枡野浩一のレビュー一覧

  • 僕は運動おんち

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    何かというと死にたくなる気弱な男子高校生が主人公でちょっとイライラ。でも読み終わったあと髪の毛が切りたくなり、前髪をばしばし切ってしまった。ちょっと切りすぎ(-"-)

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    2011年09月07日
  • 結婚失格

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    枡野さんの描く小説が好きで、
    短歌は、買って読もうと思う自分ではないので読まないだけで、
    何かの拍子に目にするものはおもしろいな、と思っていて、
    そういうわけで枡野さんの本を漁っていたときにこの本の存在を知った。
    うわ、そんなこと書いちゃうんだーと、読んでみたくなったのは、興味本位というか、噂好きのおばちゃんの域を出ない感じだった。

    短歌はもともと感情をストレートに表すものだけれど、
    書評部分と言い、解説といい、興味本位で覗いちゃいかん世界だった。濃いいです。

    いや読んでみて良かったよ、でも。
    そこに人が居る、という感じがした。
    男の人と、女の人では、感想が違いそう。

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    2010年07月26日
  • 淋しいのはお前だけじゃな

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    私、勝手に本のタイトルの最後に「い」を入れちゃってたんですが、この「お前」とは枡野氏自身を指す事がこの本を読むと分かります。

    枡野氏と言えば「ショートソング」で大ブレークした歌人であり作家ですが、この本には35首の歌が綴られて、ひとつひとつの短歌に、枡野氏の若い頃の思い出がエッセイとして綴られています。

    彼、そーとー、繊細で暗い面がある人だな、と言う感想を持ちました。

    私がいいな、と思った歌を紹介しますね。

    感染はあの冬の日の それっきり潜伏期間九年の恋

    枡野氏は、「叶わない夢は、永遠の片思いのように、そのまま心の隅で発熱し続ける」。そして、人には「叶ってほしくない夢」や、「思い続け

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    2010年07月21日
  • 結婚失格

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    うーん。この人、生きづらいだろうなあ。痛々しい。
    せめて仕事がうまくいってほしい、と切に思いました。
    でも、小説としてはどうでしょう。そっちに行くのでしょうか。

    コントはものすごくすばらしいのに、芝居を書いたらもう全然魅力的じゃなかった人のことを思い出して、あの残念さがよみがえった。
    その人の芝居はもう観に行かなくなってしまったけど(コントは相変わらず鳥肌がたつほどすばらしいのに!)、今は芝居もおもしろいのかなあ。あのがっかりさをもう一度味わうのが怖くてまだ行けない。

    ものを生み出す仕事って、大変だなあ。

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    2010年07月20日
  • 淋しいのはお前だけじゃな

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    枡野浩一による自身の短歌解説集。
    この人の短歌は何でこんなにストレートで真っ直ぐに心に届くんだろう。

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    2009年11月11日
  • 石川くん

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    枡野さんのコラム的なのは実はあんまし好きじゃないのにジャケットに負けた。
    これから石川くんの歌に出会うたびにいろいろと深読みしてしまうと思います。

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    2010年08月05日
  • 淋しいのはお前だけじゃな

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    一冊で二度美味しい本。
    文章を読んだ後、是非挿絵を見て欲しい!
    絵本みたいで、私はラストで「わー!!」って叫びそうになった。淋しくて。

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    2009年10月04日