楠木新のレビュー一覧

  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

    Posted by ブクログ

    定年により仕事から解放され、全く自分の好きなように24時間を過ごすことができるとしたら、本来これほど素晴らしいことはない筈であるが、どうも自分には、毎日24時間を充実しきって過ごす自信がない。一体なぜそうなってしまうのか?本書は、誰もがいつかは迎える定年後に待ち受ける「現実」を明らかにし、真に豊かに生きるためのヒントを提示されている書である。

    0
    2019年03月25日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

    Posted by ブクログ

    今の自分にとっては正に旬なテーマですね。
    ただ、「50歳からの生き方、終わり方」というサブタイトルに、「遅かったか!」という危惧を感じてしまいます。
    安心して下さい。60歳からでも65歳からでも大丈夫です。
    二つ考えさせられたことがあります。
    ひとつは、『日本人男性は世界一孤独』。仕事以外の日常生活で、他者となんらかの活動に参加した経験者が、先進21ヶ国中ダントツで日本が少ないこと。
    もう一つは、自分がこれから何をしたいかわからない人は、子供の頃の夢をもう一度振り返って見ることがいい、ということ。
    なかなか身につまされる内容である。前向きに捉えたい。

    0
    2019年01月11日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

    Posted by ブクログ

    『定年後』の実践編と銘打ってあるように、現役中の定年準備そのものというよりも、前作に引き続いてインタビューによって定年後の様々なあり方を提示し、各自にとっての進むべき方向性の選択肢を考えさせてくれる。
    著者は子供時代の興味を可能性の一つとして提示しており、なるほどなと思うが、個人的にはそこには響かないと改めて思う。
    18-185

    0
    2018年12月23日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

    Posted by ブクログ

    『定年後』の続編。事例がさらにプラスされた感じ。二番煎じの感も。家族の人間関係を大切にするのはもちろんだし、それ以外の地域や興味関心を一にする人間関係を構築するのは前提として、そんなにがつがつ準備してガンガン老後を過ごさなくてもいいのではという気持ちも…。田舎だから晴耕雨読を軸に過ごせれば十分だ。

    0
    2018年10月12日
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

    Posted by ブクログ

    ベストセラーの「定年後」に続く第2弾。書いてあることはしごくあたりまえの内容で”目うろこ”的なものではありませんでした。

    0
    2018年09月07日
  • 定年後 50歳からの生き方、終わり方

    Posted by ブクログ

    人生は後半が勝負。終わりよければすべてよし。
    家督相続は60歳以上。現在の定年と同じ。
    チャップリン「人生で必要なものは勇気と創造力、ほんのちょっとのお金」
    冬の朝が遅いのは普通のこと。働いていると無理して時間を合わせている。
    名刺が必要。
    新たなキャリアを築くのは大変。今までの延長上で考えるほうが楽。
    「60歳から始める小さな仕事」「定年後を生きる」など加藤仁
    25歳までに聞いた歌が記憶に残っている。
    最後に食べたいものリスト。
    昼食の回数は、あと何回か。
    葬式の段取り、死んだ時の備え。

    元気な人の共通項は、教育関係に取り組む、若い人に役立つことを持っている、若いころの自分をもう一度呼び戻

    0
    2021年07月08日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    思うところがあって手に取る。
    勤め人にとっては大変身近な左遷だが、経営の世界で正面から取り上げられることは少ない。左遷は主観的な側面が強いほか、外部からの情報も得難い。また、日本独自の雇用慣行との関わりも強く、研究対象とされ難いとのこと。筆者は、人事に関わった自身の経験やインタビューを通じてそのあり方を解きほぐす。

    組織人にとして生き残っていくには「もう一人の自分」を持つことが重要だと改めて思わされた。

    0
    2017年06月25日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    人事の話。会社以外の場所を持つ
    道草休暇
    給料が下がってもモチベーションを保てるか
    辞めたいと言った時にどう説得されるか

    0
    2017年04月17日
  • 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―

    Posted by ブクログ

    タイトルの勝利。サブタイトルの通り、人事コンサルタントが日本の会社の人事評価の仕組みについてまとめた本。コアとなる主張は、若手は専門スキルを磨きたがるが、それは出世とは関係なく、偉くなる人とうまくやれる人が偉くなる。もし私が若かったときにこれを知っていたら、専門スキルの習得に割いた時間を部落内での評価を獲得するために使っただろうか、それとも、本能のままに専門性に向かっていただろうか。

    0
    2017年03月18日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    刺激的な表題だが、その実は、日本的人事評価の仕組み解説本。 誰しも皆『自分を三割高く見積るもの』この自己評価とのギャップが理不尽さを生み出す。 環境変化のキッカケと捉えれば、〝左遷〟もまた人生のスパイス。今はそう考えられるが、その状況にあった時、穏やかに受け止められるだろうか…。 変化を自発的に迎える『道草休暇制度』の提言には強く賛同。

    0
    2017年02月17日
  • 働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンクトインの”アライアンス”を読み、現状の日本の長期雇用システムがどのような弊害を生んでいるのか調べている中で見つけた。

