楠木新のレビュー一覧

  • 自分が喜ぶように、働けばいい。―二つの本業のすすめ

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    いろんな人の人生を読むことができて、仕事は一つで続けるものだと無意識に思っているのだと気づいた。そのような受け身の姿勢から、もっと自分のやりたいことを充実させるように、丁寧に挑戦していきたいなと背中を押された。

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    2025年10月08日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

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    左遷とは何かを会社の人事や役員からの視点と、受け取る会社員からの視点の対比や、他の文学作品の登場人物の描写を交え、感情的ではなく理性的に事実を受け止め、次に進むきっかけを促す内容は理解しやすく読めた。
    ただ文字数稼ぎに思える繰り返しや引用が多い点が残念

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    2025年09月11日
  • 定年後の居場所

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    ・方法論と思って読み始めると外す。エッセイみたいなもの。
    ・でも、こういうものを書けるようになるのも一つの居場所である。
    ・出会の交差点とスターティングノートはメモ行き。

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    2025年07月14日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    著者が見聞きしたり調査したこと、それに対する著者の感想や想い、著者自身の経験が割とバラバラに記されており、それぞれの内容はいいのにまとまりが無いという印象を受けた。
    ■定年後の船旅で会った重い夫婦、軽い夫婦
    ■社会との直接の関係、間接の関係。会社員は
     間接的ゆえ、これがなくなると抜け殻になる。
    ■個人事業主は社会の要請や、顧客に直接的に
     相対している。

    自分はこれから新しい会社に就職するけど、なるべく社会や顧客から離れないよう、高い意識を維持したいと思う。

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    2024年08月26日
  • 経理部は見ている。

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    会社の経費の悪用について、する側と経理視点とに関するエッセイ
    有用とかではあまり無いが両方の視点が書かれていて理解度は上がる

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    2024年08月22日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    学業の成績がよく、大企業に入社。そこそこ出世も果たし、定年を迎える。新しいことを始める器用さも資金の余裕もある。小さいころ虐められた嫌な思い出もなく、故郷が懐かしい。成功者ばかりの同窓会にも必ず出席しお互いを讃えあう。順風満帆に歩んで来た方々に最後の数十年も誤って脇に逸れないよう指南する書。…少子高齢化。年金支給の繰り下げ。有り余る時間を持て余し、現役から離れた寂しさが味わえる老後が訪れるのはどの位いるだろう。老体に鞭打ち限られた能力で働き続けるもまた一つの生き方。今いるここで、一瞬一瞬を精一杯に生きたい

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    2024年08月04日
  • 定年後の居場所

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    2017年に出版された定年後の楠木新(当時63歳)の定年後シリーズ続編(2021年の出版)。前作で言及されていた居場所についての深堀であります。本の中で紹介される、キューバ映画 バスを待ちながら(日本で動画、DVD等入手できない由)の説明が印象的であります。このペースで行くと73歳に到達する著者(2017年辺り)による、更に定年後を深堀した本も期待出来そうであります、★三つであります。

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    2024年07月12日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    1.この本を一言で表すと?
    定年後に待ち受ける現実を明らかにし豊かに生きるためのヒントを提示した本。
    2.よかった点を 3~5 つ
    ・名前を呼ばれるのは病院だけ(p41)
    →こんなことは想像もしていなかったが、よく考えてみるとリアリティのある話だと思った。
    ・地域や家庭において私的な人間関係をどのように築いていくかが定年退職者の課題なのであろう。(p91)
    →男性は特にこの点を注意すべきだと感じた。
    ・定年退職から 74 歳までと 75 歳以降、それに最期を迎える準備期間の三つに分けることが妥当である。(p109)
    →定年から 74 歳までの黄金の 15 年をどのように過ごすかが大切だと思っ

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    2024年06月16日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    ・お金がやりくりできるなら、やりたいことを見つける。でないと、いつまでも切った貼ったはできない。
    ・人の役に立つ。いくばくかの報酬を貰う。今の物差しでのプライドは捨て去る。

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    2023年12月04日
  • 転身力 「新しい自分」の見つけ方、育て方

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    【目次】プロローグ 自身の可能性を探る
    第1章 なぜ転身力なのか―「新たな自分」を発見する
    第2章 転身の3条件―行動、語り、大義名分
    第3章 プロセスが大切―新旧のアイデンティティ
    第4章 顧客を見極める―自分の土俵で勝負
    第5章 師匠を探せ―出会わないと変われない
    第6章 人間万事塞翁が馬―挫折、不遇はチャンス

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    2023年10月17日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    早めの、定年後の準備を勧めている本です。
    人生の後半戦、黄金の15年をどうやって楽しく過ごすか提言がされており、参考になりました。

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    2023年09月14日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    将来、働き方は変わるとしても、ふと先を見据えて。

