荒木博行のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
なぜ学ぶかではなく、どう学ぶかに着目し、荒木さんの考えを体系的に述べた本。
どう学ぶかは、独学のための「行為」、「能力」、「土台」の3つの観点で語られる。書かれていることは、コンサマトリー(山口周)やエフェクチュエーション(中村龍太)に近いが、荒木さんのゴリゴリのラガーマン、ビジネスマン時代のエピソードが説得力を底上げする。エピソードと体系的な整理が本著の魅力だと思います。
1.独学のための行為
疑問、他者、差分がキーワード。
疑問
小学校の夏休みの自由研究が嫌い。問いに答えることを中心に学ぶので、問いを立てることに慣れていないため、自由度の高い研究が苦手。
自分の内からでた問いに答えようす -
Posted by ブクログ
・「自社視点で描く未来」というのは、スティーブ・ジョブズの例を引用するまでもなく、時として大いなるイノベーションを生み出します。しかしその地点にユーザーを導くためには、やはり「ユーザーの眼の前に立ちふさがる課題からの開放」がセットで準備されるべきなのです
・ファーストリテイリングのスキップ:買い物する側からすれば、なるべく多くの店を回らずに済ませたい。でも欠品があると別の店に寄らざるを得なくなります。事業のプレッシャーを強く感じれば感じるほど、私達は自然と「プロダクトのレンズ」から世界を見がちになります
・「顧客起点」で考えるということは、一旦自分のビジネスを忘れて、素直に行動を見つめてみるこ -
Posted by ブクログ
より良く生きるために、どのように学び、どのように整理するか、を学ぶことができた。
次の3つのポイントが良い学びとするために大事なことだと感じた。
1.心構え。日常のあらゆる瞬間を学びと捉えて、自分の心から生じる純粋な疑問を見逃さない。
2.具体化。学びとは、その経験の前後における差分であり、それを聞こえの良い一般論に逃げず、自分由来の具体論で言語化する。それが"良い"差分となる。
3.構造化。自分がいま学びたいことを原点に置いて、縦軸と横軸を設定し、対極を置いて4象限のマップ(=ラーニングパレット)として整理する。
例えば、「自分↔会社」、「現在↔将来」、「エンジニア -
Posted by ブクログ
Voicyを毎日聞いているので裸眼思考の考えは共感出来る。
仕事を覚える時はゴールから逆算する思考方法やロジカルシンキングが有効である。
しかしそれ一辺倒だと限界が来る。
レンズは物事を近視眼的に見るものであり、物事を単純化しやすい。単純化した問いは単純化した解決策に終始し、本源出来な解決にはならない。
まずは観る事に集中し、五感を活用することが必要ととく。物事を保留し、記憶しておくという事との事。
マスターが人文系や美術、体感することに傾倒するのは観る事が必要ということを感じているからであろう。
例として、クリステンセンのマクドナルドの例があったが、顧客を観察することでしかでないインサイトで -
Posted by ブクログ
ネタバレ独学ということについて、独自の視点から練り上げられた構造を具体と抽象をおりまぜながら伝えている。
ラーニングパレット。
何か行動する。差分に気付く。それっぽい一般論ではなく、自分の口でしか来れない学びを作り出すことが大切。
抽象化筋、具体化筋、表現筋、保留筋、自己批判筋。
自分に足りないのは、具体化筋。表現筋。
この本を読む前は、学びは体系立てて何か目標に向かってやるものという意識が強かった。そうではなく、自分でラーニングパレットを作っていくこと。自分で学んだことを構造的に理解すること。未来過去、対象自分を軸に分析すること。それが学びなんだということがわかった。
例えば、授業参観懇談会。やって -
Posted by ブクログ
こういった自己啓発系の本とか勉強系の本は、
もう読まなくなりつつあるのですが、
知人から勧められて手に取ってみました。
著者はグロービスの先生(だった?)方で、
他の本も読んだことがありますが、
分かりやすさで定評のある方なので、
読んでいて安心感があります。
本の内容面で言えば、
いわゆる効率的に勉強するような勉強本とは異なり、
学びの本質に迫る本で、自分の興味・関心に基づいて、
問いを設定する際に、
どんな普遍的なスキルが必要になってくるのか、
そしてその学びをどのように繋げて、線や面にしていくのか、
について著者の考えをまとめている本
(と個人的には理解しました)。
今流行りの探求教 -
Posted by ブクログ
読書法の本はなるべく読もうと思っているのですが、今回もその流れで手に取った一冊。著者は前著で知り、興味を持ちました。
この読書本は一風変わった印象があります。「読書法はケースバイケース」「必殺読書法はない」など、本音で語るところは共感します。章の展開としては、読書の必要性、本の選び方、読書の誤解の解消、読書の効果といった感じで、読書法を知りたい読者にとっては、新たな考え方を得られます。
「本は読むべし、読まれるべからず」という文が紹介されていますが、これが本書の本質なのかなと思います。非常に面白い一冊でした。
▼コンポーネント(部品、成分、構成要素等)を示しつつも全体像をあえて余白として残す -
Posted by ブクログ
1週では理解しきれなかった。
マネジメントやリーダーの経験を少し経験し始めて、悩む頃である2.3ヶ月目を目安に読んでほしい。
リーダーやマネージャーになったばかりは
その役職を全うすることや、管理職としての評価を意識してチームの成果を出す事にしか目がいかない。
だから部下を信じきれず、
・教えすぎる
・自分のやり方だけが正しいと思い込む
が発生する。
自分がリーダーになった際に意識する事は
・アウトプット力を上げつ続ける努力をする
・教えすぎない。相手が何に悩んでいてどうしたいと思っているかを聞いて導く
・顧客を知る際は、①会計も調べる②組織の理念を理解する③組織の構図を理解する