江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(12) 灰色の巨人 (ポプラ文庫クラシック)

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    灰色の巨人と名乗る怪人がと一寸法師手を組んで引き起こす盗難事件を、明智探偵と少年探偵団が見事に余裕の解決。

    例によって、結局は怪人二十面相の仕業だということなんですが、登場はラストの少しだけで、あっさりつかまってしまいます。

    ベストセラーの量産に入っていた時代の作品だからなんでしょうか、前作で捕まったはずの怪盗二十面相ですが、どうやって復帰したのか、説明もありません。

    (2009/8/26)

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    2009年10月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(13) 海底の魔術師 (ポプラ文庫クラシック)

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    沈没船とともに沈んだ金塊を巡って海底に出没する鉄の人魚軍団との戦い。

    感想は、巻末エッセイから借用。。。「身も蓋もないことを、しかも思いっきり失礼なことを言ってしまえば、当初から大いなる構想があったとは思えず、売れたからどんどん書いていったのだろう、時代性もあって矛盾点や苦しい設定も多発する。でも、今さらそんなところにツッコむ必要はまったくないし無意味だ。」ということにしておきましょう。


    (2009/7/28)

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    2009年10月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(14) 黄金豹 (ポプラ文庫クラシック)

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    東京都内に「黄金豹」---黄金色の、人間みたいに口のきける、千年の魔豹が現れて、高価な美術品や宝石を盗み荒らし、あとかたもなく消えうせる。

    例によって例のごとくの見え見えのお話なんだが、今回の種明かしはなかなか懇切丁寧に解き明かしてくれた。それでもちょっと無理が多かったが。。。

    あと、普通の会社員だとか、小林少年が平気でピストルを持ち歩くというのはいかがなものか。

    また、本シリーズ、順不同に読んでいて、本作が7作品目であるが、小林少年が落とし穴の罠に引っかかるのはこれで2作品目。昔、流行ったなぁ。。。

    (2009/7/17)

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    2009年10月07日
  • D坂の殺人事件

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    この本、団子坂にある喫茶店「白梅軒」で読もうと思っていたのだけれど‥残念ながら存在しないようだ。代わりに、この夏、団子坂の先の三崎坂にある「乱歩」にて読むが、長時間ねばること能わずにつき、表題作「D坂の殺人事件」他数編を読むに止める。その後しばらく放ってあったのだが、先日ふとした切っ掛けで発見され(未読・途中放置の山から‥)読み切った。10編の短編及びSSが収録されているが、その中で最も面白かったのは「虫」。主人公の狂気と執着が妙に理解できた‥というか自分の中にある何かが彼の行動に強いシンパシーを感じたのである。また、そんな風に思う自分の心に嫌悪や恐怖を感じることなく嬉しく感じたのも事実である

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    2011年07月21日
  • 黒蜥蜴

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    びっくりするほど進む・進む
    半日で読み終わった。

    嫌いではないけど、ちょっとイメージと違ったかな。

    今度は三島由紀夫の脚本の方を読みたい。

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    2009年10月11日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    あらゆる種類の恐怖がぎゅっと詰まった、怖い本です。双子のくだりがぞっとしました。主人公にせまる男がいますが、萌というよりはホラーです。

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    2009年10月04日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(11) 鉄塔王国の恐怖 (ポプラ文庫クラシック)

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    巨大ザリガニが人間を襲撃するお話(「海の底」)を読んだ、その次に手にした本書が、人間より大きなカブト虫の出てくるお話だったとは、なんとも奇遇というか。。。


    これまでに読んだ作品に比べて、本書では種明かし(カブト虫パワーの秘密)を少々手抜きしているんじゃないか?と思われる面もありましたが、ネタバレしていながら飽きさせず面白いのは相変わらずでした。

    それにしても、
    P.107「そうすると君は、あの名高い少年助手の・・・・?」と問われて、
    「(はい)小林です。」と、あっさり応えるかよ?!

    小林少年には、少々謙譲の人徳を備えてもらわにゃね。

    (2009/6/22)

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    2009年10月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(8) 透明怪人(ポプラ文庫クラシック)

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    最近「K21」と映画にもなっていますが、江戸川乱歩の少年探偵シリーズです。個人的にはこの作品が展開やオチも一番好きですね。
    江戸川乱歩はいろいろと怖い作品をいっぱい書いているんですが、このシリーズは小学生も安心して読めますね。

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    2009年10月04日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(13) 海底の魔術師 (ポプラ文庫クラシック)

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    ネタバレ

    房総半島の村に現れた鉄の人魚。何者かに追われる男から鉄の箱を預かった宮田賢吉君。暴漢に襲われて死んでしまった男。明智小五郎に相談する賢吉君。鉄の箱の中身は沈没した大洋丸についての書類。書類を奪おうとする謎の男。大洋丸にのせられていた金塊。金塊を引き揚げる為の作業。大洋丸の周囲を取り巻く鉄の人魚と潜水艇。明智小五郎が持ってきた潜水艇。船から誘拐された賢吉君。鉄の人魚のボス。敵の秘密基地に侵入した13人のはだかの勇士たち。ジャックに変装してボスと対決する明智小五郎。

     2009年5月5日購入

     2009年6月21日初読

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    2015年03月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(14) 黄金豹 (ポプラ文庫クラシック)

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    東京都内を暗躍する黄金豹。被害者の屋敷や事務所などの密室から消えてしまう。
    明智小五郎の推理。


     2009年5月5日購入

     2009年6月22日初読

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    2009年10月07日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    あけちさんは
    なんだかKYな
    髪が長くて
    色素が薄くて
    メガネのイメージになってしまいました

    今まで陣内さんだったのに!

