あらすじ
よくわからないまま働き始めた君へ、「働き方のモヤモヤ」に答えを出す!
『ビジネス書図鑑』『世界「倒産」図鑑』著者が物語で贈る、「幸せ」と「仕事」を巡る12の講義
News Picks取締役 佐々木紀彦氏推薦
「すべての20代、30代に読んでほしい」
新人社員サカモトは自分が働く意味を見出せずにいた。
「このまま今の会社にいていいのか?」
「自分の価値とは何なのか?」
そんなサカモトや同期たち、新人社員の前に
伝説の人事部長「石川さん」が姿を現した――。
寓話から仕事や働き方に光を見出す
新感覚ビジネス小説!
感情タグBEST3
圧倒的に読む意味がある本
若い社会人から年配の方まで是非読んで欲しい本。
自分の事のように考えるにもよし、部下との接し方として参考にするのもよし。
読む価値のある本です。
読み終わるのが惜しい本です。部活との面談前に読めて良かった。
Posted by ブクログ
あっという間に読み終わった
今まで職場はあっという間に辞めてきたから、関係ない話かなって思ってたけど、共感できることがたくさんあったし学びがおおかった。
自分の人生なあなあに生きてちゃもったいない、今を大切に生きようと思えた!
Posted by ブクログ
寓話や絵本を引用して、グロービス(MBA)で習うクリティカルシンキングと、キャリアへの考え方をわかりやすく指南する良書。一見当たり前のことのようにも聞こえるが、実践するのは難しいことばかり。
タイトルがわらしべ長者を意味していて、誰しも藁からキャリアを作っていく、その過程でスキルをつなげていく…という意味だとは思いつきませんでした。
特に印象に残ったのは、最後の方のセッション、おおきなかぶ、すてきなさんにんぐみ、レンガ積み職人でしょうか。働く目的を忘れたすべての大人たちが読むべき本だと思います。
そして、この石川部長のように、わかりやすく若者たちに説いて自ら考え気付かせる大人になりたい、増やしたい、と切に思いました。
Posted by ブクログ
常に意識したいのは手段ではなく目的なんだということが印象に残った。いましていることの目的は?その目的のために他に手段はないのか?そうやって考えていけば、これからもなんとかやっていけそうだと思える。読んで良かった!
Posted by ブクログ
寓話を通して仕事との向き合い方を教えてくれる。
寓話を別視点で捉え、一見共通項がないことも、抽象化していくことで大いに学ぶことがある。
今の状態に不満を募らせ、外の世界が輝いて見える時、立ち止まって読んでみる価値がある。
Posted by ブクログ
学ぶものが多い本。
まだ学生の身だけど、就活の時にお世話になった方からの強いおすすめで購入。
これから社会人として生きていく上で大切な価値観を学ぶことができた。
特に「野党思考」の話や、自分の意見を大事に持って自分の人生を生きることについての部分が印象的だった。
Posted by ブクログ
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■評価の基準 ※小説以外
5:発見が多く、内容に対しての納得感も高かった
4:何かしらの新たな発見、学びがあった
3:概ね共感しつつも、発見が多くはなかった
2:発見が少なく、内容にも納得感を持てなかった
1:自分の性格、状況に合わず、ささらなかった
Posted by ブクログ
社会人になった主人公サカモトが人事部長の講義を受けるストーリーです。
人事部長は有名な寓話をもとに新入社員に語り掛けます。「うさぎと亀」「裸の王様」「オオカミ少年」「桃太郎」などなど。
どの講義もわかりやすくて示唆に富み(一般的な寓話の教訓ではなく!)考えさせられます。
一番印象に残ったのは、「人生は自分でルールが決められるマラソン」「成長=経験数×ストック率」という考え方。
帯の通りすべての20代30代におすすめできる良書です!
Posted by ブクログ
ちょうどキャリアを考えている時だったので深く考えるいいきっかけになり、多くの気づきを得られた。途中に入るイラストがなんとも可愛らしい。1番響いた話は裸の王様の話
Posted by ブクログ
もっと早く読みたかった♥︎
でも、まだ遅くない…
自分の長期的なキャリアを考えながら働けていなかった自分。
目の前のことに追われてしまっているけど、今一度考えてみようかな♪
子供が大きくなったら読んで欲しい1冊。
Posted by ブクログ
薦められて読みましたが、
その期待通りの本でした。
まず、人事、育成に関わる人は、
絶対読んだほうがイイでしょうね。
そして、新入社員ですが、
これを読んで理解できるかな?
