あらすじ
■ネコが人間の人生を変えた!
本書の内容は、白いネコが人間の人生を変えてしまう物語です。
「仕事も恋愛もうまくいかないサラリーマン」実直と
「不思議な白いネコ」ボロが出会います。
そして、マーケティングを使って人生の戦略を考え、
実践していくことによって、人生を劇的に変えていく
成長と感動の物語です。
本書はマーケティングを人生戦略に使った本です。
すべて実際に使える手法であり、そして実は
すでに多くの人が実践しています。
主人公である日向実直(ひなた・さねなお)は、
多くの人と同じように様々な悩みを抱えています。
そして、人生に希望をみいだせない、
絶望的な状況にあった彼はなぜ、変われたのか?
それはマーケティングを使った人生戦略があったからです。
■能力、才能、学歴、資格、運……だけでは成功できない!
能力があっても成功しない人はたくさんいます。
才能があっても開花せずに終らせる人はたくさんいます。
つまり、「能力」「才能」「学歴」「資格」「運」
を持っているかではないのです。
あなたが持っている、
「能力」「才能」を他人に勝つためにどのように使うか、
「学歴」「資格」を活かして勝つにはどうしたらいいか、
「運」をどう使うか、「運」が悪いときでもいかに負けないか、
です。
つまり、すべて「勝つための戦略」があるかないかです。
実際の成功者は戦略的に日々生きています。
世界一簡単な人生戦略をネコとサラリーマン
の物語を通して学んでください。
■本書を読むメリット!!
・人生で勝ち抜くための方法がわかる!
・仕事で自分が持っている本当の力を発揮できる!
・仕事での企画力・発想力・マーケティング力が身に付きます
・自分が進むべき将来が明確になる!
・自分を業界1位にする方法が見つかる!
・ともに働く仲間の気持ちがわかるようになる!
など
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Posted by ブクログ
著者の佐藤義典さんが唱えるBASiCS理論の教科書的な本です。
といっても、教科書然とした本ではなく、小説の形式で話が進んでいくため、めちゃくちゃ読みやすいです。しかもよくある説明のための単調なストーリーではなく、ちゃんと面白い。
各章で、
・Battlefield (戦場)
・Asset (独自資源)
・Strength (強み・差別化)
・Customer (顧客)
・Selling Message (メッセージ)
の5つの要素と、その一貫性(integration)について解いていきます。
また、これらの一貫性のパターンとして「手軽軸」「高品質軸」「密着軸」の3軸について触れられます。
私は「一貫性」の大切さに気づいていたつもりでしたが、この本を読んで口癖が「一貫性」になる程度には一貫性の美しさに魅了されました。
この本は、マーケティングの本ですが、この理論はマーケティング以外のことにも応用できて、とてもよいフレームワークについて学ぶことができたなと思いました。
是非一読をお勧めします!
Posted by ブクログ
1. Battle field
どこで誰と戦うか
それ次第で戦い方が変わる
そもそも戦場で戦える能力がなければ、身につけるかあきらめることになる
(強みが活きる戦場を選ぶべき)
2.Asset
独自資源‥強みの源泉となるもの
ex)優秀なスタッフ、ノウハウ、文化
3.Strength
独自資源が、強みか弱みかではなく
強みとして活用するになどういう戦略がよいかを考える
①手軽軸
近い、早い、便利など
②商品軸
技術の高さ、新しさ
③密着軸
1つの軸で圧倒して、他の軸では平均点を目指す
4.Customer
顧客を絞れば、戦場・競合が決まる
求める価値や差別化軸で分類する
ex)20歳の大学生、25歳の独身有識女性、29歳の専業主婦
自分の強みに合う人、共鳴してくれる人
5.Selling message
売り文句(キャッチコピーみたいなもの)
6.その他
一貫性が重要
Basicsは、退路を断つ行為でもある
ハラを括れるようになる
Posted by ブクログ
マーケティングの基礎を学べる本ですが、お話しとしてもとても面白かったです
この著者の、うれたまちゃんシリーズも全て読みましたが、全てけっこうな昔に書かれた本です
しかし今のコロナで世の中が大変な時代に、いま売れているもの、いま流行っているサービスなんかを見ても、この本に書かれている事ってなかなか的を得ているよなーと思ってしまいます
ピンチはチャンス、弱点を強みに、という考えの出来る企業がコロナにも負けない強い会社なんでしょうねー
Posted by ブクログ
2010/03/24 1回目
2020/08/09 2回目
BASiCSという戦略を用いたマーケティング戦略の本。
小説調になっているので、読みやすい。
B= Buttlefield
A= Asset
S= Strength
C= Customer
S= Selling Message
Posted by ブクログ
マーケティング関係の本
初心者向き
説明だけのビジネス書と違って、小説が含まれているのでとても分かりやすかった。
自分でもノートにまとめながら読みました。
本当に勉強になりました。
これをきっかけにもっと勉強していきたいな。
Posted by ブクログ
しろねこボロが戦略を教えてくれます。
戦略BASiCSは、仕事にも人生の戦略にも使えます。
Battlefield―お前はどこで、誰と戦っているのか?
