佐藤義典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理論的にB to Bマーケティングを
学ぶために購入した一冊。
中小企業診断士の著書が独自に考えた戦略的BASiCSに
基づき、事例を折りまぜながらマーケティングを
説明した一冊。
法人営業(B to B)マーケティングを
自社を想定した場合どう考えられるのか?
学びながら、考えたい人にとっては良書。
また、このB to Bマーケティングの範囲を
さらに広げ、B to B to C マーケティング
(最終的な消費者への提案)も考察している。
共感した点は、
・B to B マーケティングもB to C マーケティングも
同じように考えられること。
・組織的にマーケティングを行うため、
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Posted by ブクログ
著者の他作品を読んでこちらを購入。
他の本でも触れられている「BASiCS」というマーケティング戦略の考え方をビジネスだけでなく、人生に置き換えたもの。
主人公が過去取り組んだこと、強みを再発見し、ビジネスに活用してまわりの人間を動かしていくというものは自分もエネルギーをもらえる。
BASiCSの考え方は他の作品でも学べるけれど、この本で学べる最も印象的なフレーズは
「今日を変えれば明日が変わる」「強みは弱み、弱みは強み」です。
漠然としたポジティブ思考や小難しいビジネス理論ではない、自分で創り上げる「戦略」=「人生の在り方」を
描いていくための考え方を白いネコ、「ボロ」はくれたんだと思っ -
Posted by ブクログ
「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」の続編です。
前作でイタリアンレストランの社長となった主人公「うれたま」ちゃんが、立ち上げたばかりの店を軌道に乗せていくというもの。
著者の主張する戦略の基本にして重要な「BASiCS」のエッセンスが詰め込まれております。
3つの軸や、それを元に展開している他レストランの戦略との比較など、見せ方が分かりやすいです。
前作にいた上司の大久保さんの存在や、そもそも前作で習った内容忘れすぎでは…という突っ込みどころもありますが、企画段階と実践段階ではマーケティングの実践は変わってくると思うので、あまり気にせず読めました。
根本的なところは同じなので、今回 -
Posted by ブクログ
完全に著者のファンになってる。
自分のビジネスをする際に、この5つのツールを相互に行き来して考え、著者の言うマーケティング脳を鍛えていくことで、ビジネスの成功率が高まっていくのだと思う。
何度も読んでいこうと思った。
以下抜粋。
・ベーシックスの整合性が全て取れていなければ失敗する。
・不安訴求メッセージは短期的には効果が高いが、長期的なブランド構築をする際は逆効果になる。
・「プロダクトフロー」
「あげる商品」➡︎「売れる商品」➡︎
「売りたい商品」
これを段階的に徐々に売っていく。
「あげる商品」はものじゃなくてもいい。例えばジムを経営するなら、「食事管理の10の鉄則」や「 -
Posted by ブクログ
著者の佐藤さんの本は3冊目。
全てが五つ星。
コンサルティング会社を個人経営する佐藤さんですが、ここまで分かりやすい普遍なマーケティング戦略を体系化できるのは本当に凄い。
体系化しているので自分に簡単に当てはめられるし、ストーリーで書いてくれているので腑に落ちやすい。
文調を見てると、この人の崇高な人間性も感じられ、引き込まれてく。
違う切り口であと何冊か出しているというので、他の著書も読みたいも思います。
戦略BASiCS
battlefield 戦略
asset 独自資源
storages 強み・差別化
customer 顧客型
sailingMessage メッセージ型
強みとは -
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Posted by ブクログ
私のように、マーケティングを勉強した事もない人間には良書であった。読後感はスッキリ、きれいな本であるというもの。難しい専門家の理論を実経験に照らしながら、筆者自身の言葉で使い勝手が良いように再定義し、抽象化している。それでいて、具体例がふんだんにあるので分かりやすい。経営コンサルタントの本は10冊ぐらい読んだが、中でも、本という抽象度の高いものから、実際の行動に移すまでのハードルを下げる努力が最もなされた本かもしれない。経営戦略だけでなく、政治的な戦略、更には就職活動と、様々なことに当てはめられる普遍化されたフレームワークに感じる。
私自身、この本を読んで、一人の顧客、消費者として、なぜ