佐藤義典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「白いネコは何をくれた?」の著者佐藤義典氏の別本。
主人公は企画部の新人OLで、つぶれかけのレストランの立て直しを任される。
何故売り上げが伸びないのか?どうすればよいのか?というのをマーケティングついては教わりながら成功に向かう、SuccessStory。その物語を通して、読者もマーケティング戦略の基礎を学ぶというもの。
物語は、ライトノベル?ってくらい、あっさりしている。登場人物を掘り下げないためだろう。でも、面白かった。
企画部、マーケティング部などでなくても、いくつか応用できる。
そうだな、うちの場合は受託開発だから、顧客が何故うちに仕事を依頼してくれているのか、自分たちの『価値』を把握して、その『価値』をのばして、他社・競合との『差別化』を図ることかな。 -
Posted by ブクログ
●実戦マーケティング戦略
★強みとは
強みは顧客が欲しがるものであることが必要であり、戦場に存在する競合との差別化ポイントとして相対的に決まる
セグメントを選ぶ基準として、必ず、「あなたが勝てる、あなたの強みを評価する」という基準を入れる
★売り文句(Selling Message)
1.戦略的であること(論理的・分析的)、2.印象的であること(感覚的)が必要条件となる
潜在顧客にリーチするには、選択的注意、選択的歪曲、選択的記憶の3つのバイアスを乗り越えることが必要となる
機能的ベネフィット(早い・安い・うまい、の即物的価値)、情緒的ベネフィット(心理的な価値)を明確にする
バラ色の世界を見せる「ブランド構築型」と、不安を訴求する「レスポンス型」があるが、後者はブランドを破壊するので要注意
★部分最適と全体最適
戦場、資産、強み、売り文句(ベネフィット)が整合していることが必要
★フレームワークによる「強制」は、思考の自由を奪うどころか、思考の触媒となる
★商品・サービスには、あげる商品、売れる商品、売りたい商品の3段階の役割がある。
売りたい商品とは、通常、高価格・高利益率の商品である
・戦場の選び方
伸びている戦場、敵が少ない戦場を選ぶ。戦いやすい、敵のいない戦場を選ぶ。競合が参入しにくい戦場を選ぶ
・マインドフローの7つの関門
商品・サービスを知らない状態から、ファンまでの関門は、認知・興味・行動・比較・購買・利用・愛情の7つ
グラフの数値が急激に落ちているところが、改善すべき関門となる
数字がないと水掛け論になり、声の大きい方の意見が通ってしまう(戦略が政治で骨抜きにされる)
・商品カテゴリーに応じたマーケティング戦略
ニーズが狭くて深ければデータベースマーケティング、ニーズが広くて浅ければマスマーケティングが適している
商品・サービスの広さ深さは、競合との競争関係によって相対的に決まる
顧客数が少なく価格にあまり厳しくない「こだわり層」と、数が多く価格に敏感な「マス層」が存在する
・売り上げを上げる方法
1.新規顧客の増加、2.流出顧客の減少、3.購買頻度の増加、4.買い上げ点数の増大、5.1点当たり商品単価の向上
・戦略を数値化することで差異が明確になる
・知識を「あげる商品」とすることで、低コストの「あげる商品」ができる -
Posted by ブクログ
ネタバレ◆結論 ~ 星の数 ~
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~
◇読む前の感想
私の大好きな本の一つに「白いネコは何をくれた?」という外国の小説のようなタイトルの本があります。その著者、佐藤義典さんの本です。
個人的なことですが、最近私の周りを BtoB とか BtoC と言った言葉が飛び交っておりまして、自分はBtoB や BtoC の何たるやを知らない!・・・ということに今更ながら気付き、これはイカンと本屋さんを彷徨っていましたところ、偶然見つけた本です。
背表紙を見て「佐藤義典!」と叫んだ次の瞬間、レジでお金を払っていました。w
私の好きな著者が、私の探している本を書いていたとは、ピンポイントで嵌り過ぎていて、偶然にしては空恐ろしいです。よって、この本との出会いは神のお導きに相違ありません。w
◇読んだ後の感想
いやー、素晴らしい。もう、ブラボーと言う他無いッス。
「白いネコは何をくれた?」(以下、白ネコ)の具体例の塊みたいな本でした。いや、白ネコも小説仕立てになっており、それだけで具体例を伴ったマーケティングの本に仕立て上げられていましたが、これは白ネコの続編というか、実践編というか、そういうポジションの本です。
先ず、白ネコを読み、マーケティングに興味を持ち、次にこの「実践 BtoB マーケティング」を読む、これが王道でしょう。
素晴らしい具体例の幾つかを、ご紹介します。
『お客様を出世させろ!』
こんなアプローチは脳の片隅にも無かったです。
『あげる商品を作れ!』
言われてみれば、世の中には素晴らしきタダ商品があって、売り上げアップに繋がっているんですね。その一方で、無価値なタダ商品も多々あったりして・・・。
他にも、
・戦場が変われば強みは変わる!
・お客様のお客様を見ろ!
などなど・・・。
また、自分を「商品」と見立てて、どうやって自分を売るか?と考えれば、自己研鑽、目標達成にも使える本です。(アリガタヤ、アリガタヤ。)
(参考:評価基準)
★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(10%)
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
★★:暇な時間で読めば良い(20%)
★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%) -
Posted by ブクログ
明るくて元気な20代なかばの女性が主人公です。
この本を読むことで、企業の戦略とは何か?
そしてマーケティングの立案過程、作成方法が物語を通して身につきます。
この本は、主人公が経営するイタリアンレストランを
戦略的にいかにして他社との差別化を図り収益を上げていくかが、
小説仕立てのストーリーの中で描かれているビジネス書です。
ちなみにこの本の主題は 「戦略とは何か」 ですね。
私自身、大学時代に経営戦略に関するゼミに所属していましたので、
ある程度経営戦略について知っているつもりでした。
しかし、実際の経営現場で戦略を立案し、行動できるようなレベルにまで
落としこむノウハウや過程はわかっていませんでした。
そんな経営戦略の立案から行動レベルへの落としこみをわかりやすく物語調で書かれているのがこの本です。
たかだか200ページの本ですが、実際の現場ではどのよなことが行われているのかが
驚くほど安易に学べる良書ですね。久々にいい本に出会えました。
組織を経営する立場でない人でも、チームの経営、自分自身の経営、家庭の経営などなど
皆さん知らず知らず行なっているものです。「経営」 は人生の中で切っても切り離せないものです。
だからこそ、一度効果的な経営戦略について学んでみるのもいいのかもしれません。