    「まとめ」
    ・長期雇用前提の日本の企業と就労者の関係は、「メンバーシップ契約」である。つまり、個人と企業の1対1の関係ではなく、企業という排他的な集団の仲間入りをしその属する集団のために仕事をする概念である。
    それが、時間外労働や、上司が帰らないと帰れない文化、余分な飲み会などに表れている。

    ・そうした会社で必要なのは”自分の後輩として一緒に働けるかどうか”という評価基準を理解していることである。。

    ・そのため会社で偉くなるのは、偉くなる人とうまくやれる人。
    →そう

    0
    2016年11月19日
  • 経理部は見ている。

    Posted by ブクログ

    内容は「その通り!」と思うのですけど、同じような話の繰返しな感じも。
    文章を水増ししていませんか?(笑)
    その分、☆1つマイナス。

    0
    2016年10月09日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    国語辞典では「それまでの地位から低い地位におとすこと」とあり、ネガティブな意味でとらえられる「左遷」。半沢直樹のドラマを見ずとも、誰もが知る人事異動の1つだ。しかし、人事異動の発令で「左遷」を明確にしているケースはほとんどない。早い話、異動対象者が左遷と感じれば左遷であり、左遷ではないと感じれば左遷ではないのだ。

    組織はダメ部署の変革してくれる助っ人として、その人の能力を買って抜擢したとしても、ダメ部署に異動した本人は左遷と感じるかもしれない。今まで徹夜でひたすら仕事をこなして、高い評価を得ていた者が評価されにくい間接部門に異動しても、落ち着いて仕事ができると喜ぶかもしれない。

    左遷を不本

    0
    2016年09月20日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    左遷という言葉はよく聞くが、改まって定義しようとするとそう簡単ではない。
    しかし、よく聞く言葉。

    では左遷とはなにか、といえばビジネスパーソン個々人の受け止めの中にしかない、ということになるのではないか、というのが本書の一つの整理。

    しかし、一方では新卒一括採用を前提としてピラミッドを作れば、年功序列制であれば、中高年層の多くは、いずれそのピラミッドの外側に零れ落ちる。
    その意味では、単に「個々人の受け止め」とだけ整理しきれるものではないとも指摘している。

    いずれ等しく「零れ落ちる」存在である以上、その前触れとしての「左遷」に「きちんと対峙できれば、人生を充実させ、イキイキした老後にもつ

    0
    2016年05月21日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    左遷を正面から分析した本。結局、多くの左遷はされる方の受け止め方の問題か。セクハラやパワハラと同じコンテクストで捉えられかもしれない。

    0
    2016年04月30日
  • 左遷論 組織の論理、個人の心理

    Posted by ブクログ

    左遷のメカニズムを、長期安定雇用、年次別一括管理、年功的な人事評価といった日本独自の雇用慣行から分析。組織で働く個人がどう対処すべきかも具体的に提言。
    いろいろな角度から左遷を分析していて、興味深かった。組織の枠組みから外に出て「もう一人の自分」を作ることで、左遷に対する抵抗力も高まるという指摘はたいへん参考になった。
    しかし、本書の内容は、かなり著者の過去の著作とかぶるところが多く、その点は物足りなかった。

    0
    2016年03月25日
  • 「こころの定年」を乗り越えろ 40歳からの「複業」のススメ

    Posted by ブクログ

    20160221 もう一人の自分。解決策なのだろうがそこを見つけるのが壁なのだと思う。ヒントはいろいろ書いてあるがどう活かすか。定年間際の自分にとっても他人事では無い話なので参考になった。

    0
    2016年02月21日
  • 人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

    Posted by ブクログ

    この本は、リアリティーに溢れる。自覚し成長している人のための本だろう。故に使えないオジサンは逆に手を取らないのではないかと思ってしまう。
    30代で使えないオジさんの烙印を押され、ウツっぽくなっていた自分を振り返ると、思い当たる点がたくさんあるのと、抜け出す為のキッカケが本にあった通りでこの本の内容にはとても共感出来きた。今もイロイロと迷う訳だが、考え続ける、考え抜くクセを持って何事も乗り越える事で、使えないオジさんから脱出出来るのだと改めて確信した。
    使えないオジさんの発生は構造問題だとして、この原因を示した上で、豊富な抜け出た人の例を挙げるという流れは気持ち良いし、納得感がある。
    40年前の

    0
    2014年11月22日
  • 人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

    Posted by ブクログ

    言いたいことはありきたりだが、よくわかる。可能ならば、私は出来るだけ働かないオジサンのままで居続けたい。

    0
    2014年11月21日
  • 人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

    Posted by ブクログ

    現実の「働かないオジサン」をどう理解し、うまくやっていけばよいか。
    示唆するものがあることを期待して読んだ。

    働く人を、会社へのコミット度合い、イキイキと「いい顔」で働く度合いで、会社人間型、社外充実型、組織埋め込み型、無気力型、に分類していて、なるほど、と思わせる内容だったけれど。

    現実の「働かないオジサン」は、きれいに分類におさまらないことがわかった。

    現実の「働かないオジサン」は、ぼくの見るところによる「働かないオジサン」なのであって、「働かないオジサン」にしてしまっているぼくのほうに問題があるのではないか。

    そう思ってしまった。

    この本は、自分が働かないオジサンにならないため

    0
    2014年10月13日