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Posted by ブクログ
久しぶりに、人間の、というか女の、本音を書いた文章を読んだ気がする。
ここまで赤裸々に書かなくても…なくらい、女子をこじらせてしまった筆者ネガティブでどろどろとした感情とこじらせ街道を突っ走ってきた(黒)歴史がありのまま描かれている。
私だけじゃなかったんだ!という安堵感と、そこまで卑屈にならなくても…というちょっとイタい感じと、色々ごちゃまぜになったというのが素直な感想。でもそれが自然な感情なんじゃないかと思ったし、最近はあまりに綺麗な文章にばかり触れていたことに気付いて逆にすっきりした。
コンプレックスというものはなかなか困ったもので、他人からみれはたいしたことなくても、自分がそう思えばそうなってしまう。早い話が思い込みなのだけれど、気にしなければいいなんてそんな簡単なもんじゃない。それができればこじらせてなんかいない。
こじらせ方は人それぞれ、それぞれのこじれと葛藤とジレンマの中で戦っている。こじらせながら戦いつつも、自分は自分という人間からは逃れられないのだから、自分とは一生付き合っていかなければならないのだから、長所も短所もひっくるめて、自分をありのまま受け入れられるようになれたらいいなと思う。
☆5つけましたが、誰が読んでも面白いという類のものではないと思います。刺激強めなのでご注意。
Posted by ブクログ
「こじらせ女子」という流行語を生みだした雨宮まみの出世作。
“自分には女としての価値なんかない”という屈折した思いを抱える女性は平安の世から存在していたように思うけど、それに“こじらせ”という明確な言葉を与えたのは多分、この人が初めてだったんじゃないだろうか。
似たような言葉で能町さんの“モテない系”があるけど、“こじらせている”のはあくまでも自分視点で、“モテない”のは客観的な事実という意味で似て非なる言葉かと思う。
本書はこじらせ女子の生態解説書というだけでなく、こじらせてがんじがらめになった自分からの解放の指南書でもある。
こじらせ傾向のある女子には、ぜひ10代のうちに読むことをお薦めしたい。
Posted by ブクログ
濃厚。
えげつない、直視したくないことがたくさん。よくこんなに一般人の人生を堂々と公開した。
なので、きっと色んな人の、言えない気持ちと共感し合う本だと思う。
あたしは、苦しんだばかりだった、転職前の気持ちの羅列なんかにすごく共感。
「女だから」論、に対する不快な気持ちも、多くの共感を産むことでしょう。
女で、人生色々悩んでこじらせてる人、共感が沢山あって癒された。雨宮まみ、峰なゆか、久保ミツロウ、能町みね子とか、この辺の人たち。多分自分と近い。本やネットなんかのメディアで思う事を率直に堂々と共有出来るなんて、便利な時代に生まれたなぁ。
あんまり女同士で傷の舐め合いみたいなことをし続けるのも健全じゃないと思うけど、女は他人と感情を分かち合うことを快感に感じる生き物だと思うし、
やっぱりなんか気持ちがラクになった。
いわゆる黒歴史が、大人になってやっと直視できて、そして客観視できて浄化と肯定できて、今の自分に素直に統合されていく感じ。アラサーで悩んでしんどいのも悪いことばっかりじゃないなー
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