楠木新のレビュー一覧
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国語辞典では「それまでの地位から低い地位におとすこと」とあり、ネガティブな意味でとらえられる「左遷」。半沢直樹のドラマを見ずとも、誰もが知る人事異動の1つだ。しかし、人事異動の発令で「左遷」を明確にしているケースはほとんどない。早い話、異動対象者が左遷と感じれば左遷であり、左遷ではないと感じれば左遷ではないのだ。
組織はダメ部署の変革してくれる助っ人として、その人の能力を買って抜擢したとしても、ダメ部署に異動した本人は左遷と感じるかもしれない。今まで徹夜でひたすら仕事をこなして、高い評価を得ていた者が評価されにくい間接部門に異動しても、落ち着いて仕事ができると喜ぶかもしれない。
左遷を不本 -
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左遷という言葉はよく聞くが、改まって定義しようとするとそう簡単ではない。
しかし、よく聞く言葉。
では左遷とはなにか、といえばビジネスパーソン個々人の受け止めの中にしかない、ということになるのではないか、というのが本書の一つの整理。
しかし、一方では新卒一括採用を前提としてピラミッドを作れば、年功序列制であれば、中高年層の多くは、いずれそのピラミッドの外側に零れ落ちる。
その意味では、単に「個々人の受け止め」とだけ整理しきれるものではないとも指摘している。
いずれ等しく「零れ落ちる」存在である以上、その前触れとしての「左遷」に「きちんと対峙できれば、人生を充実させ、イキイキした老後にもつ -
Posted by ブクログ
この本は、リアリティーに溢れる。自覚し成長している人のための本だろう。故に使えないオジサンは逆に手を取らないのではないかと思ってしまう。
30代で使えないオジさんの烙印を押され、ウツっぽくなっていた自分を振り返ると、思い当たる点がたくさんあるのと、抜け出す為のキッカケが本にあった通りでこの本の内容にはとても共感出来きた。今もイロイロと迷う訳だが、考え続ける、考え抜くクセを持って何事も乗り越える事で、使えないオジさんから脱出出来るのだと改めて確信した。
使えないオジさんの発生は構造問題だとして、この原因を示した上で、豊富な抜け出た人の例を挙げるという流れは気持ち良いし、納得感がある。
40年前の -
Posted by ブクログ
現実の「働かないオジサン」をどう理解し、うまくやっていけばよいか。
示唆するものがあることを期待して読んだ。
働く人を、会社へのコミット度合い、イキイキと「いい顔」で働く度合いで、会社人間型、社外充実型、組織埋め込み型、無気力型、に分類していて、なるほど、と思わせる内容だったけれど。
現実の「働かないオジサン」は、きれいに分類におさまらないことがわかった。
現実の「働かないオジサン」は、ぼくの見るところによる「働かないオジサン」なのであって、「働かないオジサン」にしてしまっているぼくのほうに問題があるのではないか。
そう思ってしまった。
この本は、自分が働かないオジサンにならないため