マイクル・クライトンのレビュー一覧

  • ジュラシック・パーク(上)

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    ネタバレ

    Jurassic Park (1990)Michael Crichton

    スピルバーグの映画化で有名なSF。
    古生物学や最新のバイオテクノロジー及びにコンピュータシステムに対する、やけに詳細な描写が特徴的だった。
    展開は、映画と違う部分が多い。
    恐竜の迫力、冒険物語としては映画の方が良い。

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    2015年01月10日
  • ディスクロージャー〔上〕

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    内容(「BOOK」データベースより)
    コングロマリットとの合併をひかえて熾烈なパワーゲームがくりひろげられるハイテク企業、ディジコム社。昇進への期待に胸をふくらませて出社した製造部長サンダーズは、いきなり足もとをすくわれた。自分がつくはずだったポストを、昔の恋人である女性メレディスに奪われたのだ。しかもメレディスに誘われたセックスを断わると、翌日さらに驚天動地の事態が彼を待っていた。

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    2014年11月23日
  • エアフレーム-機体-(上)

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    テンポが速く、その展開に興味を覚える。

    ホンコンからデンバーへ飛行中の大型旅客機から、
    ロサンゼルス空港に緊急着陸の要請がはいった。
    空中で異常事態が発生し、
    多数の負傷者と死者が出たというのだ。
    かろうじて着陸した旅客機の内部は、
    壊滅的な惨状を呈していた。
    シートはつぶれ、さけた天井のパネルからは
    配線や断熱材がむき出しになっている。
    一体、何がおこったのか?

    事故機を生産したノートン社では、
    緊急会議が招集され、
    直ちに事故原因究明チームが結成された。
    ボーイングやダグラスと並ぶ業界最大手のノートンでは
    中国との大規模な契約が進行中だった。

    ケイシー・シングルトン 品質保証部の事故

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    2015年10月13日
  • アンドロメダ病原体〔新装版〕

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    発想がよく、実際にあった出来事のように感じさせるのに最後の終わり方がもったいない。
    クライトンはジュラシックパークといい時代の先を行く人だなと思った。

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    2013年02月05日
  • ディスクロージャー〔上〕

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    日本企業のアメリカへの進出による、様々な問題。
    遺伝子組み替え技術による、「恐竜の再生」という問題。
    時代の風を読みながら、主張していく。
    いくつかの多重格的な人間の登場。

    今回のテーマは、「セクシャルハラスメント」;
    それも、男が女にレイプされるという事件である。

    ここに登場する、メディレス・ジョンソンは、
    実に鮮やかに描かれている。
    優秀な才能、柔軟な対応、相手が何を望んでいるか
    を読みとる力を持っている。
    女性だからこそ成し遂げる事ができる
    いろいろな場面をくぐり抜けてきた。

    1964年公民権法第7篇、
    職場における性差別を違法としている。

    平等雇用機会委員会(EEOC)が、

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    2015年10月13日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    バイオテクノロジーの技術をどのように使うのか、
    一体「何をターゲットにするのか?」
    ということを考える時に、
    クライトンの恐竜をターゲットにする
    ということの想像力はすぐれたものをもっている。

    クーロンするための「遺伝子源」を寒冷地にもとめること
    コハクの中の「昆虫」の吸血性に注目して、
    そこから「遺伝子源」をあつめること、

    <恐竜の生態>
    卵、ふ化、亜成体、成体ー草食性、肉食性、毒
    「鳥」を始源とする。
    クレイコンピーター、
    DNAシークエンス、制限酵素→゛DNA解折と合成

    「メス」だけにする。「リジン」要求性にする。
    →性転換ー族の同族がすべて同性の場合、
    それが刺激となって性転換が

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    2018年03月10日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    母が昔に買ったものを発掘して。
    今読んでも古さを感じさせない内容。

    当時の私には人が食われている描写がとてもショッキングだった。

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    2012年12月03日
  • スフィア-球体-(下)

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    はじめの方からいきなり思っていた展開とは違う方向に話がドンドン進んでいくので驚いた。
    平たく言えば海底での未知との遭遇。
    何よりも焦燥感を描くのが上手い。途中の絶望感は結構半端ないですよ。
    いい意味で謎を謎のままに残しておく(それでも納得はさせられる)のはありだなーと思いました。

    終わり方も綺麗に纏まってていいと思います。
    人間の知性の限界みたいなテーマがいいですね。

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    2012年10月10日
  • スフィア-球体-(上)

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    はじめの方からいきなり思っていた展開とは違う方向に話がドンドン進んでいくので驚いた。
    平たく言えば海底での未知との遭遇。
    何よりも焦燥感を描くのが上手い。途中の絶望感は結構半端ないですよ。
    いい意味で謎を謎のままに残しておく(それでも納得はさせられる)のはありだなーと思いました。

    終わり方も綺麗に纏まってていいと思います。
    人間の知性の限界みたいなテーマがいいですね。

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    2012年10月10日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    ご存じ映画『ジュラシック・パーク』の原作。
    映画よりも科学的な色合いが強く、ストーリーもしっかりしてます。
    遺伝子操作云々や、数学者と技術者の対立といった映画ではほとんど省かれていた所が面白いです。
    映画の方は完全にただのパニック映画ですが、こちらはまさにSFといった感じです。
    映画も好きですが、こちらの原作の方が断然面白かったです。
    まぁでも、映画を見たことがあるならあえて原作を読み直すほどでもないかなぁって気もしなくはない。
    映画は原作のいいとこどりをして大衆向けにした感じです。