というのはありますが、
そこはすぐに効果を求めずに
(感想レポートなんか書かせずに笑)
自信をもって薦めて良いと思います!
Posted by ブクログ
もっと若い時に出会っていたかった一冊。サカモトくんはじめここに出てくる登場人物のようにキャリアに悩むことは誰にしもあると思うし、そうなった時の自分を彼らに照らし合わせ、石川さんの言葉を噛み締め、道標になりうる気がする。
Posted by ブクログ
50を過ぎて何を今更、新人向けのようなビジネス書を読んでいるんだろう?と自問しながら進めていたが、気づきは沢山あった。
今後の人生を生きていく上でも役に立つであろう内容であり、同時に高校生の息子にも勧めたい。
Posted by ブクログ
ビジネス書なのですが、入社間際の主人公が研修を通じて自らのキャリアを考えながら、成長していく物語なので、小説を読むかの如く読み進められます。
そして、誰もが聞いたことがある寓話から導き出される、キャリアプラン、戦略的思考、社内の空気、同調圧力などへの対処法、などなど、ビジネスマンとして必ず遭遇するさまざまな壁にどう向き合っていくべきなのかというヒントが得られます。
多くの人に勧めたくなる一冊でした。
Posted by ブクログ
主人公と同じ、新社会人~若手向けの設定なのだけろうけど、休業明けの自分にも、とても価値ある一冊だった。
研修を実際に受けているような臨場感。寓話を視点を変えて、深堀りする内容で面白い。まとめの星座のキャリア論も綺麗~
Posted by ブクログ
多くの人に知られている寓話を使って、働き方、ひいては生きていく上での教訓みたいなものがわかりやすく書かれている本でした。
加えて、新入社員に対して人事部長が語る、という小説のような本で、とても引き込まれた。
特に印象に残った箇所
○ネガティブケイパビリティとポジティブケイパビリティについて
(Session12 君はレンガの先に何を見るのか)
ネガティブケイパビリティは、答えの出ない問いを抱え続ける力、ポジティブケイパビリティは、問題解決力のことで問題を定義し、答えを出し切る力のこと。
勤務年数がたつにつれ、課題解決のための問いが山積、もしくは解決すべき問の設定から解決まで、スピードが求められる状況の中で、どうしてもポジティブケイパビリティに意識が行きがち。ただ、問いのなかには、性急に答えを出すと間違った判断をしてしまうことも存在するはず。(環境(外部・内部)の変化などが特に激しい状況では問いが複雑化してしまう)
自分で問いをシッカリ見極めて、急いで答えを出すべき問いと、そうでないものを区別することが重要であると感じた。
○ こいぬ座の不思議
現時点における自身のキャリアを「点」に例えた話。Steve JobsのConnecting the Dotsの例が挙げられていた。
有名な話だが、そこに星座の話を絡めていた。
星座は点と点をつないでいる。ただ、つないだ線を見たときに、それが何を表しているのかわからないことが多いことを
星座に例えていた。特にこいぬ座は2つの点を線でつないだに過ぎない。どう見てもこいぬには見えないが、キャリア
も同じで、ほかの人からすると何かわからないものも、自分で言い切ってしまう、自分にその線がどう見えるかが重要である、
と書かれていた。
これは本当に大切なことで、自分自身がこれまで積み上げてきたキャリア(点)をどう見るか、ということを真剣に
考えたい。とかく自身のキャリアを過小評価してしまいがちだが、それは人と比較するから。(評価は比較することで生まれる。もちろん
比較し評価することで、改善点を見出し努力する、ということもあるが、キャリアの価値はまず自分の物差しで評価したい)
このことが、自己肯定感にもつながるし、そのことが結果として、実現したいこと、自分が描く未来へつながるのではと
感じた。
ことあるごとに、読み返したくなりそうな良書でした。
Posted by ブクログ
キャリアについて考えるため、読みました。キャリアは、自分でルールが決められるマラソン 、という言葉が最も印象的でした。自分なりの星座が描けるよう、ポジティブケイパビリティとネガティブケイパビリティの両輪で試行錯誤していきたいです。
Posted by ブクログ
