グレッグ・イーガンのレビュー一覧
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イーガンは難解なイメージがあって食わず嫌いだったのだけど、もっと早く読めばよかった。
解説にもあるように読者を観測者に見立てていることが、イーガンの本質なのかもしれない…と思って量子力学をちょっと勉強してみたくなった。しないけど。Posted by ブクログ -
イーガン作品は初めて読んだ。短編集。それぞれのエピソードのテーマは、人の意識、脳の領域に記憶や感情をインストールする技術、多元宇宙論、人造人間など。
登場人物の会話が完全に理解できないのが難点だが、ストーリーは面白い。この本で書かれている技術はいずれ実用化されそうなものが多いと感じた。Posted by ブクログ -
波長がどうとか理科の教科書みたいな図やそれについての登場人物たちのやりとりが出てきて読むのに苦労した。その辺は無理に全部理解しようとしなくても流し読みするくらいでいいと思ったPosted by ブクログ
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端からサルンペト則って何?と躓いて、第一部で理解の範疇外にあるかもと放置しかけたが、なんとか梯子を登り切りました。第二部に入ると良く判らないけれど、これって何かキレイだし、スゴイんじゃない?と爆発している芸術を楽しむ境地だった。^^;
あとがきを読んで、判らなくても大丈夫と喜んだのだった。Posted by ブクログ -
物理法則も生物学的にも異なる世界の科学者たちの冒険譚。図解入りで世界観を説明したりと難しげだけれど、旧概念の束縛とか政治で苦労しちゃったりするのはフツーかな。
最後の最後にえらくさっぱりとハッピーエンド的にもっていかれて拍子抜けした。
破滅が予見された時に方舟的なもので一部が助かる、異星人や遠い未...続きを読むPosted by ブクログ