マイクル・クライトンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3作品の映画にもなって、今夏最新作である「ジュラシック・ワールド」が公開されるわけですから、知らない人はいないよね。
物語的にどうだろうと、個人的に大好きな作品。周りの評価がどうだろうと、胸を張って、大好きだと公言する作品。恐竜好きの自分としては、外せない逸品。最上級の娯楽エンターテイメント小説。
上下巻で結構長い物語ですが、展開スピードが早くて気になりません。若干技術的な話や事件が起こるまでの運びが退屈かもしれませんけど。現代に恐竜がよみがえったら、こんなトラブルが起こりえるんだなぁ、と思いながら興味津々に読み進められました。
まぁ、小説を読むのは今さらだなーと感じるなら、映画をご覧ください。個人的には映画も大好き。恐竜のCGが迫力ありますし、本物っぽい(本物なんて見たことないけど)。これから映画になる恐竜には、羽毛が生えてるのかなァ……。 -
Posted by ブクログ
クライトンが航空ものを書いている!
たまたまF・ポール・ウィルスンの『体内兇器』の巻末広告で発見し、
さっそく飛びつきましたね。
彼の作品を読むのはジュラシック・パーク関連以来だろうか。
ずいぶんと久しぶり。
わしは航空ものにやたらめったら弱い。
ヨワいったらヨワい。
デジカメを初めて買ったころは、
空港や米軍基地へ行って飛行機の写真を撮りまくったものだ。
現在はどういうわけかプロレスばかり撮っているが……。
話がそれた。
さすがクライトンの小説だけあって、
2冊分をあっという間に読めてしまった。
止められない止まらない!
航空業界の暗部をえぐるだけでなく、
視聴率が命の傲慢でえげつないマスコミ業界をも斬りまくる。
最近日本でも「マスゴミ」と揶揄されるこの業界の実態は、
アメリカでもそれほど違わない。
いや、もっと過激かな。。
悪徳マスコミが何かを報道する際に、
「事実」や「真実」は彼らにとって少しも重要でない。
視聴率を稼ぐための、あるいは部数を売るための扇情的なストーリーが、
取材する前から予め用意してあり、そちらのほうが大事なのだ。
「こうであれかし」、「こうあるべし」の結論が先にあって、
取材やインタビューが行われる。
それに近づけるためにはミスリード、情報操作、捏造、ヤラセ等を厭わない。
こういう悪事をはたらくのは一部の心無い人だけだと信じたいけど、
果たしてどうなのだろう?
まじめに「事実」や「真実」を追求する良心的なマスコミはえらい迷惑を被っているんじゃないかな。
この小説の主人公は、飛行機の製造会社のエグゼクティブ。
会社の上役から・労働組合から・マスコミから・スパイからと四方八方から狙われ四面楚歌状態。
困難な状況をどのように打開していくかを、手に汗握りながら読むべし!
以上は上下巻とも読んだ感想です。 -
Posted by ブクログ
昨年ジュラシックワールド復活の大地を観たことをきっかけにジュラシックシリーズを子供以来に再燃。「恐竜かっけー!でも怖ー!」なんて子供の頃と変わらない気持ちのまま鑑賞。でも大人になってからだとマルコム博士の考えが興味深かった。正確ではないけど「できるからと言って何でもしてはいけない」だったかな。
原作はじっくり生物に対する倫理観を味わえそうだとチャッピーに勧められたため読み始めてみた。
遺伝子学のところやシステムの描写は難しかったから割と流し読みだったけど、全体的に読みやすかった。上巻の終盤でとうとう恐竜たちが自由に…!早く下巻読まなきゃ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画とは結末がかなり異なる。
映画では、弁護士が真っ先に捕食されるが、弁護士は生き残り、映画では生き残っていた、数学者、創業者が亡くなる。
特に創業者の人柄がかなり悪く(全てを従業員など他人のせいにする)最後は無惨な最期を迎える。
数学者は、映画では生き残り、その後のシリーズでも活躍する重要人物だから、亡くなったのは衝撃的。
また、遺伝学者のウーも映画では、その後のシリーズに登場するが、本書ではラプトルに殺されてしまう。
物語の終盤、ラプトルの卵の数を数えに行ったシーンは必要だったのか疑問。
そして、著者は女の子の子どもが嫌いなのかと勘ぐってしまうほど、本書の女の子の描かれた方が酷い。
対して、男の子の方は頭が良くて、本書終盤で大人たちのピンチを救うなど大活躍をする。
前半ではティラノサウルスが暴れまわったが、後半ではラプトルたちに追い詰められる。
映画は単なるパニック映画だったが、原作は、人間が神のように、生物の生き死にをコントロールすること、自然への敬意を忘却していることへの警鐘、科学者、技術者たちへの批判に焦点があてられていた。