面白い!この本に出てくる新人、3年目のメンバーと同様に、寓話から学べることについて考えてみた。なるほど、一般的な答えは綺麗事だな。でも、そのことより、そこから学べるビジネスや人間関係、キャリアに通じることを学べたことは大きいと思う。これは、なかなかすごい本です。社会人何年もやってるのに今更学べたってなんだという感じで、こんなの当たり前じゃんって人は、きちんと本質を見据えられる人で、それが理想だろうけど、多くの人は目の前のことでいっぱいいっぱいでできていないんじゃないかな。いずれリーダーになりたければ、いまからリーダーになる。自分の足りない部分に気付かされました。
Posted by ブクログ
ビジネス書をあまり手に取った経験がない若いビジネスパーソンにおすすめ。
まず、ユーモアが漂い、とにかく読みやすい。寓話の積極的誤読、イラスト、群像劇など、読み進めてもらい為の工夫が素晴らしい。
そして、内容も、キャリア、マーケティング、戦略的思考、リーダーシップなど、ビジネス一年生の必須教養が幕内弁当のようにコンパクトかつ効率的に詰め込まれています。
個人的な観点では、成長のためのストックの大切^_^実践していないことを認識した。読書も含めて、フローだけになりがちと反省。
最後になりますが、著者は優秀な方なのでしょうが、それだけでな、明るい性格で、周囲のメンバーにエネルギーを与えることができる方ではないか、と本作から感じ、ぜひ直お話がしたい!と思いました。
Posted by ブクログ
寓話をベースにして、働き方や考え方を説いていく形式で、非常にわかりやすかった!例えも身に覚えのあるものが多くて、容易に納得できた。
なにより、寓話を今までにない視点で捉えていて面白かった。
物語形式なので、主張がスムーズに理解できた。
働き方というテーマだけど、人生という広い視点で見てもとっても大事な考えだなあと思った。
大事なのは目的であって手段ではない。
あと社会人になるまで半年を切ったけれど、この考えを大事にしていきたいな!
非常に学びの多い1冊でした。
Posted by ブクログ
主人公は新入社員として入ったサカモトが、その同期の同僚と一緒に受ける、
新入社員研修の一環で、計6回、毎週白石人事部長が講師のセッション。
そして、後半は、3年目を前に、また白石部長のセッションを、少し成長した同僚と受ける。
そうやって得た学びの内容は超盛りだくさんで、
親切な対話形式とイラストでも説明が補足されていて(かも著者ご本人が描かれているとあとで知る)、とても楽しみながら読みました。
こんな素晴らしい人事部長、出会える人は限られているので、ありがたい。
いろいろな寓話を一般的な視点や教訓に捕らわれずに解釈していく中で、
当事者の視点、というのを叩き込まれた、というか、
そして一見知っているようで具体的に落とし込められていなかった理論的なことを、理論からではなくて自分事から入って手繰り寄せるスタイル。そして、きれいごとだけではなく、平社員のホンネをわきまえたコメントも、モヤモヤをついてくれる。
読む前よりは、少し前向き帰なれる。
主人公に比べると、私はだいぶ社会に出でからは年月が経っているけれど、ためになるかと思います。
Posted by ブクログ
読後メモ
・『自分の人生の責任は自分で取る』
・『手段』を意識したまま『相手』、つまり顧客を見ても、まともに見ることはできません。
・時間の確保が全て
Posted by ブクログ
仕事に不安や悩みを持つ若手社員に対し、「伝説の人事部長」が語る、働き方やキャリアのヒントを与えていきます。本書のタイトルから類推できるとおり、様々な寓話を紹介し、社員に考えさせながら成長を促していくストーリーになっています。寓話をビジネスに活かした内容ということ事態、決して珍しいものではありませんが、独特の解釈が展開されますので、飽きることなく読み進められます。
最初は、新人研修の中で語っていくシチュエーションで、これだけだと若干物足りない印象でしたが、第2部とも言うべき、3年目研修では、よりキャリアに踏み込んだ内容になっていますので、こちらのほうがより学があります。若手職員への教育として、なかなか面白い内容になっていると思います。
<目次>
1亀が戦略的にうさぎに勝つ日
2裸の王様が生み出す空気に勝てるか?
