グレッグ・イーガンのレビュー一覧
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面白かったが内容が難解すぎておそらく3分の1ほどしか理解できていなかったと思う。しかしなかなか丁寧に説明してくれているため曖昧で大雑把だがストーリーの本質や流れは把握できた。またあとで2、3回ほど読み直したい。Posted by ブクログ
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普通に面白い。難しいというよりも、専門用語が多いだけでそれを知らなくても内容は理解できるくらい作中で丁寧というかしつこく説明きてくれている。下巻を読まないと内容に関する感想はかけないけれども、これは期待できる。Posted by ブクログ
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久しぶり再読。数学SF「ルミナス」。衝撃。まだSFにはこんなセンス・オブ・ワンダーの未開の分野が残っていると、強く感じさせてくれる傑作。初読の時ピンとこなかったのは、その難解さで、まだ自分の頭が、その独創性に気付けなかったからかな。Posted by ブクログ
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もうイーガンの短編集はぜんぶ★5でいい気がする。
アイディアといい、そこから展開される物語といい、圧倒される。
本作でとりわけ好みなのは、「ぼくになることを」、「繭」、「祈りの海」Posted by ブクログ -
とにかくスケールが圧倒的。
それぞれのパートで用いられる個々のアイデアが非常に独創的でよく練られており、それだけでも楽しめたが、特に最後の1節、結末の感動は他の小説では絶対に味わえないものだったと思う。Posted by ブクログ -
理論が……理論が……わたしゃ、アホや。
「ワンの絨毯」あたりまでは何とかイメージできたけど、そこから先は読みながら、WEBでいろいろと調べる(翻訳の山岸氏もそういう読み方もありと訳者後書きに書いている)。
ラストが好きです。孤児が帰っていくところが。Posted by ブクログ -
とにかく好き。理屈じゃないんだ、理屈あっての小説だけどでも理屈じゃないんだ。「創造主が創造物に否定される」ってのはシビアながら笑いどころのような気もする。で、私の考え方は90年代生まれのママンに似ている…年上だから当たり前。Posted by ブクログ
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え、そんな展開!?そんな理屈!?
という、意外性の連続な展開が非常に面白い。
SFって世界設定の理屈付けがどれだけしっかりしていて、なおかつ驚愕を誘うものかがひとつの面白さの基準だと思うのだが、見事にそれを満たしている一冊。Posted by ブクログ -
初イーガン。難しいけど面白かった。表題作「祈りの海」がすごい。科学と宗教の折り合いはいつの時代もつきにくいんでしょうね…。「貸金庫」「キューティ」も印象深かったです。Posted by ブクログ