楠木新のレビュー一覧

  • 会社に使われる人 会社を使う人

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    自らうつ経験者ということで、以前うつをテーマにした本を読んでこの人の生き方に興味を持っていた。サラリーマンでありながら、様々な人物へインタビューを重ねて執筆業を行っているスーパーサラリーマン。すごく精力的で見習いたいと思っていた。一般的な定年年齢である60歳から75歳までが黄金の15年間であるという考え方。これには目から鱗が落ちる思いだった。その準備のために、定年までにどう会社を使って過ごすか、がテーマ。そんな黄金の15年間を考えると、楽しみになってきた。ベストセラーの「定年後」もぜひ読みたいと思った。

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    2021年02月06日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    私は定年後や定年が近い立場ではありません。が、常日頃から日本の社会に漠然と蔓延している「会社至上主義」なる空気に辟易としていました。この本は、自らも会社人間だった過去を持ちかつ定年後それが無くなった時どうなるか経験した筆者だからこそ書くことのできた、「会社至上主義から目を覚ます本」と言えるかもしれません。

    私が特に素晴らしいと感じたのは、「定年後どう過ごすか」という目先の穴を埋めるための本なのではなく、なぜそんなことになってしまうのか、原因を実体験のヒアリングと論理的な考察から追求している点です。原因が分からなければ対策のたてようもありません。
    ですから、定年後というタイトルではあるもののこ

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    2020年11月07日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    いろいろな話がまとまりなく、紹介さている。つまり老後も千差万別で人によってまたく違うということである。とても参考になった。今から動き出そう。

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    2020年08月27日
  • 定年後のお金 貯めるだけの人、上手に使って楽しめる人

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    良い。
    参考になった。
    老後はお金も大事だか、健康に長き働ける事が大事だと思った。
    お金はあった方がいいけど、無ければ無いなりに暮らせば良い。働けたら働けば良い。
    75歳からは高齢すぎて、お金が使え無くなる。

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    2020年08月09日
  • 就活の勘違い 採用責任者の本音を明かす

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    2010年の著作ということを念頭におく必要あり。
    要するに、コロナ以前の在り方ということ。
    但し、本質は変わらないのでその本質をこの本から読み取れる人は今後も採用されるし、それが無理な人はコロナ以降で採用の在り方が変わっても採用されない。
    この本の本質、いつの時代にも変わらない採用に求められるものを読み取れるか否かが就活生にも問われるし、転職者にとっても同じ。

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    2020年06月14日
  • 定年後のお金 貯めるだけの人、上手に使って楽しめる人

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    ネタバレ

    楠木新さんの「定年後」シリーズで、ついに切り込んだ定年後のマネー。「ついに」でもないかな。

    定年後のマネーの本は、退職金や年金の増やし方、守り方、残し方という3つの観点が多いように思いますが、本書はお金が自由に使えるのは70代前半までという前提で説いています。

    プロローグ お金と幸せを一緒にするな
    第1章 老後不安の正体―原因はお金ではない
    第2章 財産増減一括表―まず自分の財産を知る
    第3章 固定費を見直す―使わなければ金は貯まる
    第4章 老後不安と投資を切り離せ―投資はそれほど重要ではない
    第5章 老後資金は収支で管理―資産寿命をどう延ばすか
    第6章 お金を有効に使う―人間関係に投じる

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    2020年04月19日
  • 定年後のお金 貯めるだけの人、上手に使って楽しめる人

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    定年後のお金のことを考えることは、人生の第2ラウンドを、どのような人生にしたいのか、どのような生き方をしたいのかに直結する。資産や収支の管理法等実践的な内容も紹介しながら、主体性を持って生きることが、幸せに・よい顔つきで生きるためにいかに大切かを伝える1冊。

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    2020年02月09日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    ●読んで得たもの
     定年後とは現役と大きく違う(報酬、生活環境)

    ●感想
     まずは今、認識を改めて気を引き締める。
     ゆとりある老後を過ごせるか、後悔しない生き方ができるか考慮しつつ、適宜生活を見直していく。
     74歳までの黄金の15年は能動的に考えて生きていきたい。

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    2019年12月10日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    じゃんけんを続ける
    負けが続いても何かの力になる

    定年後の人ばかりでなく
    病気やリストラ、家族の不幸など
    つらい人にも読んでほしい
    人生のリセットが出来る、と思って
    前を向いて進んで欲しい

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    2019年11月13日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

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    これは、淡々と読んでしまいました。その中で江坂先生の「冬の火花」を何度か引用しているので、是非これを読みたいと思います。
    あと近所の本屋で城山三郎先生の「毎日が日曜日」の帯に楠先生がオススメ!って書いてあって。
    楠木先生って有名なんだ!と感心しました。確かに内容は落ち着いて読めるし実感共感することばかりです。
    これからも先生の本をたくさん読みたいと思います。

