深山キリのレビュー一覧
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購入済み
意地悪な皇帝と花仙
ヒロインが花仙ということで可憐な美少女かと思いきや、ヒーローの意地悪に耐えて育ったせいで逞しい性格のヒロインでした。(外見は美少女です!)
前半は、ヒーローである皇帝の身勝手さと意地悪さに腹を立てて読んでいましたが、後半は想いの強さがわかり良かったです。
半分人外のヒロインはまっすぐな性格で、とても好感が持てました。 -
主人公の心の揺れ具合がいい
仲良くなった青年が残忍で冷酷な黒公爵ではないか、と疑う主人公のアリアが良かったです。それまでの信頼や甘美な時間がありながらも、思い当たる節から疑わずにはいられない、揺れ動く心の描写が好きでしたね。
途中、川の畔でのゲームには思うところもありましたが、甘々なのが好きな人にはいいかもしれません。
イラストは表紙より中の挿絵の方が個人的には好きでしたね。
すれ違いが解消されてのハッピーエンド。読後感もよかったです。
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夢と現実のギャップがいい!
一つで二度おいしかったです。
陵辱される夢を見るようになった主人公が、現実では許嫁との仲を段々と深めて純愛していく。夢の中で身体の喜びを覚えつつ、現実では清く正しい交際をしていく。純愛ものと陵辱もの、両方が違和感なく楽しめました。
ラストの突拍子のなさには驚かされ少し残念でしたが、それでも十分面白かったです。
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ネタバレ
夢に期待してしまいそう……
淫夢を扱った作品って結構少ないので、新鮮だなぁと思いました。それを中心に回す作品なんてものは男性向けばかりかと思えば、TLにもあったんですね。なんだか嬉しいです。
しかし、淫夢というのはすごく使い勝手がよくて、ヒロインの欲をかき立てる技法としては秀でているんじゃないかなと私は思います。その分、ヒーローと交わる時になって処女ではない、淫売のような反応を見せてしまう……その羞恥がそそられますし、それをよしとして迫るヒーローにもドキッとしてしまったり。
ロマンチックさの中に不思議な感覚が混ざった、まさに不思議な作品。でも、読んでいるうちに没入してしまう……本当に不思議。 -
ネタバレ
収まるところに
濡れ場の冒頭だけ読むと黒公爵と揶揄されるアドニスが悪役のように見えて、アリアがかわいそうになってくることこの上ないですが、最終的にはハッピーエンドなのでご安心を。
男のわがままに付き合わせられる女性側からしてみればたまったものではないですが、嫉妬心や不安を拭い、包み込んであげられなければ愛なんてものは成立しないのかもしれません。とはいえ、アドニスは過剰といえば過剰な気もしますが……。
流れとしてはロマンチックで、情愛深い物語だと思います。いつもと少し変わった刺激がほしかったら、読んでみるのをお勧めします。 -
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ネタバレ 購入済み
あまり多くを語らないジェドと、思い込みで突っ走り気味な主人公。凸凹な夫婦がおもしろい。
いつリリスは自分の能力について打ち明けるのか?夫婦としてより深く信頼できるようになるのかが展開楽しみ。
フゥ先生がいいキャラしてて好きw -
ネタバレ 購入済み
主人公しれっと妹に婚約者を奪われているのか、、?相手クズじゃないか。
国の姫でありながらここまで常識知らずで行きてこれるのはもうギャグでしかない。
嫁ぎ先は拗らせ皇太子、相性が良いのか悪いのか基本的にギャグっぽい。
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