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    2012年09月22日
  • アンドロメダ病原体〔新装版〕

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    5日間の事柄を報告書を読むという形式で、
    実際に起こった事件かのよう。
    地球外生命というのは宇宙人だけではなく、
    脅威はもっと多様です(ストーリーはシンプル)。
    『「すべてが解決だ。われわれのトラブルは終わったよ」
    これはとんでもない思いちがいだった。』(P402 4行目)
    サクサク読めて「ココまで来てまだなにかあるの!?」と思ったが
    本当にとんでもない思い違い。最後まで楽しめるが
    ラストは拍子抜けするほどあっさり気味。

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    2012年07月08日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    ご存じ映画『ジュラシック・パーク』の原作。
    映画よりも科学的な色合いが強く、ストーリーもしっかりしてます。
    遺伝子操作云々や、数学者と技術者の対立といった映画ではほとんど省かれていた所が面白いです。
    映画の方は完全にただのパニック映画ですが、こちらはまさにSFといった感じです。
    映画も好きですが、こちらの原作の方が断然面白かったです。
    まぁでも、映画を見たことがあるならあえて原作を読み直すほどでもないかなぁって気もしなくはない。
    映画は原作のいいとこどりをして大衆向けにした感じです。

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    2012年05月26日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    上下巻合わせて映画3作分の内容が詰まっている。登場人物やエンディングなどで映画と異なる部分はあっても、充分に楽しめる小説。

    何にしてもヴェロキラプトルはやっぱり頭がよくて恐ろしい奴なんだな。

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    2012年02月23日
  • ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(下)

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    ネタバレ

    頼みの綱だったヘリに間に合わず、ティラノとラプトルから逃げ続け、島に残る施設に逃げ込んだ一行。
    夜が明けてラプトルが襲撃してくる!
    ・・・LANケーブルのトンネルから脱出てのはちょっとズルイ気がするが、無事に島から脱出成功。
    映画はよく出来ていたなぁ

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    2012年01月04日
  • ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)

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    ネタバレ

    ジュラシックパークⅡ
    テーマパークは前作で崩壊し、恐竜たちも死滅したはず
    しかしながら、テーマパークに恐竜を供給していた「恐竜工場」がどこかに存在している
    レヴィンはその島を特定し単独で出発してしまう。マルカムは友達を救出するためにドックと彼に作らせた特製ローバーで後を追う。
    ところがローバーにはレヴィンの生徒二人が隠れていた。
    恐竜の卵で儲けたいバイオシン社チーム、マルコムに追いついてきたサラ
    彼らのサナイバルは前作同様ティラノとラプトルに追われて始まる

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    2012年01月04日
  • スフィア-球体-(上)

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    さすがクライトン

     スピード、ストーリー、シンプルと3つのSがそろった傑作。

     上下巻だが一気に読み通すことができる。さすがクライトンだ。

     プロローグもエピローグもなく、冒頭から一気にストーリーが展開する。登場人物の背景もなにもない。ただただ一気に戦場に出発し、気づいたら最前線だ。

     海底に長さ800mもある宇宙船が発見される。周囲の状況から、海底には500年は眠っていることが明らかに。軍に率いられた科学者たちは謎を解明に向かうが、船はブラックホールを経由して未来のアメリカからきたものであることがわかる。

     続いてのドッキリは、その船には宇宙で拾ったと思われる不思議な球体が格納され

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    2011年09月16日
  • スフィア-球体-(下)

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     さあ、いよいよ後半。面白いよ。この主人公ノ-マンが飄々として面白い。でもけっこう勇気あるし。イイネ。
    最後の最後まで、いきがぬけない。筆力充分の作品である。またこの女性科学者がいいね。だんだん美しくなってゆくから不思議。自分の頭の中で、空想するのも楽しみ。空想も人類の特権らしいから。

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    2011年06月05日
  • スフィア-球体-(上)

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    航空機墜落調査班のメンバ-心理学者ノ-マンは、南太平洋に300年前に海底に沈んだ宇宙船の調査のため、330メ-トルの海底居住施設に向かう。そこでおこる危機・・・。長さ800mの宇宙船って想像できない。
     「ヒトが他の生き物と違うところは、想像することができるところ。」まあ、この能力によって、こういった小説も空想して、頭の中で、映像として、文章を見られるから本が存在しているのだけどね。閉所恐怖症の方には、お勧めできません。

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    2011年06月05日
  • 失われた黄金都市

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    例によって、虚実織り交ぜたサスペンス小説。この作品は、サスペンス小説と言うよりも冒険小説である。それも、ジャングルの奥にある伝説の都市を探すというのだから、うんと古典的な、ハガードばりの冒険小説である。

    もっとも、この作者のことだからきちんと現代小説に仕上げていて、そういう冒険小説に、現代テクノロジーを絡め、企業小説的な要素を絡め、「手話の出来るゴリラ」という癖玉を持ってくる。これがくせ者で、実にお見事である。

    古典的といってもいいくらいのオーソドックスな物語に、現代テクノロジーの味付け、次々と主人公を襲いかかるさまざま困難と、それをかいくぐって先へ進んでいくテンポは実におもしろく、久しぶ

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    2011年03月22日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    上巻に引き続き読みました。

    最後はハッピーエンドとは言えず、クライマックスに向けて釈然としない部分もありましたが、良作であることは間違いなし。

    カオス理論にも興味が持てました。今度入門書でも読んでみようかな。

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    2010年11月22日