楠木新のレビュー一覧
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人生を二毛作、三毛作に例え、次の段階に進むことを躊躇わないことが大事だという内容である。言うは易く行うは難いのが転職だ。
私は一度転職と言えば言えるものを経験しているが、それは自ら進んでそうしたわけではない。不可抗力に従ったまでだ。でも、私の場合は小さな転身なので多くの人は区別がつかないはずだ。本書では全く別の職種に転身した例が幾つも挙げられている。
本書によれば転身のきっかけは様々だ。震災などの天災が環境を変えたことがきっかけになることもあれば転勤や会社の倒産がきっかけの事例もある。ただ、次の生活で上手くいっている人は、苦労を苦労と思わず、やるべきことに打ち込めるという共通点がある。こ -
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身の回りに絶対いる、働かないオジさん。
残念ながら、働かないオジさんには誰もがなりうる。
なぜなら、属人的問題だけでなく構造的問題も絡んでいるから。
そして、働かないオジさん自身も苦しんでいる!
↓以下要約↓
【序章】「働かないオジサン」は未来の自分自身
そうならないために、「自分の代わりがいない」という確信を持つためのビジョンを持ち努力すること。
「こうした仕事をやりたい!」と言えること。
自らの個性を活かして働くこと。
【第一章】あなたの隣の働かないオジサン
「いい顔」で働けない = 「働かないオジサン」
商店街の働かないオジサンとサラリーマンの働かないオジサンには大きな違 -
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定年後の生活には年金だけでは足りません。2000万円くらいは貯めておきましょう。と、放言した政府はバッシングを受けた。が、それなりのお金を貯めておき、定年後に備えるのは当然だろう。巷では、定年に向けてのお金の増やし方や運用方法についての話題があふれている。
しかし、お金はお守りじゃない。持っているだけでは意味がない。貯めたお金をどうやって使うか、何を買うか。定年後の人生を豊かにするために、お金の使い方を考えようというのが、本書の趣旨。
とはいえ定年後の人生は、あと何年続くのかわからないから、お金を使うことに慎重になり、不安になる。その不安を解消するために、著者は年に数回、定期的に財産増減一