3オオカミ少年に罪はない
4桃太郎に大義はあるのか?
5北風は相手への憑依が足りない
6藁を手に旅に出よう
7浦島太郎はなぜ竜宮城に行ったのか?
8アリがキリギリスに嫉妬する理由
9花咲か爺さんの人生の尺度
10大きな蕪を分解する方法
11ティファニーちゃんが問いかけるあなたにしか見えない未来
12君はレンガの先に何を見るのか?
Posted by ブクログ
上司のお薦めで読んだ本。面白かった。若手のとき、きっと誰もが考えることがぎゅっと詰まっている。
社会人10年過ぎても勉強になり、面白い。
仕事していて悩むことがある人にはおすすめ。
Posted by ブクログ
「なんとなく働き始めた」今となっては中年のわたし。育児に一生懸命になっているうちに、気がつけば働き盛りをすぎてしまったなぁ、と遠い目をしてしまっていました。
社会人なりたての若者向けの内容かと思いきや、そんなわたしにも響くところが多々あり、少し前向きになれた一冊。
自分の価値は自分で決めないこと。
モヤモヤした状況をキープするのもある意味ひとつの能力といえること。
このごろ仕事では節目を感じていたので、いまこの本に出逢ったことが意味をもつような気がしました。
寓話をもとに、ものごとは多面的にとらえることも大切、と感じられるエピソードが盛り込まれています。
つい見方が凝り固まり主観的になってしまうようなときにもってこい!
Posted by ブクログ
新卒、三年目研修をイメージしたキャリアプランの話。勇気つけられたな。
マインドセットの話が多く、具体的ではないが、読後感が良い
マーケティングの本質は相手を理解すること。相手に憑依するくらいの姿勢で考え抜くことが重要。
←頭では理解しているが、実践できてないな、と反省した。
Posted by ブクログ
童話が入りやすく、何事も考えること無く受け入れてる自分に気付きました。特にウサギとカメのカメは感情で戦うのをやめるべきだったと桃太郎の鬼と所存できる方法を考えるべきは考えさせられました。これからは物事を一方から見るのではなく他方から見るようにしたいです
Posted by ブクログ
社会人一年目の新人研修、3年目の研修の二つの時期の研修を通してどういうメンタルで働くべきかを学べるビジネス書。
研修の講師は、人事部の40代の女の人。12回の研修では毎回「寓話」をどう解釈するのかを切り口に生き方の指針を示していく。
良かったと思った章は
5、北風と太陽
相手に憑依するくらいの姿勢で考え抜く事が重要
6、わらしべ長者
マイクロスキルは誰にでもあり、自分にとって当たり前でも相手にとっては特別なスキルであることは多々ある。付加価値は相手が決めるので、自分で限界を作らない。組み合わせとタイミング次第で価値が変わる。
7、浦島太郎
普段から自分が責任者だったらどうするかと言う与党思考で考えるトレーニングをする。
9、花咲か爺さん
尺度が単一で上位に行ったものが偉い、と言う価値基準を「偏差値教」と呼ぶ。偏差値教に入信すると、全ての事が単一の記号に変換された見方になってしまう。まずは、自分の人生を測る尺度は何かを自分で考えるべき。他人が決めた尺度の中で、多少の差に一喜一憂する必要はない。
この偏差値教って言う単語はなかなか良かった。
世の中、偏差値教は相当はびこってると思う。
より上の会社。より上の役職…
人の価値…って…もちろんそれだけじゃあない
より人の役に立つとか、心からやりたいとかあればもちろんキャリアアップも良しだろうし、満足もする面はある。とは思う。
多角的に多角的に
多面的に多面的に
自分の心が、琴線が何に惹かれるのか…
熟考し、目的を決めて、段階も考えて。
段階も楽しみつつ生きる。
働き方は生き方に通じる。
参考にはなります。