かたやま和華のレビュー一覧

  • 紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会への招待状~

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    ネタバレ

    新刊出てると知って、本屋さんで手に取り、帯を見てしばし呆然としてしまった...
    だって!たった三巻でもう終りだなんて!!
    もっといろんな人との出会いと夜のお茶会を見たかったし
    何よりもっと紫音と月子の可愛いやりとりを見ていたかったし!! 本当に残念です...
    最後が少し駆け足だなぁなんて思ってしまったけれども、まぁ出会って半年だったことを思えば、紫音が決意を固めたことを思えば、こんなもんだったのかな?
    憭一兄さんとかこの先また出てきても面白そうなのにね(でも紫音の身辺調査させてた月子ママには驚きでした)

    今回は一話目がいつものちょっと不思議で、ほんわかした素敵な語で
    二話目は紫音の嫉妬と幼い

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    2015年06月19日
  • 猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記

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    猫又を怒らせてしまい、表紙のような巨大な二足歩行する猫になってしまった主人公。
    100の善行を積むため、「猫の手を貸す」なんでも屋をやることに。

    わざとではないのに、猫の化け物に姿を変えられてしまったらどうしよう。
    不幸な境遇なのに、主人公は善行を積むために人助けを行い、またその性格から長屋の人達にも(変な姿ながらも)受け入れられ、好かれている。
    そんな主人公にほっこりします。

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    2015年06月13日
  • 猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記

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    諸事情で、ある日猫人になってしまった武士。
    善行を積む為に営んでいる『猫の手屋』には
    今日も依頼と厄介事が。

    連続短編3本。
    とりあえず、猫好きには想像するだけでも幸せかと。
    しかし当の本猫? は、本物の猫が苦手。
    しかし周囲の人達は、主人公を人間になろうとしている
    猫だと思っているわ、めでているわ…。
    こちらの方が、幸せかもしれません?w

    長屋や町内の、大事な事件。
    その頃の人情やら生活やらに、こんな事が…と
    関心し通し。
    一番驚いたのは、大家。
    雇われ大家っていたんですね…。
    言われれば、管理人という雇われた人もいるのですし
    そんなもんでしょうか??

    一番楽しかったのは、最後の話。

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    2015年04月08日
  • 猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記

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    「それがしは猫ではないのですが…」
    誰が見ても猫なのに…。
    その無駄な抵抗が笑えます。
    猫太郎。最高です!

    肉球のにおいで、ご飯3杯はいける…ふふっ。
    猫好きにはたまらないツボ満載でした。

    著者紹介に、愛猫を乳母日傘で溺愛とあり、納得。
    ぜひ続編を読みたいです。

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    2016年02月09日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    絵が動き出すと
    絵を見ていると、その描写に引き込まれそうになることがある。
    西洋画しかり、浮世絵しかり。
    今にも羽ばたき、しぶきが飛び、語りかけてくるような絵画。
    画家の魂が、新たな魂を得て別物として動き出すかのよう!
    もしそれが本当に動いたとしたら?

    蓮十の描いた絵は生き生きしていると評判だ。
    実は本当に動き出してしまうのだが.....
    第一話では死んだ母親が子供に害をなしている話。
    果たしてそれは本当に母なのか?
    子供は自分が継母になついてしまったせいだと自らを責めている。
    死んだ母の絵はなぜさまよい出てきたのか?
    心の中にある枯れ尾花が冷たい風に吹かれる。

    第二話は友情の物語。
    大き

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    2015年03月18日
  • 紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会は英国式で~

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    バルト作家の集英社文庫本、(COBALT SERIES)です。
    かたやま和華さんの作品なので、ノリは軽いですが、雰囲気のあるお話で、マンガにしたら面白そう。
    美しい表紙といい、各章ごとの扉絵といい、田倉トヲルさんのイラストが彩りを添えます。
    若干、彼のカタコトの言葉遊びが鬱陶しく感じる部分もありですが、続いて欲しいと思ってます。

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    2014年09月26日
  • 不思議絵師 蓮十〈二〉 江戸異聞譚

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    「ん、もう!蓮十の野暮天!!!」
    小夜と一緒にジタバタしたくなります。
    二人の恋路が気になります。
    蓮さんの過去も気になります。
    猫もまたどんも気になります。

    「でも蓮さん!酒ばっか飲んでないで、早くたくさん絵を描いてください!
    だって、蓮さんが絵を描かないと、第3巻が出ないじゃないですか!!」

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    2014年02月26日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    時代は文化文政期の江戸。石蕗蓮十という名の、駆け出しの浮世絵師がいた。彼の筆には不思議な力があり、描いた絵に命が吹き込まれ紙から飛び出してしまう。そんな筆の秘密を理解している地本問屋のお嬢さん・小夜、悪友の歌川国芳などに囲まれて、蓮十の周囲はいつも賑やかだ。

    ライトノベル枠なのですごく読みやすい。江戸の雰囲気や登場するキャラクターは個性的でとにかくほのぼの。癒されました。

    恋沙汰にめっぽー疎い蓮十と、そんな蓮十を慕いながらも素直になれないツンデレキャラの小夜との恋愛模様にも注目です。
    続編に期待。

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    2013年09月07日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    ネタバレ

