グレッグ・イーガンのレビュー一覧

  • 祈りの海
    90年代以降では最高のハードSF作家のひとり、としてその筋ではつとに名高い作家の短編集です。90年代以降のSFは短編集の拾い読みぐらいしか体験したことのない鴨、どんだけトンガった作風なんだろうと心してページを開いたら、意外にも淡々として優等生風のイメージでちょっと拍子抜けしましたヽ( ´ー`)ノ最新...続きを読む
  • 順列都市〔下〕
    申し訳ない。
    ハードSFの傑作に、私自身がついて行けませんでした。
    グレッグ・イーガン、すごい天才だと思う。
    でも、理解するのが難しい。
    許してくれー。

    ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。
    ディトマー賞受賞作。
  • 順列都市〔上〕
    申し訳ない。
    ハードSFの傑作に、私自身がついて行けませんでした。
    グレッグ・イーガン、すごい天才だと思う。
    でも、理解するのが難しい。
    許してくれー。

    ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。
    ディトマー賞受賞作。
  • ディアスポラ
    あ〜やっと読めたよ。前に一度第1部第1章だけで挫折して、いつか再挑戦と思っていたウルトラハードSF。解説の大森氏のアドバイス通り、わからないところは大胆にとばし読み、最後の方はほとんど具体的なイメージがつかめないまま、それでも充分入り込めた。

    この長編の一部であり、おそらく核となった短編「ワンの絨...続きを読む
  • ひとりっ子
    日本オリジナル短篇集。7篇収録。
    脳内インプラントを使用する際、手馴れた人は小指の先にのせてすんっと鼻の穴に入れればいい、初心者用には挿入棒が用意されている、あるいはインプラントがどのように市場に流布していったか・・なんていうあたりはいかにもリアルに感じられて楽しい。それを使うか否かの葛藤や、初めて...続きを読む
  • 順列都市〔下〕
    無理やり読み終わって、なんとなく分かったような
    まったく理解していない。
    でも、面白いことには違いない
  • ディアスポラ
    イーガン面白いよといわれ
    絶賛されていたので購入。

    初読は追いかけるのに精一杯。
    頼むよ、幾何学持ち出さないで(泣
    現在3周目、やっと輪郭がつかめてきましたよ
    (ヲイ
    「長炉」の長さに目まい。惑星間ぶっちぎる加速器ってさ・・・
  • 順列都市〔上〕
    本作は1994年刊行。イーガンは現代電脳SFの最右翼とされている。
     「人格を電脳空間にダウンロードして不死を得」という設定は、先日読んだ同じ作者の 「ディアスポラ」1997と共通している。
     「ディアスポラ」は、宇宙の真実を解明するために旅するというようなテーマだったのに対して、「順列都市」は自分...続きを読む
  • ディアスポラ
    こてこてのハードSF。ハードSF好きの私にとっても、なかなか骨のあるヤツだった。
     舞台は1,000年後の未来。人類の大半が生身の肉体を捨てて、コンピュータ上のシミュレーションとして生きている世界。肉体を捨てていない人間も大半はDNA改造して特殊能力を備えているし、ソフト化しているけれど、ロボットボ...続きを読む
  • 祈りの海
    「貸金庫」目が覚めると違う人がいて、違う人たちが違う名で私を呼ぶ。
    それが数人でも、数百人でも、赤ん坊に区別はつかない。

    これをフィクションとして読めた人は幸福です。
    グレッグ・イ―ガンはアイデンティティをテーマに書く作家だから、ことごとくトリガーに触れてきます。

    親という役目をする人た...続きを読む
  • 順列都市〔下〕
    塵理論はさっぱり理解できなかったので第二部は頭の中が暖かい人の妄想だと考えることにした。というか誰も現実世界からエリュシオンを観測できないんだからそれは存在していないのと同じだ。あってもなくても、どっちでもいい。

    と思って解説サイトを見てやっと分かった気がする。つまり宇宙の全ての状態がそこらに散ら...続きを読む
  • 順列都市〔上〕
    最近、グレッグ・イーガンという作家を勧められたので読んでいます。
    ボキャブラリーの少ない私がこの順列都市の話を大雑把に言うと、クゼの描いている世界で起こりうることとしか(また、攻殻とかは言わないで・・)