【感想・ネタバレ】新人OL、つぶれかけの会社をまかされるのレビュー

あらすじ

入社したての女性社員が、突然レストランの再建を命じられる──。現場との対立、迫る期限…。期限の2カ月で、本当に店を再建できるのか?モノを売るすべての人に必要な、本当に使えるマーケティングの知識がストーリーを読むだけで身につく、新感覚ビジネス・ライトノベル。

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Posted by ブクログ

こんなの基本だよ、と思われる方も多いかもですが、楽しいお話を読みながらマーケティングの基本を学べます
書いてあることは納得のいくことばかりですが、この本を読んだだけではフンワリ解ったような感覚じゃないかなと思います
私はこの著者のメルマガに登録して毎週、楽しくて為になる文章を読んで、この本に書いてある事の深い所まで理解できたかなと思っています

続編も面白いですし、白いネコも面白かったです
難しい書き方も無く、誰が読んでも理解できるよう簡単に書いてあるのが素晴らしいですね
そして著者のメルマガにはこの真子ちゃんの続編や、高校生向けなお話しも載っています
本一冊分の分量のお話しもあり、全て無料で読めるので、この本が気に入った方にはお薦めだと思いますよー(*^^*)

何だか佐藤さんのまわし者みたいになっちゃった(^o^;

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2022年03月07日

Posted by ブクログ

マーケティングの基本的な考えがすごくよくわかる。
手軽面
品質面
密着面
どこで差別化するかは常に考えるようにしたい

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2014年05月06日

Posted by ブクログ

この著者のファンで楽しく読めました。
今まで読んできたことを実践で使い、一つでも身につけていき、もっとマーケティングのクオリティを上げていきたい。

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2014年01月10日

Posted by ブクログ

売多真子ちゃんが潰れかけのお店を立て直すためにマーケティングに奔走する本。
物語形式で、マーケティングのイロハを教えてくれるとっても素敵な本。

ベネフィットの考え方がすごくわかりやすい。

マーケティングのテキストを頑張って作ってたけど、肝心の私がマーケティングしてないことに気づいて、凹んだ。笑

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2013年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2012.2.19


日経ビジネスアソシエのおすすめ図書を参考に購入。
ライトノベル形式でマーケティングの基本をわかりやすく学べる一冊。

以下に、自分にとっての要点を整理する。

1、自分の課題
多種多様化する顧客のニーズを的確にとらえるため、理論的なマーケティング感覚を養う。

2、要点整理
失われた10年以降、売れない時代に突入した日本においてマーケティングは経営の最重要課題。
マーケティングとは「売ること」
マーケティングは日常生活から学べる。
「買う側」としての自分の心理分析=お客様心理の生きた教材
なぜ買ったのか、なぜこの店では買わなかったのか。

マーケティングの5つの最重要理論
(1)ベネフィット=お客様にとっての価値
(2)セグメンテーションとターゲッティング=お客様を価値でくくる
(3)強み・差別化=競合との価値の差
(4)4P=価値を実現し、対価を受け取る売り物・売り方・売り場・売り値
(5)想い=提供する価値を通じて、世の中にどう役立ちたいのか
 
これらを貫くキーワード「一貫性(論理的)」と「具体性(肌感覚)」の両立

3、最重要課題を掘り下げる
(1)ベネフィット
①何を売っているのか
お客様にとっての価値とは、その商品を買ってもたらされる「何かいいこと」
お客様がどう嬉しいのかを考える
②お客様の立場に立つ
価値は使い方(TPO)を具体的にすることで考えやすくなる
Time(時間) Place(場所) Occasion(状況)
ビフォー・アフター(お客様の気持ちがどう変わるか)
③お客様の方を向くマーケティングは従業員全体の仕事
(2)セグメンテーションとターゲッティング
①求める価値は異なるので分けて考えること
全てのお客様のニーズに対応することは不可能
②顧客もニーズも具体化しなければ分からない
③ターゲットの広げ方―価値の具体化→普遍化→人をくくる
(3)強み・差別化
①強みは「競合ではなく自分を選ぶ理由」であり、競合との価値の差。
競合によって強みは変わる
②3つの差別化軸(手軽軸、商品軸、密着軸)で戦略を絞る
③ターゲットの選び方の基準は「儲かるか」と「勝てるか」
(4)4Pで価値を実現
①「戦略」(考えること)と「戦術」(やること)の一貫性と具体性が重要
②3つの差別化軸によって戦略と戦術の一貫性が生まれる
(5)世の中にどう貢献したいのか―想い
(1)から(4)の全ての核となるのが「想い」
会社の強さというのは最終的には想いの強さで決まる
想いを一貫性と具体性を持って徹底的に実行する

