荒木博行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今から30年以上前に映画音楽のオムニバスCDで、いろんな曲の一部分を集録しているものがあり、私のお気に入りでした、エッセンスを効率よく聴けるからです。
この本はそういう意味で著者により選ばれたビジネス書35冊のエッセンスが各々数ページでまとまっています。そのビジネス書に取り組もうと思ったら数年はかかりそうなものを、数時間で終えることができるとは贅沢な気分になりますね。
本来なら取り上げられている本について抜き出したく思いますが、ここでは私が強く印象に残った激選された本に書かれていたメッセージを記しておきたいと思います。このような本の第二弾も出て欲しいなと切に思いました。
以下は気になったポイントです。
・読書における4階層ピラミッド:1)広げる:本の情報が自分にタイムリーに入ってくるようにアンテナを立てておく、2)読む:本の構造(主題、ロジック)を理解する、3)残す:大事な部分をコピペ、本当に大事な本はイラスト化、4)転換する:書籍の内容を記憶に残す、読書会で対話(P17、18)
・イノベーション・オブ・ライフ:戦略的とは、中長期的なことX目に見えにくいこと、を考慮して意思決定する、戦術的とは、反射的・短期的X目に見えるもの、だけを考えて行動する、反射的に行動すれば私たちの人生は長い時間をかけてゆっくりと不幸になる(P50)
・U理論:4つの学習障害、1)見たことを認識しない(=固定観念が強くて見たことを勝手に解釈する)、2)思ったことを言わない(=言うことのリスクを考えて何も言わずに黙る)、3)言ったことをやらない(=正しいことは言うが実行するのが難しくて行動に移さない)、4)やったことを見ない(=やったことの評価が怖くて見ることをしない)、X軸:見る→言う、Y軸:する→思う(P61)
・銃・病原菌:鉄:文明は東西に伝わりやすいが南北には伝わりにくい、文明の進化=文明発祥ポイントからのアクセスの容易さx多様性に基づく競争の存在(p93)
・選択の科学:多すぎる選択枝はノイズである、人間の情報処理能力は7つまで、7±2の範囲で選択枝を考えるのが理想、人生=選択x偶然x運命、この変数のうちどれに重きを置いて考えるかによって人生が持つ意味が変わってくる(p111)
・パラノイア(病的なまでの心配症)だけが生き残る:5つの力(新規参入、競合企業、供給企業、顧客、代替品)に補完企業の力を加えた6つの力のうちのひとつが桁違いに変化を起こすと、連鎖的に変化が怒り競争ルールが変わる、このタイミングを戦略転換点と呼ぶ(p123)この見極めの4つのポイントして、1)主要なライバル企業の銘柄の変化、2)補完企業が離反してきていないか、3)社内に突然「無能化」した人はいないか、4)現場からのメッセージの調子に変化はないか(p125)
・ゼロトゥワン:4つのポイント、1)ビジネスは小さく始める、2)独占してから拡大、3)破壊を狙うな競争は避ける、4)長く生き残る(p129)
・ジョブ理論:プロダクトのレンズ(サイズを大きく、味の種類を増やす、価格など)ではなく、ジョブのレンズ(この製品は、誰のどんなジョブを片付けるために雇われたのか)で、ジョブの本質をつかむ(p147)
・経営戦略の論理:借り物でない軸(手作り)をつくる、戦略を考えるとき、1)市場適合(顧客に適合しているか、競合に適合しているか)、2)インターフェイス適合(ビジネスシステムに適合しているか、技術に適合しているか)、3)内部適合(資源に適合しているか、組織に適合しているか)(p154)やってはいけないのは、1)目の前の現実からスタートする、2)短期の積み上げ、3)希望的観測(p155)
・バリュエーションの教科書:PBR(株価純資産倍率)=ROE(株主資本利益率)xPER(株価収益率)、ROE=利益/売上高(会社の収益性)x売上高/総資産(資産効率性)x総資産/株主資本(負債の有効利用)、各要素は独立しておらずトレードオフ、バランスの最適化が大事(p196)
・限界費用ゼロ社会:限界費用とは1つのモノ・サービスを生み出すのにかかるコスト、これがゼロになるということはそこで儲けられる人もゼロということ、己ずとGDPは減り、資本主義も終わりを迎えることになる(p215)エネルギー、コミュニケーション、ロジスティックという3つのプラットフォームがコモンズになれば、限界費用ゼロ社会が実現する(p217)
