【感想・ネタバレ】紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会への招待状~のレビュー

あらすじ

銀座の路地裏の洋館で、ひっそりと営業する紫陽花茶房では、英国伯爵の血を引く青い瞳の店主・紫音と、給仕のハイカラ女学生の月子が、帝都一おいしい紅茶でおもてなし。今宵、紫音の淹れる“魔法茶(ポーション)”で、夢の世界を訪れるのは……? 不思議な三人の老女に誘われた、紫音と月子の出会い。月子の忘れられた初恋。そして……? 大正喫茶ロマンス、ついに完結!

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Posted by ブクログ

初読み作家さんです。どの話もほろっとする部分もありとても面白かったです。
3冊いっき読みでした。
これで完結なのですね、紫音と月子の今後もみたかったです。

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2017年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新刊出てると知って、本屋さんで手に取り、帯を見てしばし呆然としてしまった...
だって!たった三巻でもう終りだなんて!!
もっといろんな人との出会いと夜のお茶会を見たかったし
何よりもっと紫音と月子の可愛いやりとりを見ていたかったし!! 本当に残念です...
最後が少し駆け足だなぁなんて思ってしまったけれども、まぁ出会って半年だったことを思えば、紫音が決意を固めたことを思えば、こんなもんだったのかな?
憭一兄さんとかこの先また出てきても面白そうなのにね(でも紫音の身辺調査させてた月子ママには驚きでした)

今回は一話目がいつものちょっと不思議で、ほんわかした素敵な語で
二話目は紫音の嫉妬と幼い月子が可愛い話で
三話目は紫音と月子の想いが重なったお話!ようやくだね!
嬉しいけど、もっと二人が嫉妬してみたり、相手を想ってほんわかしたり、月子がレディになれるよう頑張る姿とか見てみたかったよー
もう終りなのがすごく残念です...
残念だし、物足りなさもあるし、やっぱり駆け足だった気もするから、星は四つで...

あとがきの感じからして他社でもお話出してるっぽいからそれも探してみようかな
文体も話の雰囲気も好きな作家さんになったし

あと色の変わるお茶もね! 魔法使いのハーブティーにも似たのが出てきた気がするけど、どうだっけ? こっちも久々に読み返すかな

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2015年06月19日

Posted by ブクログ

紫音と月子が出会う前の紫陽花茶房のお客様である、奥勤めをしていたマクベスの三人の魔女のようなお婆さんたちが新鮮だった。大正が舞台だと、自分の生きて来た時代として大奥が普通に出て来ちゃったりするんだなあ。時代柄、西洋かぶれの月子が最後まで女学校に居場所がないところが少し淋しかった。いい子なのになあ。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

中のシリーズ1冊を飛ばし、1巻と3巻目のこれを
読んでしまった。

最初の本では淡白なだけの青年貴族の彼が
ヒロインを今回はデビュタントに誘う。
それは実は正式な求婚で…と言ったお話。

ゲストキャラのヴィヴィが可憐で素敵。

どんな経緯を持ってそうなったか知りたかったら
途中の1冊を読むべきだが、飛ばしてしまっていても
特に困らない。

このくらいの甘さがあってちょうどいい。
やっとコバルトらしくなったと思ったら
ラストの本かな?

出てくる場面は少ないがヒロイン月子の母が、
まことに痛快なモダン・ガールで読んでいて
胸がすく。

異国の貴族に恋した娘の発破になってくれそうな
思い切りの良さ。

ハイカラさんと言うにはちょっと受け身な
月子だが、長じればこうなるのだろうか。

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2016年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

紫陽花茶房の完結編。
月子が好き、でも彼女に愛を告げると言うことは、祖国を捨てて、文化も何も違う遠い異国の地に、伯爵の妻として来てもらわなければいけないし、きっと母親のように苦労をするかもしれないと思うと中々踏み出せない。でも月子の周りに若い男性が現れると、気にせずにはいられない。
そして月子にパーティーのパートナーを申し込んだ紫音。申し込んだはいいが、月子の気持ちと覚悟がわからず悩む彼の、背中を押したのは親友のアル。
一方月子も自分が紫音のパートナーを務められるか心配になる中、出会ったのは不思議な少女、ヴィヴィ。リトルレディは幼くても、ダンスもマナーも完璧。でもその正体は魔女。ヴィヴィの作る魔法茶で紫音は月子に想いを伝える決心をする。

ここで完結し、二人のその後の話がないけど、コバルトの爽やかな終わりかただなと思う。
英国式の茶の飲み方とかはためになった。ソーサーを左手で胸元に持ってきて、右手で取っ手をつまみ、飲む。ね。

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2015年10月30日

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