4、感想
マーケティング分野は不勉強で専門性の高いという認識があったが、自分が客側である側面を
見ると、意外に日常生活に溶け込んだものだと感心した。
素人にも非常に分かりやすくまとめてあり、導入書として最適である。
是非、著者の他の図書も読んでみたい。

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2012年02月24日

Posted by ブクログ

マーケティングの基礎の本。ビジネス系ライトノベルで、各章ごとに説明も分けて書かれているので、わかりやすいです。
手軽軸、商品軸、密着軸というポジショニングが特にわかりやすい。

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2011年12月15日

Posted by ブクログ

主人公の成長と共に、マーケティング理論を学べる本です。主人公の悩みが、ケーススタディーの問いになっています。読者が共に、その悩みに向き合うことで、アウトプットしながら理論を学べます。

〜以降ネタバレ有〜
【感じたこと】物語はフィクションですが、主人公のように良いサイクルを回すことが成長や成功に繋がるのだと感じました。具体的には、①学んだことを②自分なりに考えて、③すぐ実践するというサイクルです。なぜなら、①成功例を学ばないと、自分の考えの枠から抜け出せないですし、②自分なりに考えた上で失敗しないと、失敗の理由がわからないので、よいフィードバックが得られません。そして、③行動しないと、失敗(フィードバック)までたどり着けずに終わりますし、「すぐ」行動しないと、成長や成功の機会を逃すことになるのだと思います。

〜以降自分用〜
【本書を読んで得た気づきや学びは何か、今後それらをどう活かすか。】①強みを活かして勝てる市場、②儲かる市場で、③道義的な方針と行動をもって④購買動機に沿って徹底的に一貫した訴求をすることがマーケティングの基本だと学びました。そして、これらは単独で満たしていても駄目で、全てを満たす必要があることが理解できました。

学んだことを活かすために、将来の事業に必要な戦略を考えるために、私は所属する事業の強みを調べようと思います。方法は、本書にあった通り「なぜ他社の製品・サービスではなく自社の製品・サービスを選んだのか」について、SNSメディアを通じて調べてみようと思います。これを自社と他社の両面から調べることで、それぞれの会社の差別化軸が見えてくるのではないかと考えています。そして、調べた結果を比較することで、自社の本当の差別化軸が客観的にみれるようになり、戦略を考えることに、活かせればと思います。(自社の平均点を取れていない部分や、差別化軸に対する矛盾、競合のいない差別化軸が見つけたい。)

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2022年10月27日

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マーケティングの基本が分かりやすく学べた。

レストランで提供しているものは、料理ではなく、消費することで得られる体験(価値)である。

ファミレスや立ち食いそば、フレンチ、近所の食堂はそれぞれ提供する価値(差別化軸)が異なるため差別化ができていることがわかった。

自社の方針を考えたらそれにあわせた一貫性、具体性をもたせることも大事である。
身近な食堂で高級料理や高級ホテルの対応をすることは顧客は望まないだろう。

マーケティング理論のように理論を体系化することはPDCA行う上でも大事なことであると思った。本書にもあった感覚や勘という現場肌だけでは、客観的な視点がないため改善策があげられない。

現場感覚ももちろん大切ではあるが、理論で整理することも課題を捉える上でとても有用であろう。

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2020年01月27日

Posted by ブクログ

マーケティングの本です。難しい理論ではなくストーリー仕立てでとてもわかりやすく解説してあります。新人OLがいきなりイタリアンレストランの立て直しを迫られるという。専門用語もありますがとってもわかりやすかったです。挿絵のイラストが公共施設で読んでいるときにちょっと恥ずかしかったかな。

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2020年01月11日

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ネタバレ

3つの軸1.手軽軸2.商品軸3.密着軸
価値の具体化→普遍化→人をくくる
これをしないとニーズに対しふんわりしてしまう。

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2019年08月13日

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小説はチープだけど、たしかにモノやサービスを売るうえで大切なエッセンスが絞りに絞って書かれていてとてもいい本だと思います。

