楠木新のレビュー一覧

  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

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    本書を手に取る人は、人事上の左遷に何らかの関心をもったか、実際に左遷と思われる処遇を受けた方々であろう。サブタイトルが示すとおり、左遷は、組織の論理と個人の心理・心情のギャップから生じる。これを丁寧に参考文献やインタビュー、著者自身の経験から検討がなされている。意外だったのは、菅原道真や森鴎外が左遷された例として紹介されていたことだった。また役職・地位は下がっても、給与に影響が無い場合も、左遷にはあるという。左遷とは、辞書的な語義は置いておいて、「順調に走ってきた者が、意外な人事によって先が見通せなくなり立往生するという、人の一般的な悩みに共通する素朴な物語」(p.15)という著者による紹介の

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    2025年04月13日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    漠然としていた定年後の不安が少しクリアになった。
    人生後半戦は3段階。
    45-60歳→現役バリバリ世代
    60-74歳→黄金の15年
    75歳以上→プラチナ期間

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    2025年04月01日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    しみじみとした語り口で、定年を切り口に人生にとって大切だと思うことを記している。

    メモ
    ・子供の頃からを棚卸し
    ・定年後の自由時間は、20〜60歳までの労働時間時間に匹敵する。八万時間。
    ・ボランティアでなくマネタイズを意識する
    ・現役でいることがすべてに勝る

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    2025年03月21日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    やっぱり働いていた方が人間には良いのかも知れません。なんとなくわかってたけど。現役の時には、それがわからないのだろう。

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    2024年10月12日
  • 人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

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    働かないオジサンはどのように生まれるのかを知りたくて読んでみた。本人の問題だけでなく会社の仕組み、社会の仕組みがそのようなオジサン達を生産しているということがよくわかる。ただ、だからと言って本人に問題がないというわけではない。著者は「こころの定年」といっているが40歳前後で訪れる第2の職業人人生への通過儀礼を乗り越えられていない人が「働かないオジサン」に陥るという。この通過儀礼への対処は孤独で、辛い作業であるという。これはまさに以前読んだ「トランジション(ウィリアム・ブリッジズ 著)」ではないだろうか。トランジションを上手く乗り越えることがその後の人生を豊かにできるか否かのポイントだと思った。

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    2024年10月09日
  • 自分が喜ぶように、働けばいい。―二つの本業のすすめ

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    いろいろと頷くことが多くて、背中を押される本。

    4.50代になると、「最近、成長している実感がない」「今の仕事は誰のためになっているのか」など疑問を持ち、よい顔で働けなくなる人が多い。また、順風満帆でやってきた人が、人事や病気などで挫折することもある。そのときに、第2の本業(副業ではなく)を持っていると、どちらの仕事にも前向きに取り組むことができる。会社員でいるだけでは分からなかった会社組織の良さ(グループで働くことで助け合えること分業できること、安定した給与が確保できること等)が実感できる。
    第2の本業を見つけるときに大事なことは、好きなことをするだけでなくて、自分の「お客さん」は誰なのか

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    2024年01月24日
  • 自分が喜ぶように、働けばいい。―二つの本業のすすめ

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    ・第二の本業を見つけることで、イキイキした人生送れる。確かにそうだけど、今子育て真っ盛りで自由な時間がない中で読んでしまったせいか、今第二の本業探しができていないことへの焦りを強く感じてしまった。
    ・本書を読んで、今の自分はイキイキした人生を過ごしているなと再認識できてよかった!

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    2023年10月22日
  • 自分が喜ぶように、働けばいい。―二つの本業のすすめ

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    ネタバレ

    40代から2足の草鞋で成功した方の本

    自腹をきる
    個人事業主に近づく
    本業で培った内容を活かす。
    さまざまな人の講演を聞く

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    2023年09月01日
  • 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―

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    仕事柄、人事評価や人事設計に携わることがありますが、その際に過去の遺物とも言える年功序列制度の歪みが本書の問題点に顕在化していると考えられます。
    これらに対応する手法についても言及されていますので参考になりました。

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    2023年07月22日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    前作にも増して、今の働き方を考える時間を得る。答えはない。
    何をしてもいいし、しなくてもいい。
    いい顔をしているかどうか。

    ・量を集めて質に転換する
    ・人との出会いが因果を変えるー縁起
    ・鳥屋籠の時間

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    2023年06月25日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    発行から少し時間が経ってからの読者となったが、自身の年齢が当てはまるようになりより実感が持てた。大いに参考にしつつ自分の人生は自分で考え、決めるしかないと改めて感じた。

