなさもあるし、やっぱり駆け足だった気もするから、星は四つで...
あとがきの感じからして他社でもお話出してるっぽいからそれも探してみようかな
文体も話の雰囲気も好きな作家さんになったし
あと色の変わるお茶もね! 魔法使いのハーブティーにも似たのが出てきた気がするけど、どうだっけ? こっちも久々に読み返すかな -
Posted by ブクログ
諸事情で、ある日猫人になってしまった武士。
善行を積む為に営んでいる『猫の手屋』には
今日も依頼と厄介事が。
連続短編3本。
とりあえず、猫好きには想像するだけでも幸せかと。
しかし当の本猫? は、本物の猫が苦手。
しかし周囲の人達は、主人公を人間になろうとしている
猫だと思っているわ、めでているわ…。
こちらの方が、幸せかもしれません?w
長屋や町内の、大事な事件。
その頃の人情やら生活やらに、こんな事が…と
関心し通し。
一番驚いたのは、大家。
雇われ大家っていたんですね…。
言われれば、管理人という雇われた人もいるのですし
そんなもんでしょうか??
一番楽しかったのは、最後の話。
猫がたくさんで、もう楽しくて仕方がない!
主人公は…すごい目にあってたりもしますが。
しかしこれ、元に戻るのに
ものすごく時間かかりそうです。 -
Posted by ブクログ
絵が動き出すと
絵を見ていると、その描写に引き込まれそうになることがある。
西洋画しかり、浮世絵しかり。
今にも羽ばたき、しぶきが飛び、語りかけてくるような絵画。
画家の魂が、新たな魂を得て別物として動き出すかのよう!
もしそれが本当に動いたとしたら?
蓮十の描いた絵は生き生きしていると評判だ。
実は本当に動き出してしまうのだが.....
第一話では死んだ母親が子供に害をなしている話。
果たしてそれは本当に母なのか?
子供は自分が継母になついてしまったせいだと自らを責めている。
死んだ母の絵はなぜさまよい出てきたのか?
心の中にある枯れ尾花が冷たい風に吹かれる。
第二話は友情の物語。
大きなクジラが騒ぎ出したり、絵の中の美人がふらりと外の世界に飛び出してしまったり......
そんな騒動を治めてくれるのは、頼りになるのは一体誰?
意外な友人関係が心憎い。
第三話は火消しの夫婦の物語。
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。(コリント人への手紙)
しかし、相手を愛すれば愛するほど、視野がどんどん狭くなっていってしまう悲劇もある。
いつも背中ばかり見ていた、片方はそう思う。
もう片方は自分を見てくれない、という。
隣に立っていれば、後ろを振り返っていれば、いつも相手は自分と共にいたというのに!
どちらも相手の顔を、目を見ていなかった。
見えていたのに見ていなかった。
悲しい愛がいつか、互いに手を取り合えるように......
そう願わずにはいられない。 -
Posted by ブクログ
レディ・キャンディシリーズ第二弾。
大正ロマンっぽいけど、モダン時代のトウキョウが舞台という設定です。
昼は女学生、夜は怪盗の二つの顔をもつスズメ。怪盗をしているのは、散逸してしまった”世に出てはいけない宝物”を回収するため。
でもでも、その宝物はお国も目をつけていて、彼女を追っている陸軍将校は、幼馴染で婚約者で本人には言えないけどスズメが大好きな、結人さん。
宝物を回収する任務のドキドキ感もあり、両想いのはずなのに微妙にすれ違い空回りする二人の恋の行方ももちろん楽しめます。
ストーリーを盛り上げる、異常にハイテンションなサブキャラクター達もしっかりしています。
乙女コレクションというシリーズタイトル通り、乙女心を刺激する要素満載です。特に結人さんと春海さんの白軍服は、もうきゅんきゅんしちゃいます。
続刊切望です。 -
Posted by ブクログ
主人公である管理人さん自身も抱えるものがあり、住む人たちにもそれぞれ秘めたものがあり。
表面に見えるものだけが、その人ではないですよね。
何に悩み、何と縁を切りたがっているのか。
他人から見た悩みと、本人が抱える悩みが同じとは限らない。
縁切り神社とかはありますけど、縁切りシェアハウスって発想がおもしろいですね。
無事に縁を切れたら退居する。
退居することが目標ではあるけれども、一緒に暮らす仲間がいなくなるのは少し寂しいでしょうね。
それを見届けるのが管理人さんの仕事でもあるのかな。
大家さんと管理人さんのその後も気になりますし、前の大家さんのエピソードも見てみたい気がしますし、部屋が空けばまた新しい人が入るでしょうし、続編あったら読んでみたいです。