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2018年02月10日

Posted by ブクログ

以前、会社で紹介され、途中でそのままになってしまっていた本書。最近、読書熱が上がっているので、再読することにしました。

マーケティングの話を、小説仕立てに面白く、また分かりやすく纏めてあります。専門用語も少なめで、身近な話になっているので読みやすいです。

中でも特に響いたのは、『あなたは何を売っていますか? 何屋さんですか?』というところ。

この当たり前の質問の中に、お客様のベネフィットがあります。日頃の仕事の中で、このことを常に考えて行動することが大切だと思いました。

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2017年01月16日

Posted by ブクログ

非常に読みやすい。しかもマーケティングのエッセンスがしっかりと入っている。物語だけでも楽しめるので中高生でも読めるし、章ごとに入っているマーケティング用語・考え方の解説も明快。こんなに小さい、薄い本なのに、実務に役立つ基本の「キ」がカバーされているので、装丁は若い人向けでも、マーケティング基礎知識として、すべての年代・職種・業種の方におすすめしたい。

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2016年07月22日

Posted by ブクログ

イタリアンレストランを立て直すというエピソードに沿ってマーケティングについてを学べる良書。

【記しておきたいポイント】
『価値は使い方に現れる。』
『求める価値で分ける』

『そこにしかない料理でもいい。すごい演出でも接客でもいい。そこにいく特別な理由がなきゃ二度目はない。』

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2015年12月24日

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マーケティング?の本。
物語になっているので、ビジネス書より読みやすかった。
どの本も書いてることは同じだけど、なかなかうまくいかないよね。

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2015年02月07日

Posted by ブクログ

要約すると「お客にとっての価値を知り、「具体的」な手段により「一貫性」を持って「ベネフィット」を提供する」ということ。

売り手の論理ではなく、買い手の論理を「お客様」と「現場」から整理し、ターゲットにとっての「他の店にはない」強みと差を4Pに沿って徹底的に考える。
そして最後に大切なのは「想い」であると締めくくる。

マーケティングのエッセンスがうまくストーリーにまとめられており、マーケティングの基本を知る本としては、まぁ良いかも。

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2014年12月28日

Posted by ブクログ

イタリアンレストランの経営再建をテーマに、マーケティングの基礎や「視点」を学べる入門書。
物語の形で進行して行くため、「視点」をどのように持ち、どのように実践していくか非常にわかりやすい。本書では比較的小さな案件を題材にしているが、規模に関係なく様々な場面に有効活用できそうな気がした。貸してくれた友人に感謝。

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2014年03月14日

Posted by ブクログ

マーケティングの基礎をストーリー仕立てで解説する一冊。よくある「もしドラ」のパクリかと思ったらいい意味で期待を裏切られ、マーケティングに携わる人間としてもすんなり楽しく読めました。レストランの立て直しというテーマが明確なので取り組みやすいといえばそうですが、徹底的に現場に入り込む重要さ、これがマーケティングの基本の基本だなと改めて感じます。まぁ、こんなにうまくいくことはめったにないでしょうけども。

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2013年08月16日

Posted by ブクログ

今度受けるワークショップの課題として渡された本。もしドラみたいなラノベ風か、とイラストで思わせるが、あれよりも大変わかりやすく「マーケティングとは?」に答えてくれる。なめてました。本当に面白かった。愚直に丹念に情報を拾っていく大切さ。過剰で空虚または怠惰で空疎な演説に振り回されるよりも、こういうのをちゃんとやろう。うっかり「自分にもやれそう!」と思わせる小ワザが効いてる。

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2012年09月03日

Posted by ブクログ

マーケティングについて。
勉強になりました。

ストーリーを持つこと。
この重要性が少しずつですが分かってきた気がします。
「もしドラ」よりははるかに良作です。
ただこの時間軸は無理がありすぎでは。

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2012年06月02日

Posted by ブクログ

イタリア料理店再建のための企画を練るという設定。学生時代、個人経営の飲食店でバイトをしていたので当時のことを思い出しながら呼んでました。
(バイトをしていたときにこの本と出会えていたらなぁ…。って思うくらい、参考になります。)


物語の中では難しい専門用語は出てきません。専門用語が出てきたとしても、解説を読めば十分理解できると思います。マーケティングって難しそうって思ってる人でもすんなり読めます。

マーケティング入門の入門として良いかと!!

