あらすじ
『人事部は見ている。』で12万部超のベストセラーを放った著者が、知られざる経理部の秘密に迫ります。
「経理部から見た『課題社員』とは、どのような人物か」「経費請求は、実はこんなことまでチェックされている」「会費を徴収して経費で落とした上司のその後」「セクハラ、パワハラで糾弾された社員は、過去の経費不正をチェックされる!?」。
ふだんは「沈黙の臓器」である経理部ですが、経費の使い方、請求の仕方で、実は社員の人格、行動様式まで多くの情報を握っています。それが社内での「悪評」の拡大につながったり、ときには社内での処遇に影響を与えることも。経理部員たちは、何を考え、何をどこまでどうチェックしているのか。一般社員たちはうかがいしれない、経理部の仕事の表と裏について、多くの取材をふまえ、誰もが心あたりのあるエピソードをふんだんに紹介しながら解説します。
お金の問題は、ほんの軽い気持ちから、思わぬ重大事態につながることも。会社員にとって、絶対に知っておくべきお金との付き合い方について、深く考えさせられる本の登場です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
経理部は見ている。。楠木新先生の著書。ちょっとした出来心から出張費や交通費、交際費をごまかして自分のお小遣いにしてしまうような人は少なくないと思う。でもそれはルール違反だし、エスカレートすれば立派な犯罪行為になってしまう可能性だってある。
Posted by ブクログ
自分は見ている側の経理マン。
入社時の経理部長から「印鑑は丁寧に押すように」と教わった事が真っ先に思い出された。
お金にまつわる書類を雑に扱う方の評価は本書と同じ。
自分のスタンスが世の中の経理部門の見方と同じであった事に安堵。
本書にあるような牽制はAIには無理かな?
Posted by ブクログ
今の職場でとなりでみていつ、「あるある!」と思うことが多く、うれしくなった。
領収書、なる謎の歌の存在と、『ようこそ 我が家へ』という本を知った事も良かった。