・インターネットの次に来るもの:所有しない世の中を支える5つのテクノロジー、1)クラウド化、2)非物質化(モノを軽量化、最終的にはサービス化=非物質化)、3)オンデマンド化(空いている、暇なモノをと見つけ出し、その場ですぐにサービス活用する技術)、4)分散化(バラバラに管理=ブロックチェーン等)、5)プラットフォーム化(売り手と買い手のマッチング、エコシステムとして)(p223)
・プラットフォームの経済学:バランスが大事、1)ゼロかイチではなく中間地点に最適値がある、2)その最適値になるまでには、ものすごいスピード変化がある、3)最適値がどこにあるかビジネスによって異なる、4)人間とマシン、モノ・サービスとプラットフォーム、コア(専門家)とクラウドの3つのレンズを使って最適なバランスを見つける(p230)
2020年5月4日作成 -
Posted by ブクログ
「キャリアを考える→インプットする→次のために振り返る→アウトプットする→フィードバック」
学びのコツは、上記のサイクルを繰り返すこと。
入社6年目になり今後のキャリアが分からなくなった自分は、まずキャリアや自分が5年後にどうなっていたいかについて考える時間を持たなければいけないと感じた。
【キャリア】
・自分がどういうキャリアを歩みたいか明確にし、それに必要な能力開発を計画に行う。
【インプット】
・本からインプットする際は、学びたいトピックについて複数の書籍から学ぶと良い(まずは教科書的な全体像がわかる本から)。時間は有限なので、合わないと思ったら見切りをつける。買った本は直後に必ずざくっと目を通して積読しない。歴史のある本を選ぶ。一言でも一説でも記憶に残す意識を持つ。
・今の仕事で質の高い経験を積む。(目標のレベルを高める)
・新聞は流れが大事。毎日太字をメインに、時間をかけずに読む。数字を覚える。
・テレビや映画もおすすめ。映像は視覚効果により深い印象が残る。ドキュメンタリーなど良い。世界を客観視し、自分のビジネス以外の知識にも触れる。
【振り返り】
・振り返りは、対象や目的を決める。内省を行う場合、知識、能力、心(心の癖や価値観)などに分ける。振り返りの時間は計画的に抑える。(体調、キャリア、業務についてなど)。また定期的に3C分析やPEST分析すると良い。
【アウトプット】
・アウトプットは、ノートに文章に残すと良い。書くことにより記憶にも残りやすくなる。
グロービスでは、授業や各セミナーの内容を数行から半ページほどにまとめることを推奨。
・ブログやSNSも良い。(「発信がないところに批判なし/批判ないところに、思考の進化や学びはなし」)
・最も学びが定着するのは人に教える行為、そして実践すること。
【フィードバック】
・フィードバックの基点は、自分自身が作り出すアウトプットの出来にある。良き学び手は、フィードバックの受け方にも長けている。 -
Posted by ブクログ
・戦略を使うときは市場/顧客/競争相手の定義を明確化する
-あいまいな定義で話すと前に進まない
・勝てる戦略で顧客目線が重要
-顧客にとっての過剰品質に陥る
-差別化戦略において、その差別化項目が顧客にささるか
-顧客への付加価値でバリューチェーンを見ることでカイゼンの起点になる
・フレームワーク使用の際、それがケースで効果をもつか前提条件の確認必要
-フレームワークの効果だけでなくメカニズムを把握が必要
-規模の経済は固定費主体の構造でしか効かない等
・PDCAは特にC,Aに力をそそぐべき
-いくら綿密に計画してもずれる可能性大
-計画からのズレに柔軟に対応し、創発的戦略を練ることが肝要 -
Posted by ブクログ
「キャリアを考える」→「インプットする」→「次のために振り返る」→「アウトプットする」→「フィードバック」→「キャリアを…」→
の流れに沿って、Learn how to Learnを考える本。
以下、取り入れようと思ったこと!
【インプットする】
→Google alertで週1興味のある分野の記事を集める
→今、必要と感じない本は早めに見切りをつける
【振り返り】
→[レギュラーorイレギュラー]×[仕事or仕事外]の4事象で月の上旬/下旬で振り返る
→行動を「知識/能力/心」の順で振り返る
Ex.「○○な行動をしてしまった…」という時、知識が足りなかったのか?能力不足だったのか?感情の波に飲みこまれてしまったのか?で考える。