    舞台はお江戸。
    ちょっと不思議テイストで恋愛ものでもある。
    なるほど、ネタ的にも面白いし、さくさく読める。
    お堅いイメージの時代小説だけど、こういったお江戸ファンタジー的な作品があってもいいと思う。
    野暮天がお豆腐と類義語であるとはね(笑)

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    2013年01月28日
  • 乙女☆コレクション 怪盗レディ・キャンディと魔笛のメロディ

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    貫主様の世間知らずなマイペースぶりに周りが振り回されるって感じですかね。

    結人と貫主様の噛み合ってない会話が面白い(笑)

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    2012年12月24日
  • 乙女☆コレクション 怪盗レディ・キャンディと涙のラビリンス

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    すずめの覚悟も決まり、物語も佳境もはいっていきます。

    それにしても、言葉の応酬のテンポの良さに脱帽です。
    笑いを堪えるのに大変で・・(笑)

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    2012年12月24日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    ラノベなんだろう。しかし、時代小説っぽさもとてもある。江戸時代の華やかな部分がテンポよく描かれていて素敵な小説。作者が女性向けのラノベを書いてただけあってなんとなくきれいな文章というか端正。
    しかし蓮十くんの過去が知りたい。
    続刊出るよね?

    あと、国芳がいいキャラしてる

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    2012年11月23日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    主人公の能力と、それを取り巻く個性あふれる人たちとのやり取りは、江戸という場所ならではの、”粋”が感じられる作品だった。

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    2012年07月02日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    絵師・蓮十と彼の周りで起きる変わった事件。蓮十とお小夜の関係などほのぼのとした面も交えつつ、人間の業の深さも描かれている。これからが楽しみな作家。

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    2012年03月02日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    良かった。蓮十さんも小夜さんも可愛い。絵から出てくる居候たちも可愛くて楽しく読めた。
    蓮十さんが書いた絵がみてみたいなぁ。
    続編も出てほしい

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    2012年02月07日
  • 乙女☆コレクション 怪盗レディ・キャンディと狙われたキス

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    レディ・キャンディシリーズ第二弾。

    大正ロマンっぽいけど、モダン時代のトウキョウが舞台という設定です。

    昼は女学生、夜は怪盗の二つの顔をもつスズメ。怪盗をしているのは、散逸してしまった”世に出てはいけない宝物”を回収するため。
    でもでも、その宝物はお国も目をつけていて、彼女を追っている陸軍将校は、幼馴染で婚約者で本人には言えないけどスズメが大好きな、結人さん。
    宝物を回収する任務のドキドキ感もあり、両想いのはずなのに微妙にすれ違い空回りする二人の恋の行方ももちろん楽しめます。

    ストーリーを盛り上げる、異常にハイテンションなサブキャラクター達もしっかりしています。

    乙女コレクションという

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    2010年01月28日
  • 私、あなたと縁切ります! ~えのき荘にさようなら~

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    主人公である管理人さん自身も抱えるものがあり、住む人たちにもそれぞれ秘めたものがあり。
    表面に見えるものだけが、その人ではないですよね。
    何に悩み、何と縁を切りたがっているのか。
    他人から見た悩みと、本人が抱える悩みが同じとは限らない。

    縁切り神社とかはありますけど、縁切りシェアハウスって発想がおもしろいですね。
    無事に縁を切れたら退居する。
    退居することが目標ではあるけれども、一緒に暮らす仲間がいなくなるのは少し寂しいでしょうね。
    それを見届けるのが管理人さんの仕事でもあるのかな。

    大家さんと管理人さんのその後も気になりますし、前の大家さんのエピソードも見てみたい気がしますし、部屋が空け

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    2025年09月22日
  • 不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

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    面白かった猫の手屋シリーズの作者さん。
    重めの読書後だったから心が緩むものを〜、、と思い選ぶ。
    少しラノベみたいな軽さがあるかな?
    でも設定やストーリーは面白かった。
    主人公の薄暗い過去がちらついたり、でも天然な主人公にふふっとなったり。
    登場人物が皆愛すべき良き人たち。
    第三話は、お前かーい!とまさかの展開もあり、ほっこり系小説と思って油断していた。
    2巻もあるらしく読んでみたい。

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    2025年04月04日
  • 猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記

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    猫先生の他人(猫又含む)に対する姿勢が気持ち良い。様々な描写も凄く丁寧。
    けど、あと一味足りないと思ってしまった。
    ただ、これはこれで胃に優しいのかもしれない。
    続きは重めのミステリーや、抉られるようなイヤミスのリハビリ用にとっておこう。
    上から目線でスミマセン。

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    2024年01月06日
  • 乙女☆コレクション 怪盗レディ・キャンディと魔笛のメロディ

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    シリーズ4


    執事の蛍さんはますますの変態執事っぷりw

    浮世離れした空気の読めない貫主さまもいい味だしてるw

    個人的にはさいごのうさちゃんコスチュームのイラストが可愛い

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    2023年09月03日