オキシタケヒコのレビュー一覧

  • 筺底のエルピス4 -廃棄未来-

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    ★近いうちに・・・・・・ボクは・・・・・・死ぬからだよ(p.202)
    ワイデンライヒのチームvsエンブリオ/ヒルデ苦悩と再動/叶や圭たちの逃げ込んだ地/今明かされる「捨環戦」の概要/「トリ」の意味/朱鷺川ひかえの役割/テロリストの本分/貴治崎花vsエンブリオ/叶と圭の田舎暮らし/叶の地獄/黒鬼発生/ヒルデの地獄/過去へ・・・。

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    ■門部についての簡単なメモ

    【第一巻 一行目】時間の猶予は、わずかもなかった。
    【第二巻 一行目】さあ、これを握ってごらん。ん? 何かって?
    【第三巻 一行目】「ええぇ? うそうそ、あたし寝言いって

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    2023年09月02日
  • 筺底のエルピス3 -狩人のサーカス-

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    ★ああもう楽しみだわ楽しみだわ楽しみだわ(p.272)
    叶たち逃走中、圭は重症/死んだはずの奥菜正惟とエース・シャターの元部下だったヒルデ、アリス、ボブ/バチカンのワイデンライヒのチームも参戦/今回鬼は出ないが最悪の敵があらわれ絶望が始まる

    ■門部についての簡単なメモ

    【第一巻 一行目】時間の猶予は、わずかもなかった。
    【第二巻 一行目】さあ、これを握ってごらん。ん? 何かって?
    【第三巻 一行目】「ええぇ? うそうそ、あたし寝言いってる?」

    【アウェイクン/覚者】「I/ジ・アイ」の不死者。約一万人いる。
    【青鬼】謀略など直接的でない要因により死を繰り返すと青鬼と呼ばれる存在になる。数は

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    2023年08月15日
  • 筺底のエルピス2 -夏の終わり-

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    ★「神サマ自身が・・・・・・何に祈るっていうんですかい」/「もちろん、人に、ですよ」(p.337)
    ・もうひとつの組織「THE EYE」から、結を渡なければ門部を制圧するとの通告/勝ち目はほぼない/結の心残りをクリアするため夏バカンス(名目は合宿)に出かける一行/予想外の青鬼出現/間白田俊彦がなにか暗躍している。/合宿先と門部本部の二か所で絶望的な戦いが始まる。

    ■門部についての簡単なメモ

    【第一巻 一行目】時間の猶予は、わずかもなかった。
    【第二巻 一行目】さあ、これを握ってごらん。ん? 何かって?

    【青鬼】謀略など直接的でない要因により死を繰り返すと青鬼と呼ばれる存在になる。数は少な

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    2023年07月29日
  • 筺底のエルピス -絶滅前線-

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    ★いつの日かその繰り返しの中で(p.294)
    ・「鬼」を討伐する組織。/「鬼」による人類の、百余年後の絶滅はすでに確定している。/門部の封伐員である叶の親友、結に「白鬼」が憑いた。/白鬼の存在を知った別組織の祓魔師襲来。/白鬼の危険性とは?/そして圭にとって因縁の鬼が現れる。/エルピスなので筺はパンドラの函ですね? どんな「希望」が残されているか?/続編あるなら今回は設定の紹介巻でもありますね。/デキのいいラノベと聞いていたので一度読んでみようと思ってました。なるほど、バランスいい感じです。読後感もいし。

    ■門部についての簡単なメモ

    【一行目】時間の猶予は、わずかもなかった。

    【青鬼】謀

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    2023年07月19日
  • Genesis されど星は流れる

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    SF。短編集。
    どの作品もまずまずな感じ。
    メンツ的にもハズレはないか。
    異様な世界観が魅力の、空木春宵「メタモルフォシスの龍」。
    爽やかな青春SF、宮西建礼「されど星は流れる」。
    上記2作品が好き。

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    2022年02月01日
  • おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

