雨宮まみのレビュー一覧

  • 女の子よ銃を取れ
    昔そういうパンツはあなたの体格には似合わないよ、と言われたことを5年ほどたった今でも気にしてはけなかったり。今の自分がいやで仕方が無いから、逃げ道として服を買いに行ったり。そんな風な自分自身のエピソードを思い出した。
  • 女の子よ銃を取れ
    日本人女子は容姿への姿勢に対して何重にも呪いをかけられている。「美しくなりたい」と誰もが思ってなければならず、しかも外見だけ「ただ美しくなりたい」のは虚栄であり悪であると責められ、かといって外見の美を追求してないと「女としてどうなの?」と責められる。「こんな飼いならされた欲望はクソだ、もっと自由な世...続きを読む
  • 女子をこじらせて
    人によってこじれる場所は色々だけれど、女子をこじらせるっていうのは普遍的な割に書かれてこなかったし、読んでない。(日本には私小説というこじらせ文学の大伝統があるのに、女の私小説って上手く当たらない。)わが身に引かずにこれが読める人は少なかろうというくらい、私小説してます。
  • 女子をこじらせて
    立派な社会学の本でした。
    著者が、女という枠に人生を費やして葛藤、そして答えを導くまでが書かれてあります。
    三章は熱くなりすぎてる感が否めませんが、非常に面白かったです。
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
     わたしは間違いなく「こじらせ女子」です。

     そしてこじらせ女子カーストの中で下から2番目だと思います。
     「一応性の対象としては見てもらえる位置」と言いますか。

     今年の総括というか、大きな出来事として、
     6年以上付き合った彼氏と別れたことが挙げられます。

     別れたというか、
     「別れませ...続きを読む
  • 女子をこじらせて
    帯は
    「全国のこじらせ系女子に捧ぐ!
     非モテからなぜか“職業・AVライター”に。
     曲がりくねった女子人生を描く
     怒涛の13万字!!!!!!!!!!!」

    ネットでずーっと気になっていて
    1500円で躊躇していましたが
    偶然にも本屋さんで出会い
    パラパラと数ページめくると・・・・思わず購入しちゃ...続きを読む
  • 女子をこじらせて
    周囲も私も、所謂こじらせ女子だと思うけど雨宮さんのこじらせっぷりが本物すぎて、ドキドキしながら読み進める。「あぁ!!わかる!!辛い、、」って思う一方で、「ここまで?!」と思ってしまうところもしばしば。
    女としての価値や見られ方、AVライターとして働く上でそうじゃないのに、どうしてわかってくれないんだ...続きを読む
  • 女子をこじらせて
    こちらもインド旅行中に読んだ本。林真理子の「野心のすすめ」の後に読んだので、女子の上昇志向のベクトルの違いというか、負け犬なりのリベンジ手法のいろいろを比較できておもしろかった。私は断然雨宮さん派だよ!
    っつーかここまでぶっちゃけてくれてすごいよ、尊敬だよ。なんだか感謝の思いでいっぱいなのです。あり...続きを読む
  • 女子をこじらせて
    私はゴリゴリの男ですが、職場に喪女が多く、こじらせ女子には比較的免疫がある方だと思います。しかし男の大半は、「女性性を誉められることで嫌な気分になる女」がいるなんて夢にも思っていません。こういった本が世に出るのは非常に良いことだと思います。(ちなみにうちの嫁もかなりこじらせてます。結婚式にかなり抵抗...続きを読む
  • 女子をこじらせて
    前向きに死にたくなる。

    多くの人が恥ずかしくて外に出せない部分を言語化してくれていて、勇気のある方だと思う。
    勇気があるって言い方おかしいな。なんだろう。正々堂々としている??
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
    ところどころ名言がたくさんあって、一気に読めてしまった。「Charaってあらためてすごく良いよね」っていうのが印象に残った。自分の少女性や女性性を否定するでもなく、けれど一般的な女性らしい服装とか表現にすり寄るわけでもなく。私も10代の頃から憧れだった/おかざき真里さんの「男の人ってもれなく母親が理...続きを読む
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
    インタビューというよりは、対談ですね。
    こじらせているという実感があったけれど、これを読んで確信に変わり。
    とはいえ、ここまででは。という猛者の話もあって、楽しめました。
    若い女の特権みたいなものを使おうと思えば使えたかもしれないのに、意地を張ってというか、そんなものは私にはないとか邪道だとか正しく...続きを読む
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
    こじらせ系は食傷気味かもと思いながら読み始めたものの、やっぱり面白い。
    湯山玲子さんとの対談を含め、雨宮さんにアドバイスをする側の人が出てくるので、これまでとは少しスタンスが違って、こじらせ側でない人でも読みやすいような気がする。
    女性はもちろん、男性でも、バランスをとるのが苦手な人ほど魅力的ですね...続きを読む
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
    うわぁ!ページをめくる度に悶えまくり!付箋だらけですよw 自意識もんだい、つらい… つらいが、この本には処世テクてんこ盛りですったら!
    うむ。このテの内面が可視化されただけでも、よい時代になったと言えるのかも。口外することなく、くすぶりまくりでしたものね、オレのじんせいw
  • 女子をこじらせて
    著者の職業などは珍しいものだけど、いろいろぐるぐる考えたりしていることは、多かれ少なかれ、共通なとこもあるな…と思いながら読みました。
    早くに亡くなられていて、大変だったんだろうなと思います。いつでも両親は味方だったって、沁み入ります。
  • 女子をこじらせて
    こじらせたお話。でも内面の深掘りがすごい。
    ただ、みんなも書かないだけで色々と抱えてる人は多いのでしょうね。忘れがちな事ですが
  • タカラヅカ・ハンドブック
    初心者向けタカラヅカガイド。

    でも、初心者にはこの熱さは伝わらないだろうな(笑)
    初心者向けガイドというより、ハマったな、と感じたら読む本、そして、既にファンの人が知識の再確認をして、ふふふ、そうそうと微笑む本でした。

    挿絵的なマンガは、はるな檸檬さん。
    P77のマンガは、よくあるハマッた人が陥...続きを読む
  • まじめに生きるって損ですか?
    「正しい」ことが人を追い詰める。正しさだけで解決できないことがあるから人間なんだって思った。
    「正しさ」という凶器を振りかざさないようにしたいって思った。
  • まじめに生きるって損ですか?
    愚痴くらい批判されずに自由にこぼせる世の中になるように
    正論と正論じゃな片付けられないものに挟まれているのが人間で、だから苦しくて面白いものなのに。
    そのグレーゾーンを切って捨てようとするなんて馬鹿げている。愚痴はグレーゾーン。
    人と人とのつながりはグレーゾーンの中で生まれていくもの。
  • まじめに生きるって損ですか?
    いろいろな方の、お悩みに、
    その方に合った、お飲み物を添えて、
    筆者の意見を語っておられて、

    自己啓発本とは、また違い、

    読み終わったら、暖かい気持ちに、なれました。
    「え?こんな人が、こんな事で悩んでるの?」

    と、人それぞれ、
    皆さん、お悩みを抱えていらっしゃることに、
    私は救われました。
    ...続きを読む