    ・「してもいい自由」に比重を置く「誉生」と「しなくてもいい自由」に比重を置く「余生」

    ・準備に3年、3クール
    ・一方で脈絡なく生きることも
    ・目的地を決めて自分でルートを選ぶこと

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    2023年06月18日
  • 75歳からの生き方ノート

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    著者は生前準備を完全否定。リ・スターティングノートの考え方自体には興味があったので、よけいに考え方の違いを意識させられた。

    あと、取材したとかテレビに出たというのが自慢に聞こえて、鼻に付いた。

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    2023年04月25日
  • 会社に使われる人 会社を使う人

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    ネタバレ

    楠木新さんの書籍な読みやすく、ほぼ50歳の今の自分には納得感が高く、なんとなく考えていること、思っていることをうまく言語化してくれる。
    会社、個人双方にとってWin-Winとなる為に、「もう一人の自分」を作りましょう、そうすれば本業(サラリーマン)、「もう一人の自分」が。”ピンクレディー効果”としてうまくいく、定年後に向けて、「いい顔」で生きられる。
    また、会社として間接的に社会につながるだけでなく、個人として直接的に社会につながる手段として「もう一人の自分」を持つことによって、「いい顔」で生きられる、ということらしい。
    なお、自分のようなあまり社交的でなく、内向的な人でも社会とつながることを

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    2023年04月18日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    定年をめぐっての個別のケースを中心としたエッセイといったところか。定年後に問題を抱える人は多いがやはり経済的課題の克服が最大。経済的なものを度外視して定年後もいきいきと過ごせる人はやはりすごいの一言。個人の心構え次第ということで、たぶんそうすることはできない自分は情けない。定年後がますます不安になった。

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    2023年03月24日
  • 自分が喜ぶように、働けばいい。―二つの本業のすすめ

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    著者の体験の話が中心なので、それを踏まえて取り入れられる部分を探すイメージで読む必要がある本かなと。

    会社に属して活動するメリットも述べられており、そこが個人的には良いポイントでした。

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    2023年01月08日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

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    ネタバレ

    京大法学部、大手生保で人事労務、のち支社長
    MBA


    すべての異動に意味があるというよりは、空いているポストに人を当てはめるという実務上の理由だけのケースもある。
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    ● 40歳以降、自力による敗者復活はほぼない。
    他人頼み、自分の努力や能力を磨くこと、すなわち自力で実現できるものではない

    40代以降に再び評価を得るケースは、ほぼ次の3点に限られる

    1 過去に一緒に仕事をした上司や先輩からのヒキ

    2 上司や先輩が事故や病気で出社できなくなったときの穴埋め。会社は継続的に業務を行う必要があるので、力不足と思ってもその人材を昇格させて急場をしのぐ

    3 女性登用などのように、対外的なア

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    2022年10月30日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    ネタバレ

    日本型雇用システムでは、能力やスキルだけで評価されるのではない。
    40歳を過ぎるころに、働く意味に悩む「こころの定年」がくる。死が人生の定年、60歳が就業規則上の定年。
    60から74歳までが黄金の15年。子育てが終わり、体もまだ動く。定年後は、74までと75以降、最後を迎える準備期間、の3つに分ける。

    お金持ちでも、高級品にお金を出す人と、出さない人がいる。

    在職中は年金の話をするが退職後はしない。お金よりも人が来てくれた方がうれしい。
    経済学の中でも、経済史や経済思想史のほうが年をとってもけんきゅうをつづけられる。実証系は年を取ると難しい。

    著述業も商売である。商売は仕入れと販売がある

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    2022年10月07日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    楠木新(1954年~)氏は、京大法学部卒、大手生命保険会社で人事・労務、経営企画、支社長等を経験したが、47歳の時うつ病で休職したことをきっかけに、勤務と並行して、大阪府立大学大学院経営学研究科MBAを取得、関西大学商学部非常勤講師を務め、「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。定年退職後、楠木ライフ&キャリア研究所代表、神戸松蔭女子学院大学人間科学部都市生活学科教授。
    私は、5年ほど前に一度転職を経験した50代後半の会社員だが、人生後半の生き方には多分に漏れず不安を持っており、これまで、五木寛之、斎藤孝、出口治明、佐藤優、弘兼憲史、大前研一らの書いた指南本を読んできて、それぞれに書

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    2022年06月16日
  • 会社に使われる人 会社を使う人

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    「定年後」参照。

    以下、引用

    ●ここで大事な人生戦略になるのが、”もう一人の自分”をつくっておくということだ。主体的な生き方は、その”もう一人の自分”に任せればよい。そうすれば、定年後の人生を積極的にチョイスすることにつながっていく。
    ●なぜなら日本の会社の給料は、能力や成果に対してではなく、共同体の一員である「人」に対して支払われる面があるからである。また、「能力がない」といって無慈悲に社員を解雇することもない。非正規雇用者が不利益を被る状況が生まれているのは―もちろん、それでよいとは思わないが―多くの日本の会社が正社員を、”共同体の内側にいる仲間”と見なしている裏返しといってよい。

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    2022年03月06日