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    面白かったような、イマイチ入り込めなかったような、なんとも評価しにくい読後感。
    怪談話が続くのかと思えばそうでもない。けれど「ギチギチした赤いの」がすごい印象に残って怖いw
    エレベーターって結構恐怖の対象だと思う。
    幼いころは良く、箱が来てないのに扉が空いて落ちる夢とか見たなぁ……

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    2021年03月26日
  • 筺底のエルピス7 -継続の繋ぎ手-

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    このインターバルは読み手じゃなくて
    書き手が原因のものですよ(笑)
    執筆がかかっただけ、また分厚い…。

    でも今回は意外と明るめかも。
    (いや、これを明るめと捉えるあたり
    読み手の感覚もおかしくなってるか?)
    共通敵がハッキリしたのと
    ミッションはひとつだったことで
    昨日の敵は今日の味方でしたからね。
    ギスさん、かわいいわぁ。

    で、最終的にはどう「閉じる」のか。
    頑張れ、お兄ちゃん。

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    2021年03月19日
  • 筺底のエルピス6 -四百億の昼と夜-

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    辞書かっ!?
    と突っ込みたくなる特厚ラノベ、第6弾。

    何千年もいがみあってた
    3つの組織の代表が集まって
    協議することになった巻。
    敵は同じだと認識して
    力を合わせることになるかと思いきや!
    どっひゃー(表現が古い)

    いや、力は合わせるんですけどね。
    またまた大前提がひっくり返るような伏線回収。
    いったいどっからこの巻まで
    予測して書いていたんだか。
    著者も前書きで過去の自分を呪っている(笑)

    で、まだ続くんですね。
    もう本当にここまでつきあったら
    みんな幸せになっとくれよ。

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    2021年03月19日
  • 筺底のエルピス5 -迷い子たちの一歩-

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    インターバル取らないと読む気にならない
    恐怖のデスゲームなラノベ、第5弾。

    パラドックスすら物語の一部。
    え? え?
    今まで読んできた物語は
    人類滅亡しちゃった並行世界?
    いや、こちらがまだ未決定の世界か。
    なんか把握しきれてないけど
    大雑把に物語につきあうことにしよう。

    今回は意外とデスゲームじゃなくて
    (前回がひどかったからな)
    組織を立て直していく話でした。
    その中で、これまでと同じやりかたでは
    新しい未来は創れないと決意を新たにしていく。
    ちょいちょい青春少女漫画的な
    癒しのページもはさみつつ。

    それにしても前巻読んだのが
    去年の5月って、開きすぎだろう(汗)
    近いうちに6巻も読

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    2021年03月19日
  • 筺底のエルピス4 -廃棄未来-

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    恐怖のデスゲームなラノベ、第4弾。
    実はだいぶ前の発刊なんですが
    あんまりデスゲームなもので
    インターバル取らないと
    読む気にならないのよねぇ。
    でも、読み出すと読んじゃうんだが。

    未来を枝分かれ、枝分かれさせて
    人類滅亡という可能性の度合いを
    減らすために闘う主人公たち。
    結果、なんかパラドックスなところで
    以下次巻!みたいな終わりかた。

    気になるけど
    たぶんまたインターバル開くでしょう。

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    2021年03月19日
  • 筺底のエルピス3 -狩人のサーカス-

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    それぞれが
    人類を絶滅から救うための力を
    保有しているにも関わらず
    〈門部〉〈ゲオルギウス会〉に加えて
    三番目の組織〈I〉が登場したことで
    勢力図は激変。
    〈門部〉の当主である妹を守るため
    圭たちの逃走は続く。

    主役級まで容赦なく死んでいく
    恐怖のデスゲームなラノベ。
    あんたたち、本来の目的忘れてな〜い?
    なんで共闘しないで三つ巴になってんだ。
    と、思うけど、なんかあるんでしょう。
    きっといつか謎は解けるはず…。

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    2021年03月19日
  • 筺底のエルピス2 -夏の終わり-

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    人間同士が日本の組織〈門部〉と
    海外の組織〈ゲオルギウス会〉とで
    利権を争ってるってことでしたが
    今回は三番目の組織が登場。
    そこがまた、ヤバい連中で…。