Asset―お前は誰か?お前らしさとは何だ?
Strength―お前にしかできないことは何か?
Customer―お前は、誰と共にいたいのか?
Selling message―お前は誰だと世の中に宣言するのか?
物語になっており、とても分かりやすいです。
Posted by ブクログ
マーケティングの基礎をライトノベル風に読んで知ることができる。イタリアンレストランの売り上げを改善するためのマーケティング方法。
佐藤義典の「図解 実戦マーケティング戦略」などを読んだ後に軽く読むとさらに効果が高いと感じている。
p.70
戦略BASiCS その2 お前らしさとは何だ?
DNA。自分らしさは自分の過去にある。
(計画して調べて実行)
p.122
3つの差別軸
手軽軸
商品軸
密着軸
p.150 ニーズが違うからわける
強みが活きる顧客を狙う。
Posted by ブクログ
著者の他作品を読んでこちらを購入。
他の本でも触れられている「BASiCS」というマーケティング戦略の考え方をビジネスだけでなく、人生に置き換えたもの。
主人公が過去取り組んだこと、強みを再発見し、ビジネスに活用してまわりの人間を動かしていくというものは自分もエネルギーをもらえる。
BASiCSの考え方は他の作品でも学べるけれど、この本で学べる最も印象的なフレーズは
「今日を変えれば明日が変わる」「強みは弱み、弱みは強み」です。
漠然としたポジティブ思考や小難しいビジネス理論ではない、自分で創り上げる「戦略」=「人生の在り方」を
描いていくための考え方を白いネコ、「ボロ」はくれたんだと思っています。
Posted by ブクログ
著者の佐藤さんの本は3冊目。
全てが五つ星。
コンサルティング会社を個人経営する佐藤さんですが、ここまで分かりやすい普遍なマーケティング戦略を体系化できるのは本当に凄い。
体系化しているので自分に簡単に当てはめられるし、ストーリーで書いてくれているので腑に落ちやすい。
文調を見てると、この人の崇高な人間性も感じられ、引き込まれてく。
違う切り口であと何冊か出しているというので、他の著書も読みたいも思います。
戦略BASiCS
battlefield 戦略
asset 独自資源
storages 強み・差別化
customer 顧客型
sailingMessage メッセージ型
強みとは、独自資源から練り出されるもの
物後には「事実」があるだけで、それだけで強みや弱みがある訳ではなく、独自資源がその事実を強みや弱みに変える。
Posted by ブクログ
マーケティングの理論、BASiCSの考え方にそって、戦略の立て方を学べる本。とっても読みやすくいい本。
どこで闘い、何を持ち、何を強みとし、誰に、どうアプローチするか。
何事も基本が大切。
Posted by ブクログ
4時間ほどで読み終えました。
ビジネス書で感動して泣いた・・・笑
マーケティング戦略がストーリー仕立てで分かりやすく書いてある本。
動物好きで広告代理店勤務の私にはえらく刺さりました。
仕事だけではなく、「明日を変えるには昨日とは違うことを今日すること」
という人生においても応用できます。
今の仕事に全力投球できていなかったり、
昨日起こったことのしりぬぐいで終わる日々を過ごしている人にオススメです。
または、これから社会に出る大学生にもマーケティング戦略を学ぶ一歩となるかも。
かくいう私は、仕事で120%の力を発揮したく、、、。
どういう戦場でどのような強みを生かすのか・・・かぁ。
この本は、私の愛読書になりそうです。
Posted by ブクログ
・マーケティングや経営戦略の実務イメージもわく他、自己を見つめ直す契機にもなった。
・BASiCSはその思考順序にも意味があり、それぞれの整合性を確保したストーリーを描けるかが重要。integrationが最重要との著者のメッセージもわかりやすい。
・差別化となる強みは、手軽軸、商品軸、密着軸というのはわかりやすい。密着軸というのが通常あまり意識しない視点のように感じるが、製品もそこそこ、価格もそこそこ、なのに利益で出てるような場合の解になる可能性あり。
Posted by ブクログ
「お前はどこで誰と戦っているのか?」、「「戦場」にいる「競合」にはない物でなければ、「独自」とはいえぬ」、「個人の経験は、多くの場合個人の資産」、「企業理念が密着軸」、「わかりやすさでの差別化」
Posted by ブクログ
BASiCSというマーケティング手法の説明の本
ストーリー仕立てで読みやすい、夢をかなえるゾウっぽさがある。ただスカっと感を出しすぎてるのは気になる。
こういう理論をおすすめする本は割と好き。作者がどういう形で世界を見ているかを知れる。
B:儲かる戦場で戦えば儲かる
A:自社独自の経営資源を蓄積すれば儲かる
S:強い商品が提供できれば儲かる
C:顧客ニーズに答えれば儲かる
S:上手に顧客に伝えれば儲かる
自分の戦うところを決めて、経験を元に力の源泉を蓄えて、
差別化できる強みを作り出す。
ターゲットとなる人を決めて、自分は何者かを宣言する。
Posted by ブクログ
戦略論のおはなし。主にマーケティング系。
「戦略BASICS」という覚えやすいシンプルな体系にまとまっている。
物語形式で進むので、オーディオブックとの親和性も高く、
また楽しみながら学ぶことができた。
B:Battle Field(どこで戦うのか)
A:Asset (何を持っているのか?独自資源は何か?)