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    2009年10月04日
  • ふしぎな人~江戸川乱歩全集第21巻~

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    「かいじん二十めんそう」を読み終えたら、また、「かいじん二十めんそう」がはじまったので、ビックリしました。

    少女向けの雑誌には、少女が活躍する物を、幼年向けの雑誌では、表現を簡単にして、と、やっぱり乱歩のすごさと、俗さを両方味わえる1冊です。

    意識していて、それがモノになるというのは、やっぱり並々ならぬ愛のたまものだと思います。

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    2010年04月10日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    前作「透明怪人」でお縄になってしまった怪人二十面相が、獄中から「四十面相」と改名、脱獄予告するところから始まる。。。という、何とも荒唐無稽ですが、昔の子供向けということでまぁよしと考えましょう。

    小林少年が四十面相を相手にきみ呼ばわりのタメ口でやり合うのには参ったというか、あり得んなぁ。。。

    また、怪人二十面相が、「いくら悪いことをしても、けっして、人を殺さないというのを、じまんにしていました」というのを逆手にとった作戦もありましたが、あれはどっちが悪人かわかりませんでしたねぇ。。

    などなどありましたが、かなり予定調和というか、素直にスラスラ読める楽しいお話でしたので、やはり予定通りバッ

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    2009年10月07日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    このシリーズのカバーデザインいいよいいよー。コンプしたい。
    あと角川文庫のちょっくらポイントがやっとこさ100p貯まった。だって近所の書店に売ってるの結構オビついてないんだもの。

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    2009年10月04日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

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    本作では黒い魔物に少年探偵団と明智小五郎が挑む。本作品を読むと、東京の夜に暗闇があった時代だなぁという事がよくわかります。街灯が整備されコンビニが街を賑わす現代は怪人やモノノケが活動しにくくなったものです。

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    2009年10月04日
  • 何者

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    これだけの雰囲気を出せる文才に脱帽。
    ただ「暗黒星」は途中から犯人が分かってしまい、なんとなく残念。
    それでもやっぱりすごかった

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    2017年07月26日
  • 人でなしの恋

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    乱歩のマイナーな作品集。

    そこまで有名じゃない作品ばかり集めたとはいえ、流石は乱歩。

    楽しませてくれた。

    いかんせん、サービス精神旺盛な作者の性分か、どうも話しが見え透いている感はある。

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    2009年10月04日
  • 堀越捜査一課長殿~江戸川乱歩全集第20巻~

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    このありたの物語は、江戸川乱歩マニアには、けっこう評判が悪いようです。
    これまでも、ときどき注釈にツッコミをいれられていましたが、この巻は、酷い。

    でもこれは、わたしは、乱歩が酷いのではなくて、注釈が酷いと思います。
    注釈なんて、自分の解釈を披露する場じゃねぇだろう。でしゃばってんじゃないよ!!

    1つ1つ読んでも、それほど悪いとは思いません。
    トリックの焼き直し?それがどうした。
    前の物語との整合性?それがどうした。

    夢こそまこと

    その意味が、わかってねぇんだろうな。
    こんな風に、乱歩をバカにして悦にいるんじやなくて、自分の頭で物語を補完しろ。

    そう言いたくなりました。

    そういえば

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    2010年04月10日
  • 魔術師~江戸川乱歩全集第6巻~

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    えーと、明智小五郎が、結婚する話です。
    話は、無駄に長い気がする……。

    あと、小林少年が初登場します。

    こういう展開なら、出版された順番じゃなくて、書かれた順番に読んでいった方がよかったのかなと少し後悔しています。

    前半は、やっぱり、傑作を出してくるので、後半は、ちょっとこわいなぁと思ったりしています。

    今から、読む順番を変えるか?

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    2010年04月10日
  • 月と手袋~江戸川乱歩全集第18巻~

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    なぜ、二十面相が、これほど執拗に、わざわざ明智や少年探偵団を指名したようにして、事件をおこすのか?
    実は、わたしは、以前からなんとなく考えていた彼の正体が、今回、わかったような気がします。
    そして、不可解な彼の目的も。

    されを今、ここで書いちゃうのは、とっても無粋な気がするのでやめておきます。
    でも、明智小五郎や、小林少年が、世代交代をしているのならば、きっと二十面相の方も世代交代をしていて、そして、少なくともその二代目の正体は、きっと……。

    だから、彼と明智の目的は、実は一緒だったのだと思います。

    少年たちのために。

    そして、それは、もしかすると乱歩の思いとも重なっていたのかも。

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    2010年04月10日