Posted by ブクログ 2014年11月29日
このひとすごいわ。『女の子よ銃を取れ』でもかなり感動したけど、これはすごい。鬼神のような文章でした。
内容、はもちろんやけど、文章の書き方がすごい。ここまで自分のすべてをさらけ出せるひとの本は、勢古浩爾さんと数えて二人目です。
独白、のようでいて、目の前にいて、自分、そしてすべてのひとに宛てられてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月03日
上野のちずちゃんのお薦めなので読んでみた。サブカル系AV好きスクールカースト下位の女子がいかに生き、AVライターになったかっていうぶっ飛んだ本。露悪趣味なところがあるので、好き嫌いは分かれると思うけど、僕は好きでした。特に後半は優れた「女性論」で、引用したくなるセリフがたくさん。1つだけ引用すれば、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月06日
久しぶりに、人間の、というか女の、本音を書いた文章を読んだ気がする。
ここまで赤裸々に書かなくても…なくらい、女子をこじらせてしまった筆者ネガティブでどろどろとした感情とこじらせ街道を突っ走ってきた(黒)歴史がありのまま描かれている。
私だけじゃなかったんだ!という安堵感と、そこまで卑屈にならな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月24日
非モテからなぜか「職業AVライター」に。「女子」という生きづらさを描き出す、平成こじらせガール漂流記。久保ミツロウとの特別対談も収録。ポット出版ウェブサイトでの連載「セックスをこじらせて」に加筆修正し書籍化。
分類上は個人伝記。へぇ。
今さら感がありますが,読んでみました。
自分もなんやかんやと...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月10日
「こじらせ女子」という流行語を生みだした雨宮まみの出世作。
“自分には女としての価値なんかない”という屈折した思いを抱える女性は平安の世から存在していたように思うけど、それに“こじらせ”という明確な言葉を与えたのは多分、この人が初めてだったんじゃないだろうか。
似たような言葉で能町さんの“モテない系...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月26日
濃厚。
えげつない、直視したくないことがたくさん。よくこんなに一般人の人生を堂々と公開した。
なので、きっと色んな人の、言えない気持ちと共感し合う本だと思う。
あたしは、苦しんだばかりだった、転職前の気持ちの羅列なんかにすごく共感。
「女だから」論、に対する不快な気持ちも、多くの共感を産むこと...続きを読む