S:Strength (強みは何か?差別化のポイントは?)
I:(特に意味は無い。INTEGRATEとでもしておけばよい)
C:Customer (顧客は誰か?ニーズは何か?)
S:Selling Message(何を伝えたいのか?)
Posted by ブクログ
求めていることを達成するための戦略についてかなり勉強になりました。日常の業務や自分のキャリアに応用して、考え方を身につけたい。大きな武器になると思う。
Posted by ブクログ
オーディオブックで、通勤の運転中に聞きました。
猫がすごいことしゃべりだしたり、高級キャットフード欲しがるところとかは、「夢をかなえるゾウ」を思い出しました。
内容的には、マーケティングって何なのか、まったく知識がなかった私には、とっても新鮮なものでした。マーケティングの戦略が、個人の人生にも応用できるんだということが興味深かったです。
今日が変われば明日が変わる。
今日の行動を変えれば、明日は違ったものになる。
どれだけ、昨日と同じ今日を生きてきただろう。
少しずつでも、変えていこう。
Posted by ブクログ
マーケティング初心者の自分には良い本でした。
マーケティングの概念が物語の中でわかりやすく示されており、楽しく読めました。
物語自体、展開が読みやすく、読んでいて自然に頭に入ってくるという印象です。
Posted by ブクログ
「今日を変えなければ明日は変わらない」をいかに実現するかを教えてくれる本。今日を変えるためには今日の行動を変える必要がありますが、その行動をどう変えるかを教えてくれるのが、BASiCSというものです。BASiCSは、マーケティングの基本的な考え方の頭文字をとったものですから、この本はマーケティングを企業の売り上げを上げるためだけではなく、個人が成功を掴むための方法にも適用したと言えます。ストーリーはやや陳腐ですが、考え方は丁寧な解説もあり分かりやすいと思います。マーケティングを企業や個人に実際に適用できるようになりたい人には有用な本でしょう。
Posted by ブクログ
著者の本は3冊目ですが、読みやすくて一気に読ませて頂きました。
簡単にいうと、マーケティング理論を自分に当てはめて自分探しをして、やりたいことを見つけよう、という内容です。
今やりたいことが分からないという方、もしくは毎日の仕事はちゃんとやってるものの、ダラダラと過ぎていて何か
物足りなくてそんなワークライフを変えてみたいという方にオススメします。
分かりやすく、ボロが進む道を案内してくれますよ。
今日を変えなくちゃ明日も明後日も来年もその先もずっと今と変わらないまま。
それを教えてくれた一冊でもありました。
Posted by ブクログ
マーケティングについてのお話。戦略BASICSというマーケティング理論をベースにわかりやすいストーリーで読み進められる。ストーリー終了後には詳細が解説されているのも良い。ビジネスマンは読んで損はしないんじゃないっすかね。
Posted by ブクログ
マーケティングにおける個々の要素(Battlefield,Asset,Strength,Customer,Selling message)について言えば、
他の本にでも書かれているようなありきたりな内容に思えるが、
その一つ一つの要素の繋がりを
これだけ分かり易く書かれている本は読んだ事が無かった。
一つの物語として書かれており、
非常に読み易く、いっきに最後まで読む事ができた。
Posted by ブクログ
ストーリー形式で伝えるマーケティング戦略論。
自称「あなたの明日を戦略で変える本」。
フレームとしては以下の5つ。
Battlefield 儲かる戦場で戦えば儲かる
Assets 自社独自の経営資源を蓄積すれば儲かる
Strength 強い商品が提供できれば儲かる
Customer 顧客ニーズに応えれば儲かる
Selling message 上手に顧客に伝えれば儲かる
わかりやすく読みやすいが
夢をかなえるゾウのパクリもあり
ストーリーの稚拙さが伴い
作った感満載のハッピーエンド
ですこし興ざめしてしまうので★3つ。
Posted by ブクログ
これがマーケティング関連の最初の一冊であったら高評価だったかも。
古い本だから若干表現、ストーリーが時代遅れに感じてしまう点あり。稚拙に感じてしまった。
Posted by ブクログ
ストーリー立てていて分かりやすい。
マーケティングを学びたい・実践をリアルな場でしてみたいという動機になる良本だと思う。
学生や、マーケティングに取り組む組織に配属された方が最初に手に取るには良いので、そういった方に紹介したい。
ただ、それ以上は残念ながらこの本では得られないし、そういう本ではないので注意。