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    2023年01月14日
  • 自分が喜ぶように、働けばいい。―二つの本業のすすめ

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    第二の本業、自分にもあると言えばあるが、まだ種を蒔いている段階。
    いろんな人の第二の本業の話が書かれていて、自分も励んでいこうという元気をもらった。

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    2022年11月16日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    P111「会社組織で長く働いていると、人生で輝く期間は役割を背負ってバリバリ働く40代だと勘違いしがちである。しかしそれは社内での役職を到達点と見る考え方であり、本当の黄金の期間は60歳から74歳までの15年なのである。60歳にもなれば生きるうえでの知恵も蓄積されている。この15年を活かさない手はないのだ」。
    考え方や事例がいろいろ載っている。それまでの職業での知見を活かす人、全く新しい分野に取り組む人。我が身を振り返るきっかけになる。

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    2022年10月01日
  • 転身力 「新しい自分」の見つけ方、育て方

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    こころの定年を迎えるミドル世代に対して、転身するために必要なマインドセットと具体的なアクションを、筆者自身の経験と、筆者がこれまで取材等を通して見聞きしてきた数多くの転身者の先達のケースを紹介しながら示してくれる。プロローグの木村拓也選手の話は印象的。
    「今までとは異なるもう一人の自分と出会う」ためのヒントが満載の一冊。

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    2022年08月27日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    定年は新たな人生への転換点。会社中心の生活からの切り替えには、50代からの準備が大切。「定年後」に続き、具体的な事例を中心に紹介した一冊。

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    2022年04月15日
  • 「こころの定年」を乗り越えろ 40歳からの「複業」のススメ

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    副業というより、復業。本気で両方に当たることで、本業にも好影響。四十代後半の挫折があるから、説得力ある。六十の定年退職日が清々しいは理想かも。会社で人のお金で過ごすよりも、自分のお金で、収入低くとも生き生き働くのも良い。

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    2022年02月19日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    ネタバレ

    定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) 新書 – 2017/4/19

    過去の自分、未来の自分と対話せよ
    2019年5月14日記述

    楠木新氏による著作。
    2017年4月25日初版。

    1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、
    日本生命相互保険会社に入社。
    人事・労務関係をはじめ総合企画、営業などを経験。
    50歳から勤務と並行して、「働く意味」「個
    人と組織の関係」をテーマに取材を続け、執筆、
    大学の非常勤講師、講演などに取り組む。
    勤務と並行して、大阪府立大学大学院でMBAを取得。
    関西大学商学部非常勤講師を務める。
    2015年3月に定年退職。
    現在、楠木ライフ&

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    2021年12月15日
  • 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―

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    ネタバレ

    働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実 (新潮新書) 単行本 – 2014/4/17

    常に評価者である上司の期待を上回れ
    2016年11月13日に日本でレビュー済み

    楠木新氏による著作。
    1954年神戸市生まれ。
    京都大学法学部卒業後、日本生命相互保険会社に入社。人事・労務関係をはじめ総合企画、営業などを経験。50歳から勤務と並行して、「働く意味」「個
    人と組織の関係」をテーマに取材を続け、執筆、大学の非常勤講師、講演などに取り組む
    2015年3月に定年退職。朝日新聞be(土曜版)に、会社から独立した中高年の生きざま
    を紹介した「こころの定年」を1年余り連載。
    著書に『人事

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    2021年12月13日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

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    定年後に続いて読んだ。定年後同様、黄金の15年、60~75歳の過ごし方、準備の仕方を具体的に記している。黄金の15年を考えると楽しみにすら思える。そんな楽しみを誘発してくれる本。ただし、岸見一郎先生のアドラー心理学の考え方、「今ここ」の考え方とは反するように思う。まあ、「今ここ」の考え方が根本だが、希望を持って将来を楽しみながら考えることも、時にはいいのではないか、と思ったりする。

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    2021年04月02日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

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    定年後、60~75歳までの黄金の15年をどう過ごすか、そのために50歳ぐらいから事前準備せよ、という内容。ちょうど50歳の私にとっては、いろいろと考える契機になった。いずれにせよ、黄金の15年のことを考えることは楽しみであり希望でもある。これができるのは、サラリーマンでも大企業に勤めている人に限られるような気がするが、この考え方には目から鱗が落ちる感じはある。いろいろと考えていきたい。

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    2021年03月09日