雨宮まみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「こじらせ女子」という言葉が流行ってから早数年。
その当時にはまったく気にもしていなかったけれど、その言葉の語源ともなった当書の著者・雨宮まみさんが急逝したとのことから、彼女の生き方に興味が沸いて、本を手に取りました。
「女子をこじらせて」
タイトルだけではどういう方向にこじらせてるのか分からなかったけれど、こ、これは相当こじらせてる…!!
暗黒の学生時代や女であることを受け入れられないところなど、自分と共通するところもありその点は共感できました。
出版社勤めの会社員時代、フリーライター時代とどんどん「こじらせた女」であることの屈折…一つ一つの文章から怒涛のような怒りやら苦しさが伝わってきた。 -
Posted by ブクログ
2014年5月初版
雨宮まみ著
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「美に対する意識」「女性のあるべき論」「女性のいきにくさ論」等、“美しさ”や“女性がどのようにあるべきか”ということに対する女性本人の持つ意識や、コンプレックス、そして周囲からの目線について語られた一冊。
著者自身が、かなり自分自身にコンプレックスを持っており、個人のエッセイ的な進め方に終始する部分もあるが、自分にしかわからなくても、自分の信じる“美しさ”を持ち、意思を持って突き進むことが重要である、と考えている。
現代の女子(だけなのか、普遍論なのかは微妙)は自分の中と、外からの目線全てに縛られて生きにくいが、自分の価値観を自分で貫き通すことが出来るの -
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Posted by ブクログ
タイトルだけを見ると、世間が勝手に押し付けてくる美の基準をマシンガンでぶっ壊し全女性がより自由に生きること推奨系なイケてる毒舌本にも見えますが、中身は常に周囲に気を遣い相手の立場に立って考えるがゆえにがんじがらめになってしまう心優しい非リア系な著者の、美しくありたいと悩む若い女の子たちへのメッセージが自分の実体験とともに綴られている非常に当たりのやさしい本です。コンプレックス、美人への嫉妬、似合う服が分からない、彼の好きな服ばかり着てしまうetc、これを読んでしみじみと共感しない女性はあまりいないのではないでしょうか。語られている悩み自体はよくある女の子の悩みばかりのようにも見えますが、著者が
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Posted by ブクログ
つまらんかった。
完全に、自己否定ちゃんが
自己満のために書きなぐった、
自分よちよち本だった。
疲れた。
フェミニンさんが推してたのはわかるけど、
あー、はいはい。って感じだった。
友達には絶対なれんな‼︎
再読。
こんな意見書いた記憶ないが‼︎
むしろすげーわかる‼︎って読んだが‼︎
過去の私はどうしていたのだ⁉︎
巻末対談の中
高校時代に普通に恋愛してきたとか、普通に青春してきた人たちは、自分のことでいっぱいいっぱいになってないから余裕がある。そんで、今はその余力で世界から貧困を無くそうとか有意義な活動してたりする。
自分のことでいっぱいになってない人は、世界に目を向けたり、社会のこ