香月美夜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「わたくしアウブ・アーレンスバッハとしてフェルディナンド様が研究に没頭できるような環境を準備します。絶対にフェルディナンド様を幸せにしますから安心してくださいませ、養父様!」とジルヴェスターに決意表明した時、ローゼマインは、それ完全にプロポーズやん!とみんなに思われていたことを気づかないところがとても面白い。フェルディナンド様の赤くなった耳もキュンなポイント。
表紙は、誰?って思ったが、あとがきに書いてあった。そうだよね。
そういう戦いだった。
ゲルラッハとマティアス。親子の対決。
またフェルディナンド様と一緒にいられるようになって良かった。
頼れる人がいるって、幸せだと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「本物のディッター」を謳い、大領地ダンケルフェルガーをも巻き込んだエーレンフェストvsアーレンスバッハの領地戦を描く。アーレンスバッハにとっての"宝"であるフェルディナントの奪還(救出)は成った。しかしディッターとは、敵の宝を奪い、自分達の宝を守り切ることができなければ勝利とは言えない。ローゼマインは自らの"宝"であるエーレンフェスト防衛に向かう。
交錯するそれぞれの思惑。ゲオルギーネとエーレンフェストへの因縁。次第に明らかになるグリトリスハイトの秘密など見所満載。
文章構成に垣間見える粗、グリトリスハイトの後付け感など気になるところもあるけどね。 -
Posted by ブクログ
★君にエーレンフェストを任せる。(p.226)
神殿を留守にした間に聖典が盗まれ灰色神官四人が誘拐された。その行方は? 犯人は? ゲオルギーネは関与しているのか? そらまあしてるでしょう。《灰色神官達を預かる孤児院長として、神殿長として、ここは逃げてはいけないところだと思う》(p.111)。ローゼマインには覚悟があった。ヴィルフリートあたりとはと違って。そしてフェルディナンドは孤独な闘いへとおもむく。誰も彼が敵になるとは考えてないんやなあ。
今後の展開を想像するとポイントは・・・
・フェルディナンドは帰ってくるだろうけど、いつ?
・ローゼマインとヴィルフリートの婚約解消はいつ?
・ゲオルギ -
Posted by ブクログ
★とにかく、そのくらいわたしは神官長のことを大事に思っているので、神官長を助けるためなら、わたし、グルトリスハイトを手に入れて王になってもいいですよ(p.220)
・今回のお楽しみは魚料理の活劇。
・シリアス方面はライゼガング伯爵との対話と。
・この巻であるいは全編でも最重要のできごとによりローゼマインはフェルディナンドを脅迫する。
・まあ、囚われの姫ぎみ救出作戦はファンタジーの王道やし。
・展開上、アウブ・アーレンスバッハはゲオルギーネに殺されるのかと思っていたけど病気かなんかで亡くなる予定らしい。娘のディートリンデは意外にデキが悪く使い捨てられるコマにされそうな気がする。 -
購入済み
本好きの下剋上
貴族街に入り騎士団と接触する、新しい展開が始まった。本を作るための日々の努力の生活から貴族社会との対決の日々になっていくのか?興味深々で早く次の巻が読みたいです。次の巻まで面白さは待たされるので評価は低くしました。
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