    という背景はあるんだけど
    前半は〝白鬼〟に取り憑かれて
    〈門部〉の庇護&監視対象になった
    女子高生の結ちゃんが
    最後の夏休みを楽しく過ごせるよう
    みんなで協力しよう〜! お〜!
    みたいなノリで、んんん?と思ったら
    その中に敵が紛れ込んでました。

    主役の圭と燈の兄妹に関わる話もいいけど
    圭の先輩の姥山さんがツボっす(*^◇^*)

    ラストで本拠地を失ってしまった
    〈門部〉のメンバーたち。
    1巻で予定されていた未来の地球が
    どうやら変化して

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    2021年03月19日
  • 筺底のエルピス -絶滅前線-

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    書評を読んだら、面白そうだったので
    手を出してみました〜。
    最近のラノベの傾向よりかは
    昔の富士見ファンタジア文庫っぽい?

    敵を倒すには、とにかく憑依者から
    引き剥がすしかないんだけど
    そのための武器を具現化する方法が
    SFのガジェットっぽくておもしろい。
    個人の資質によって形状が違うとか。

    人間にその技術を教えたのも
    敵とは別の異種生命体で
    その思惑はどうも謎っぽいし
    人間同士も日本の組織と海外の組織と
    利権を争ってたりして。
    まだいろいろ裏設定ありそう。

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    2021年03月19日
  • Genesis されど星は流れる

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    数学は苦手だが松崎作品が読めて嬉しい。表題作のように、今の世の中はSF作家の腕の見せどころではないだろうか。

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    2021年01月26日
  • Genesis されど星は流れる

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    理解しやすいSFが、減った気がする。設定が複雑過ぎて読むのが億劫になる中、この作品集は、サクサク読める。これ、とても大切。難しい事を易しく表現するのは、作家の技術です。偉い!楽しく読めた。

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    2020年11月01日
  • 宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー

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     欠損と拡充、
     リンクする力? 絶妙にズレているのが、また面白い。
     ひらめき。


     宇宙冒険譚からSFファンタジーから宇宙船密室モノまで、なかなか読み応えのあるアンソロジーでした。
     平均すると☆3…だけど気に入ったのはとことん気に入ってる。

     濁流のような情報の中に閃く、深化して進化したアイデアこそがSFの真髄なんだろなぁ。

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    2020年10月30日
  • おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

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    ネタバレ

    例の『鬼談百景』と同じく、いつの間にか机の上に置いてあった本。
    というか、この表紙にはぶっ飛びました。「な、なんじゃこりゃ!?」ってw
    中身は異界が出てくる話なんですけど、この表紙の世界観はそれなんかはるかに凌駕する異界さだったもんで(泣)

    もう読み始めから「こりゃ(ある意味)異界だわw」だったわけですけど、後半の展開が本当に(まさに)異界になるとは思いませんでした。
    ものすごく乱暴な解釈するならば、『牡丹灯篭』の新三郎とお露を碇シンジと綾波レイ(エヴァンゲリオンの)に置き換えて。
    本家の新三郎とお露の性愛で結ばれた関係を、碇シンジと綾波レイのほのかな恋愛の混じる友愛の関係(清い関係とでも言

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    2018年12月23日
  • おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

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    和風ファンタジー→和製怪奇→ちょっとSF→都市伝説的雑話、なボーイミーツガール。あの世の概念がおもしろかったです。

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    2017年03月13日
  • おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱

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    好みかどうかというとあまり好みではなかったけれど、楽しめした。
    前半のじっとりとした雰囲気、ラストの清々しさがとても好きだな、

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    2017年03月12日
  • 筺底のエルピス3 -狩人のサーカス-

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    ネタバレ

    2巻での≪門部≫陥落後、かつての仲間であり現在は≪I≫の追手となった奥菜正惟からの逃避行をメインに進む今巻。
    廃棄未来編の前編ということでここで終わるか〜という引き。
    ああああああああああこんなのありかよおおおおおおおおおおお

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    2016年11月27日