おかべたかしのレビュー一覧

  • 目でみることば
    ホントは面白い「謂れ」のある言葉を、写真をつけて「見る」ことによって、さらなる発見をもたらすシリーズ第一弾。おかべたかし・文、山出高士・写真。

    興味深かったのは全40言葉のうち22。順番に並べる(言葉の意味解説は出来るだけ避けました)。

    ・「阿漕(あこぎ)」
    漕ぎ方のことではない。まさか地名だっ...続きを読む
  • 目でみることば 有頂天
    「目でみることば」シリーズの第4作目。
    38の言葉の由来についてを言葉と写真で紹介。
    50音順。一つの言葉で4ページ。
    言葉、姿、説明と関連する情報での構成。
    コラム、撮影協力、主要参考文献有り。
    「似ていることば」を省き、真の「目でみることば」シリーズと
    しては第3作目。出せた嬉しさに「有頂天」な...続きを読む
  • 似ていることば
    「目でみることば」シリーズの第3作目。
    38組の似ている言葉を言葉と写真で紹介。
    50音順。一組の言葉を見開き写真で2ページ、
    違いの説明と関連する情報2ページでの構成。
    コラム、撮影協力、主要参考文献有り。
    「目でみることば」に続いて「似ていることば」を紹介。
    “似ている”は“同じではない”ことを...続きを読む
  • くらべる時代 昭和と平成
    おかべたかしさんの「くらべるシリーズ」

    平成生まれの私でも昭和なものにいくつも愛着があって懐かしい~ってなりました。
    クルクルまわす自動車の窓のハンドル、フィルムカメラの現像、板ガムも馴染みがありますね。
    逆に寿司やビアサーバーはこの本で初めて意識しました。これからさらにどう変化していくのか?30...続きを読む
  • くらべる東西
    表紙の写真、関東と関西の湯船の位置をみて納得。
    静岡県伊東市にある昔ながらの銭湯へ行ったときの違和感はこれだったのかと!
    (東北生まれ、関東育ち)

    静岡県には仕事で5年住んでいましたが、物によって関東式だったり関西式だったりするのが面白いところでした。そんな東海道の歴史を解説してくれるページも(p...続きを読む
  • くらべる値段
    同じようで同じでない、安いと高いでは比べると違う、
    モノの値段がテーマ。
    34品目を、50音順、見開きでそれぞれの画像。
    基本、左側に安いもの。右側に高いもの。次のページに解説。
    値段コラム、買い物コラム複数有り。
    撮影協力&主要参考文献、有り。
    見た目ではわからないけど、取材して聞いたら、なるほど...続きを読む
  • くらべる世界
    「目でみることば」シリーズ10冊目は、世界。
    日本とだけではなく、国と国の顕著な“違い”を選んで紹介。
    アルファベット順、見開きでそれぞれの国のモノの画像。
    基本、左側に日本、又は西側に位置する国。次のページに解説。
    世界コラム、著者の体験コラム、複数有り。
    撮影協力&主要参考文献、有り。
    日本と違...続きを読む
  • 目でみることば 有頂天

    言葉の状態が異なる写真が混在

    良い写真も多くお勧めしたい本なのですが、表紙にも使われている「狸寝入り」の写真が「普通に寝ている(擬死状態で無い)狸」だったり、「鷹揚」の写真が「飛んでいる鳶」だったり、言葉本来の状態と異なる写真が混在していて残念です。
    過去と現在で意味が違ったり真逆だったりする言葉があることを思えば、微妙な差か...続きを読む
  • くらべる東西
    くらべるシリーズ、もう一度手を出しました。前は(「似ていることば」)、半分くらいは目次段階でだいたいの見当がついたのに、今回目次を見て分かったのは34項目のうち「いなり寿司」「縄文土器」くらいのものだった。東と西に親戚がいる小学生だったら、これは夏休み研究テーマになりますよ。

