マイクル・クライトンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マイクルクライトンの1980年代に書かれた医療ミステリー。暴力的なまでのてんかん患者を、コンピューターによっててんかんを制御する手術を行い、患者が暴走してしまうというストーリー。
本の主題は、ホラーというよりは、精神をコンピューターで制御することの有無という部分に置かれている気がする。話的にはごくごく単純な特に伏線もないため、さくっと読めるのではないかと。
1980年代のIBMのホストコンピューターの描写などは、見た事無い世代なので(旧型の使われなくなったブツは見た事ありますが)、当時の描写も時代を感じて面白い。
ただ、今現在にも通じるものがあると思う。
今なら、もちろんコンピューターを小型化 -
Posted by ブクログ
単行本が出たのは1997年。記憶になかったので全くの新刊だと思って買ったんですが、やっぱり騒がれるほどの作品じゃなかったからチェックしなかっただけだったんだなぁ(笑)。
作者はあの「ジェラシック・パーク」の作者です。あの小説自体はなかなか面白く読めました。なんと言っても設定とかディテールがいいですよね。映画ももちろん良かったですけどね。
この作品は名前の通り航空機事故を取り扱った作品です。事故に対する航空機メーカーの対応や事故を扱うマスコミの姿が描かれています。例えば、事故原因を究明する技術的な部分とか航空機メーカーの内側とか、そういう細部は書きこまれていて興味があれば面白く読めるし、 -
Posted by ブクログ
シンプル&スピード
原題は BINARY。「おたがいに作用しあう二つの異なった要素からなるシステム」のこと。作中では二重化の意味にとらえればいいだろう。つまり、どんでん返しがあるということ。
さすがにコーマの映画監督までしたクライトン。本作はジョン・ラングの名前で発表された初期作品だが、SF色はないもののシンプルさとスピード感は天下一品。
素材が現代の話だからか、尻切れトンボの感じはほとんどない。毒ガステロの犯人とそれを追うGメンの心理戦が筋のメインになる。犯人は先に死んでしまうが、相手のとの戦いを趣味とするGメンが事件を解決する。いやぁ、楽しい作品だった。 -
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Posted by ブクログ
1993年(平成5年)
第66回アカデミー賞/
★音響賞:ゲーリー・サマーズ、ゲーリー・ライドストーム、ショーン・マーフィー、ロン・ジャトキンス★視覚効果賞:スタン・ウィンストン、デニス・ミューレン、マイケル・ランティエリ、フィル・ティペット★音響効果編集賞:ゲーリー・ライドマン、リチャード・ハイムス / 出演:サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー、アリアナ・リチャーズ、ジョセフ・マゼロ / 原案・脚本:マイケル・クライトン / 製作:キャスリーン・ケネディ、ジェラルド・R・モーレン / 監督: スティーヴン・スピルバーグ / (原作本、下巻)