荒木博行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「本を読む」「自分の頭で考える」という2つのキーワードに惹かれ、店頭で見かけて即買いしてしまいました。結論としては、購入して良かったと思っています。
この本に書かれている「読書とは著者との対話である」このことは出口治明さんの本をはじめ、読書論を紐解く本では必ずと言ってよいほど述べられている言葉です。自分も本を読むときは、著者に賛成・反対しつつ、自分の意見を持ち思考しながら読み進めることを意識しており、それが読書の楽しみでもあります。このことについて明確に意識できるようになったのはこの本の効能かと思います。
また、それ以外にも自分にとってこの本の大きな価値は二つあると思っています。
価値の -
Posted by ブクログ
ネタバレ■人生は一生学び続けなければならない刑…!せっかくなら本を通じて楽しく学び続けたい…!!!
■本の最大の魅力は、思考できるだけの「余白」があるところ。文を読んだ時、思い浮かぶ画面や言葉が、人によって異なる…それが余白。映像だと、余白が少ない。
■読書のポートフォリオを組もう。3つの要素があるよ!
□問いの発見…今まで考えたことのない、問いを提示する本。人生の見方を根幹から変える…力を持つ。
□答えの発見…自分で問いや仮説を持ってる時に、新しい答えをくれる本。自分の仮説を裏切るような答えに驚きがある!と感じるよ。
□既知のリマインド…わかっているけど、できないことをリマインドしてくれる本。 -
Posted by ブクログ
◆学び
論理的思考力
問いの背景の確認、思い込みを捨てる
CC力
情報、解釈力、価値観で相手を理解する。
→理解の格差を無くす。コミュニケーションコスト
仮説構築力
逆算して探していく
外れたときは、チャンス。なぜなぜラッシュ
情報収集力
アウトプットを先回りしてイメージする
枠組みを確認。3Cなど
データ情報、分析力
分析=比較
次の打ち手を考える力
フレームワークで全体把握
周囲を巻き込む力
巻き込みたくなるビジョン
実現可能性の高い戦略
実際の行動
→信頼残高
→社内人脈(成長につながる?がポイント)
→巻き込みたい人を理解する
→健全な根回し
→早期に小さい成功体験を作 -
Posted by ブクログ
ネタバレ多くの人に知られている寓話を使って、働き方、ひいては生きていく上での教訓みたいなものがわかりやすく書かれている本でした。
加えて、新入社員に対して人事部長が語る、という小説のような本で、とても引き込まれた。
特に印象に残った箇所
○ネガティブケイパビリティとポジティブケイパビリティについて
(Session12 君はレンガの先に何を見るのか)
ネガティブケイパビリティは、答えの出ない問いを抱え続ける力、ポジティブケイパビリティは、問題解決力のことで問題を定義し、答えを出し切る力のこと。
勤務年数がたつにつれ、課題解決のための問いが山積、もしくは解決すべき問の設定から解決まで、スピードが -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い!この本に出てくる新人、3年目のメンバーと同様に、寓話から学べることについて考えてみた。なるほど、一般的な答えは綺麗事だな。でも、そのことより、そこから学べるビジネスや人間関係、キャリアに通じることを学べたことは大きいと思う。これは、なかなかすごい本です。社会人何年もやってるのに今更学べたってなんだという感じで、こんなの当たり前じゃんって人は、きちんと本質を見据えられる人で、それが理想だろうけど、多くの人は目の前のことでいっぱいいっぱいでできていないんじゃないかな。いずれリーダーになりたければ、いまからリーダーになる。自分の足りない部分に気付かされました。
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