    というわけで、「おゝ...続きを読む
  • 似ている英語
    「目でみることば」シリーズの第5作目。
    日本語では同じようでも、英語では違う言葉が存在する。
    その違いを、見て&解説を読んで納得の、楽しい内容。
    Part.1 a few/a little~by/near
    Part.2 candy/lollipop~instrument/tool
    Part.3 ...続きを読む
  • 似ていることば
    「どちらの意味・漢字が正しいのかな?」と、今までその言葉を使う際、その都度検索していた言葉がいくつかありました。でもまたその言葉を使う時に「あれ?どっちだったっけ?」というような事が続いてましたが、今回この本で学んだので悩まずに使えそうです(笑)
    写真も綺麗で見ても楽しめます。私はクイズといいますか...続きを読む
  • 似ていることば
    皆さんのレビューを見て紐解きました。ありがとうございます。実際手にとると本書の対象年齢を「勘違い」していることがわかりました。「おかべたかし」「やまでたかし」という著者名からは絵本、小学生用かと思いきや、最初は「明らむ」と「赤らむ」。谷中銀座商店街の「夕焼けだんだん」の写真を使って「赤らむ」名所を説...続きを読む
  • くらべる東西
    関東と関西で違うものの写真集。高校時代まで大阪にいたので、写真を見て、関西のものがうんそうだったと納得するには、遠い記憶を探らなければならないのです。
    ・表紙の銭湯だが、大阪の銭湯の湯船は真ん中にあったような気がする。
    ・稲荷寿司は、確かに大阪は三角だった。関東の俵型は稲荷神社に奉納する俵だって。愛...続きを読む
  • 目でみる漢字
    一章は象形文字についてなので新鮮味はなかったが、冬と夏については、白川静の常用字解で調べてみると成り立ちの説は違っていた。学会筋は知らないが、著名な知識人の間では白川静を支持する人が多いように思うし、私も支持する。
    二章の、竜髭菜とか菊石、陸蓮根、椿象、雲呑などの写真、解説はなかなか楽しい。それぞれ...続きを読む
  • くらべる京都
    くらべるシリーズだが、あんまり比べる要素を気にしないで読む本かな。はっきり言って京都案内の本だ。京都出身の岡部敬史さんだけあって、ありきたりの案内ではなく、へえこんなところを見て回るのも乙なものだなだと思わせる結構通なものになっている。
    「応仁の乱と池田屋騒動の刀傷」「大堰川と桂川」「知恩院の男坂と...続きを読む
  • 目でみることば
    阿吽の呼吸・阿漕・頭隠して尻隠さず・急がば回れなどの言葉の語源を写真で示し解説を加えた本。ほほう、へえーと思うこと必然。写真が秀逸。
    「頭隠して尻隠さず」が雉のこととは知らなかった。けんもほろろというのも、雉の鳴き声からとか。
    「几帳面」が神社仏閣の柱の断面の形から来ているとは。几帳面な人しか作れな...続きを読む
  • くらべる世界
    見開き2ページに二つの国の物の写真を載せてくらべられていて,あと2ページで解説が書かれてる。
    「中国とアメリカのカップヌードル」中国はシーフード味が人気かあ。アメリカはチキン味。
    「日本とイギリスのサンドイッチ」日本の卵サンドイッチは世界で人気だそうだ。イギリスのきゅうりだけのサンドイッチ、うまいか...続きを読む
  • くらべる東西
    え!違うの?と思うものがほとんどだった
    ぜんざいと玉子焼き器はものすごく驚いた

    ものを比べることで、東西の文化や気候の違いが楽しめた
    東は粋、西は優美
    どちらも素敵だなぁと思った
  • くらべる東西
    34組の文化や風俗を、東と西、という切り口で比較解説した書。1つの題材につき、見開き2ページで綺麗な写真で比較、次のページで解説文と関連した事柄の解説という構成。
    東と西で全く違うもの、微妙に違うもの、あまり変わらないものと様々。東は寒冷西は温暖、東は武士西は商人、西の伝統東の大衆化、と違いの理由に...続きを読む
  • くらべる京都
    京都にまつわる様々な事柄を「くらべる」という
    キーポイントで40項目を紹介している。
    Part.1 京都をくらべるー地理と歴史
    Part.2 京都のくらべるーお店と食べ物、提灯と乗り物
    Part.3 京都とくらべるー橋とタワーと風景と
    五十音順、見開きでそれぞれの画像。次のページに解説。
    京都コラム...続きを読む