荒木博行のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ独学ということについて、独自の視点から練り上げられた構造を具体と抽象をおりまぜながら伝えている。
ラーニングパレット。
何か行動する。差分に気付く。それっぽい一般論ではなく、自分の口でしか来れない学びを作り出すことが大切。
抽象化筋、具体化筋、表現筋、保留筋、自己批判筋。
自分に足りないのは、具体化筋。表現筋。
この本を読む前は、学びは体系立てて何か目標に向かってやるものという意識が強かった。そうではなく、自分でラーニングパレットを作っていくこと。自分で学んだことを構造的に理解すること。未来過去、対象自分を軸に分析すること。それが学びなんだということがわかった。
例えば、授業参観懇談会。やって -
Posted by ブクログ
こういった自己啓発系の本とか勉強系の本は、
もう読まなくなりつつあるのですが、
知人から勧められて手に取ってみました。
著者はグロービスの先生(だった?)方で、
他の本も読んだことがありますが、
分かりやすさで定評のある方なので、
読んでいて安心感があります。
本の内容面で言えば、
いわゆる効率的に勉強するような勉強本とは異なり、
学びの本質に迫る本で、自分の興味・関心に基づいて、
問いを設定する際に、
どんな普遍的なスキルが必要になってくるのか、
そしてその学びをどのように繋げて、線や面にしていくのか、
について著者の考えをまとめている本
(と個人的には理解しました)。
今流行りの探求教 -
Posted by ブクログ
読書法の本はなるべく読もうと思っているのですが、今回もその流れで手に取った一冊。著者は前著で知り、興味を持ちました。
この読書本は一風変わった印象があります。「読書法はケースバイケース」「必殺読書法はない」など、本音で語るところは共感します。章の展開としては、読書の必要性、本の選び方、読書の誤解の解消、読書の効果といった感じで、読書法を知りたい読者にとっては、新たな考え方を得られます。
「本は読むべし、読まれるべからず」という文が紹介されていますが、これが本書の本質なのかなと思います。非常に面白い一冊でした。
▼コンポーネント(部品、成分、構成要素等)を示しつつも全体像をあえて余白として残す -
Posted by ブクログ
1週では理解しきれなかった。
マネジメントやリーダーの経験を少し経験し始めて、悩む頃である2.3ヶ月目を目安に読んでほしい。
リーダーやマネージャーになったばかりは
その役職を全うすることや、管理職としての評価を意識してチームの成果を出す事にしか目がいかない。
だから部下を信じきれず、
・教えすぎる
・自分のやり方だけが正しいと思い込む
が発生する。
自分がリーダーになった際に意識する事は
・アウトプット力を上げつ続ける努力をする
・教えすぎない。相手が何に悩んでいてどうしたいと思っているかを聞いて導く
・顧客を知る際は、①会計も調べる②組織の理念を理解する③組織の構図を理解する
-
Posted by ブクログ
ラーニングパレットの考え方も参考になったが、それ以上に、知識は属人的とか、事後的に気づく学びとか、「学び」に対するあれこれが非常に刺さる。地図を作るような学び方は、個人だけでなく組織にも当てはめられそうだなと思った。
これまで読んできた本がいくつか参考資料として出てきたりもしたけど、こうやって学びはつながってるんだなということも再確認できた。
学習テーマは時期によって変わる。自分の変遷を見ても面白そう。読書履歴からある程度追えそうな気もする。また、無駄のように見えて、事後的に意味が分かることもある、というのもよくある気がする。マンガからいろんなことが学べるというのはその類型かな。
気付き -
Posted by ブクログ
ビジネス書としての「効用」を求めすぎず、慎重に丁寧に学びの豊かさを伝えようとする著者のやさしさを感じる。
1 独学のトライアングル「疑問」「差分」「他者」
◯「why」の問いは最初は意識しない。必然性のある学びしか目に入らなくなる危険性がある。面白そうだから学ぶ以上の理由は必要ない。無理にそれらしい理由を捻り出すのではなく「why」が立ち現れることを辛抱強く待つ。
◯学びのスタート地点に「問い」を置く。イシューではなく「疑問」のレベルでいい。興味さえあればそれでいい!
→問い立ての例)対象↔︎自分×過去↔︎未来
◯学び=経験の前後の差分
・既知の「それっぽい一般論」は単なる感想。蓋をせず -
Posted by ブクログ
3月に発売されたばかり。
荒木博之さんの本、2冊目。
学びとは、経験の前後の差分。
第二章のこの始まりにしびれました。
まさに本質だ。
それを知る、経験する前の自分と、それを知った、経験した自分との差が学び。
言われてみればその通りなんだが、言われてみるまで気づかなかった。
この他にも学ぶという行為の構造についてわかりやすく解き明かし、「意識的に学ぶ」ということへのハードルを下げてくれる内容。
効果的に引用される書籍についても別ページに荒木さんの愛ある解説つきで丁寧に記載してある。
ビジネスパーソンとは縁遠い生き方をしているので、ラーニングパレットなんかは自分ごとに引き寄せるのが難しい -
Posted by ブクログ
2023年一発目の読書は、コテンラジオから超相対性理論経由でファンになった荒木博行さんのこちら。
ファンになっていなくても、このタイトルを認知したならいずれ読んだだろうなぁ。
本の読み方は人それぞれ。
わたしはどちらかと言えば単に活字を読むのが好きなのと、知らないことを知るのが楽しいから本を読んでいる。
仕事に役立てよう!とか、
自分を変えたい!とか、あまりそういうモチベーションで本を読んでいない。
だから自己啓発本とかあまり読んでこなかった気がする。
この本で書かれている、
「問い」と「答え」については全然意識していなかったけど、
新たな「問い」の発見、既知の問いに対する新たな「答え」の発 -
Posted by ブクログ
220ページの、多読であれば良いというわけではなく、良い本を読み、その思想に熱狂しつつも「懐疑」を忘れない。そして、そこから生まれた「問い」を抱え続け、そのモヤモヤとした状況に耐えうる力を鍛えること。それこそが読書をする時に忘れてはならない姿勢なんだという文章に感じ入った。
とりあえず、今本棚にある本を少しでも多く読むことには変わりないのだけれど、来年からは、もっと一冊一冊をじっくり味わいたい。読み始めて面白くなければ若しくは入れなければ、一旦諦めて本を閉じれば良い。何を問い、どう答えているかだけ見つければ、そこに付箋してまたいつか読めば良い。この言葉には救われるなあ。