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

「白いネコは何をくれた?」の著者佐藤義典氏の別本。

主人公は企画部の新人OLで、つぶれかけのレストランの立て直しを任される。
何故売り上げが伸びないのか?どうすればよいのか?というのをマーケティングついては教わりながら成功に向かう、SuccessStory。その物語を通して、読者もマーケティング戦略の基礎を学ぶというもの。
物語は、ライトノベル?ってくらい、あっさりしている。登場人物を掘り下げないためだろう。でも、面白かった。

企画部、マーケティング部などでなくても、いくつか応用できる。
そうだな、うちの場合は受託開発だから、顧客が何故うちに仕事を依頼してくれているのか、自分たちの『価値』を把握して、その『価値』をのばして、他社・競合との『差別化』を図ることかな。

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2012年05月13日

Posted by ブクログ

マーケティングの知識はほぼ0だったが、分かりやすくて良かった。
自分ならという、当たり前かつ、基本的なの観点が、結局とても重要なのだと感じた。

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2012年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

■重要事項
・ベネフィット…お客様にとっての価値
・ターゲットセグメンテーション…ベネフィットでくくる。
・強み、差別化…競合との価値の差
・4P…4Pすべてに一貫性をもたせる。
・想い…提供する価値を通して世の中にどう役立ちたいか。

■ベネフィットはTPOでくくる。
Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)
(注:Opportunityと使われることもある)


■具体化→普遍化→人をくくる。

■差別化軸
・手軽軸
・密着軸
・商品軸

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2011年11月24日

Posted by ブクログ

佐藤義典さんの「ドリルを売るなら穴を売れ」の新装版です。
話の内容としては「白いネコは何をくれた?」で紹介されているBASiCS理論を元に新人マーケターの主人公が奔走する話です。相変らず、小説として読める作品で、サラサラ読めるので凄く効率的にマーケティングを学ぶことができます。

前作の「白いネコは何をくれた?」で紹介されている内容と被る部分が多いですが、常に何かを選ぶとき、その選択が誰かのマーケティング戦略に投票したことになるという話は意識したことがなかったため、とても面白く感じました。
また、アンケートの裏を見る、など、顧客が求めているものから自分のお店のアイデンティティを見いだしていく過程などは勉強になり、面白かったです。

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

お客様になった時は「ちゃんと説明してよ」と思うのに、売り手になった時は「それくらい分かってよ」となってしまいます。



「この商品はこういう性能で、コレとアレができます」ではなく、「こういう性能だから、お客様であるあなたはどう嬉しいか」を書くべき!



効果的なアンケート
①どこでトムを知りましたか?ネット、友人の紹介、飲んだお店の紹介など
②なぜ、トムに頼んでくれたのですか?



「人類全員向け」の本より「あなたのために書かれた本」の方が読みたいですよね?



商品軸、密着軸、手軽軸の3つ。
どれかに特化する必要あり。ただし他の2つも平均点以上は必要。

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2016年06月19日

Posted by ブクログ

新人といっても中途でした。会社というより部門ですよね。まあ、営業的に成功していますけど。小説じゃないので、ご都合主義は置いておきます。話には聞くけど、マーケティングって具体的にどういうこと?という人が手軽にイメージできるようになるには良いかと。

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2012年12月17日

Posted by ブクログ

その後、レストランに行ったら、なんだか利益率とかお客さんの動向とか
つい考えてしまいました~。
改善の余地がある店が多そう。(笑)

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2012年02月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マーケティングの基礎をストーリーで学ぶことが出来る。

ストーリー仕立てなため、サクッとマーケティング概要を学びたい方や
まだ新人のマーケターの方にはうってつけの書籍。


ベネフィット
ターゲット
強み・差別化
4P
想い

の5つの要素において一貫性があり
具体的なマーケティングを徹底する。

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2012年02月02日

Posted by ブクログ

タイトルの通り、商社のマーケティング部に入社したばかりの新人さんが、つぶれかけのレストランの立て直しを任されるお話。
有名なコンサルタントである親戚のお兄さんに、マーケティングについて教えてもらいながら、社長へ立て直し案を提出するために奔走するうれたまちゃんが主人公の新人さん。
料理に厳しいに厨房のリーダーに色々言われながらも、「想い」を大切に走り回るうれたまちゃんを応援したくなる!

[マーケティングについて]
マーケティングの世界では有名だが、大切なことは以下の通りと本書では説明している。
1.ベネフィット(価値)
2.ターゲット
3.強み・差別化
4.4P(Product,Price,Promotion,Place)
5.想い

上記の5つの項目にて"一貫性"を持ち、かつ具体性を持つこと。

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2012年01月02日

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