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    2019年08月20日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    定年後のリアルがここにある。著者の体験だけでなく、色々な人への取材結果をまとめてある。勇気をもらえるわけでもないが、現実を知ることができる良い本だと思う。

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    2019年06月15日
  • 人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

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    働かないオジサンへの批判本ではない。それを生み出している会社や本人達の要因は考える書。一時点のオジサンの状況をみて判断するのは速いが、オジサン達も自分の存在意義を見出すことができずに揺れ動くことは確かにある。それだけで、高い給料をもらい続けられるほど、余裕のある会社はなくなりつつあるが。

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    2019年06月12日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    事例を多く紹介しておりわかりやすい。定年後の20年を長いとみるか、短いとみるか。できれば好きな事をしながら過ごしたい。2019.3.12

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    2019年03月12日
  • 会社に使われる人 会社を使う人

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    本業一本じゃ、何かあった時、怖いなと思ったときに読んだ。

    定年後に、その気持ちは、どうやら本格的に訪れるらしいことがよくわかった。
    もう一人の自分を今のうちから育てておきたいと思った。

    ただ、定年後のやることをみつけておく、というよりは、会社で何かあったときに、ノーがいえるだけの安心感がまずは欲しい。

    そのヒントとしては、弱い。

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    2019年02月28日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

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    企業の人事を取り扱う新書をよむのは久しぶりだなと思ったが、気づけば『人事部は見ている。』と同じ著者だ。あれ以来の、この手の本。

    つまるところ、こういう本は貴重。
    企業の人事をテーマにするというのは書きにくいことだと思うが、紹介のあった『トヨタ人事方式の戦後史』は興味がわいた。

    前著(人事部は見ている。)よりも、考えさせられる内容が多い。
    あるていどの年代になると「過去の実績を踏まえた配置となりやすい」とか「マネージャー自身がきちんと部下を育成したかを顧みず、仕事ができないと訴えてきたり、やたら転出させたがる人もいる」といった、人事あるあるも実感。

    「左遷」かどうかは別として、「転勤」が本

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    2019年04月16日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    40代会社員は、誰の役に立っているのかわからない、成長している実感が得られない、こよまま時間が流れていっていいのだろうかの3つに集約できる。それをこころの定年と呼ぶ。
    定年後を気にする女性が増えている。
    数多く取り組むことで、それが質に転換する。
    鳥屋籠。
    自分を変えるのは簡単だというが、自分が変わるのではなく、自分と他との距離、関係が変わるだけ。

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    2018年11月17日
  • 「こころの定年」を乗り越えろ 40歳からの「複業」のススメ

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    2016年60冊目
    著者は生命保険会社に勤めており、それなりの昇進も果たしてきた。
    しかし、40歳の時に阪神淡路大震災にあい、このまま会社員を続けてよいのだろうかと揺れはじめ、40代後半にはうつ病になり休職。復職したあとは平社員となる。
    そんな経験から、本書では40代になると会社員はなぜ揺れ始めるのか?
    そして、自分と会社との関係をどう考え、どう乗り越えていくのか
    ということを自らの体験などから紹介。
    私は40代の時はそんなに揺れてませんでしたが、最近ちょっと揺れているかも。
    そんな方に参考になる一冊でした。

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    2018年10月28日
  • 人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

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    思った以上に良い本でした。
    本書中に心の定年と記載があるように、今後のキャリアをどう組み立てようかとちょっと戸惑いがある中、軽い気持ちで読みましたが、若手会社員の方が読んでも有益だと思われる内容でした。

    日本的会社構造の中での会社員としての将来像を想像しつつ、どのような心積りで仕事および会社と向き合うかで、イキイキと仕事をできるか、そうではなくなってしまうかということが非常にわかりやすく示されています。

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    2018年10月13日
  • 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―

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    大企業や公務員など大きな組織で働く人やそのような組織を顧客に持つ人には理解しておいた方が良い事柄.

    本文中の紹介があったが,60年間のトヨタ社内報で報道された人事関連記事をもとに構築した6万人にも及ぶ量的キャリアデータと面接記録による質的データを駆使しながら企業社会トヨタの競争構造を分析した「トヨタ人事方式の戦後史」と言う本があることに驚き.世の中様々な研究があるんだね.

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    2018年10月09日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  人生は二度ある?
    第2章  「もう一人の自分」を発見
    第3章  60歳からのハローワーク
    第4章  最後に戻るのは地域と家族
    第5章  童心に戻る
    第6章  魅力的な先達に学ぶ
    第7章  逆境がチャンスに
    エピローグ  定年準備のための行動六か条

    <内容>
    『定年後』を書いた楠木さんの第2弾。自らの経験と多くのインタビューからまとまられているので、信憑性が高い。その辺の学者よりもいい知恵がたくさん含まれている。まさに定年間近の渡しには響いた。
    面白かったのは、著述業になり、インタビューを多くしている著者を見て、同窓会で友人が「高校時代と変わらない」と言ったシーンだ。結局は

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    2018年06月22日