この本も、多くのブク友さん達が読んでいる人気の本ですね。
最近、「言葉」関連の本を続けて読んでいる勢いに乗って読みました。
いつも迷うことばに「変える」と「換える」と「替える」と「代える」がある。
「電気」と「電機」と「電器」もどれだか迷う。
日本電気株式会社、松下電器産業株式会社、三菱電機株式
...続きを読む会社と"でんき"の字が違う。
他には、船井電機、三洋電機、山洋電気、東京芝浦電気など。
ビジネスマナーとして会社名は理屈なしに覚えるしかないが、冷蔵庫は電機か電器かと問われると迷う。
本書「似ていることば」では、
"でんき"や"かえる"のように幾つもある漢字の使い分けを取り上げたものが多いが、
果物と野菜とか、アザラシとアシカのように違いをきちんと説明できないものも含まれている。
「卵」と「玉子」の使い分けはテレビなどで時々話題になる。
料理したものだけに「玉子」という文字を使うと言われますが、
スーパーで売っているのは「卵」ですか「玉子」ですか?それとも「たまご」ですか?
たまごやきは、「卵焼き」ですか「玉子焼き」ですか?
ゆでたまごは、「ゆで卵」ですか「ゆで玉子」ですか?
自分の気持ちにしっくりくる表現を正解だと思っていればいいのでしょうか?
「混ぜる」と「交ぜる」や「サンデー」と「パフェ」など、違いを説明できないものが沢山ありました。
でも先日のテレビでは、「パフェ」の中に皿に盛りつけたものもあったので、それほど厳密でもないみたい。
だから、きちんと覚えなくても大丈夫。
みんな曖昧に使っているから、こんな本が存在するのです(^O^)
「恐い」と「怖い」、「いねむり」と「うたたね」の使い分けもできていなかった。