荒木博行のレビュー一覧

  • ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク

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    戦略論の基本フレームワークやコンセプトについて、とてもわかりやすく解説されているので、書かれていることは概ね理解できました。が、問題はこれを使いこなせるかどうかです。要は知っているだけではダメってことですネ。本書では知識の活かし方についても触れられています。でも、本で得た知識がすぐに成功に結びつくほど、世の中そんなにあまいものではありません。これを読むと、戦略なんて言葉は安易に使えなくなってしまいます。戦略を立てるには、相当な覚悟をもって臨まなければならないということを思い知らされました。

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    2013年11月21日
  • 自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」

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    読書家の書いた本は、共感も発見も多くて、読んでるだけで楽しくなってきます。
    荒木博行さんの『自分の頭で考える読書』も、まさにそんな一冊。

    何が楽しいかというと、なんとなく自分の中で形成されてきた読書スタイルが、「◯◯理論」や「◯◯法」といった形で言語化されているところ。
    モヤモヤ漂っていたものが名前を持った瞬間って、なぜか嬉しいですよね。

    本書で特に印象的だったのが、「スノードーム理論」です。
    スノードームとは、お土産などでよくある、振るとキラキラと粒が舞い上がるあれです。

    あのスノードームのように、知識をたくさん沈殿させていこうという発想にリスペクト!
    スノードームに失礼ですが、ここま

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    2025年11月27日
  • 努力の地図

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    努力とその成果、そしてその両者をつなげるプロセスや解釈のロジックを「神話」として、類型化した本。解像度があがったのはとてもよかったけれど、終章が少し物足りなかったかな。道具に振りまわされない、が自分の求めているものなので、その点では良書。

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    2025年10月13日
  • ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク

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    【なぜ】
    【ここだけ】
    戦略は論理だと考え、自分なりに納得のいく論理に基づき判断することが大事(経営戦略の理論、伊丹敬之)

    【感想】
    ビジネスに使えるフレームワークに関し具体事例で良い点悪い点を交えながらの説明がなされている。理解はしやすい、一方読み終えた際にはほぼ覚えてない。これがフレームワークの怖いところ。
    終わりににも書かれているが、自分の納得いく論理の先に自分なりのフレームワークが作る。実は、先人が類似のフレームに落としてくれていていて、そこでその偉人の残したフレームワークを腹落ちできる。
    そんなことを目指さないといけない。とおわりにに書いてあった気がする。そんな日曜日の夜。

    【メ

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    2025年08月24日
  • 努力の地図

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    努力は階層 x 神話 x 報酬で成り立つ多様な概念。

    努力は実るのか?人によって意見は分かれると思う。一方、努力論は噛み合わないことが多い中で、本書は一つ道筋を示してくれていると感じた。

    本書は努力を4つの階層、9つの神話、2 x 2の報酬とそれぞれ分解して論じていく。個人的に報酬の部分が結構関心惹かれ、短期的・即時型の報酬を求めることで自分を極限まで追い込めるという点に、特に納得感が強かった。

    自分が努力をしようとしたとき、誰かの努力を支えようとするとき、この本で見た考えは役立つと思う。

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    2025年08月23日
  • 努力の地図

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    「努力」、努力の先に得られる「報酬」、努力と報酬の関係性についての「神話」について、歴史や漫画など様々な例を用いて分析、考察されている。努力について考えが深まった。それとともに、「努力」のような抽象的な概念は、このように細分化して考えていけばよいのかと、知見が広がった。

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    2025年08月19日
  • 努力の地図

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    努力は、何かと言われて私は、続けることだと思っていました。タイトルからそれが正しいのかどうか知りたくなりこの本を読みました。

    前半は、努力とは何かを細分化して捉え、中盤は努力によって得られる報酬について書かれ後半はこの努力と報酬をつなぐ神話について書かれています。

    努力は、報われるという考えと努力は、報われないと考えを報酬という考え方でとても上手く整理されていて納得できました。

    ただ、それをつなぐもの神話がイマイチでした。
    イマイチの理由1つ目は、神話を9種類に無理に分けていて、差が分かりにくいところです。これは、本のボリュームを持たせるために多くしてない?って感じました。
    2つ目は、神

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    2025年08月17日
  • 努力の地図

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    「努力すれば報われる」ということは、ずっと言われていることだが、ずっと違和感を覚えていた。その違和感を解決してくれるのがこの本である。努力というものを、深く考察し、体系立ったものにしてくれた。しかし、結論的には、努力というものを各自でさまざまな捉え方をしなさいという内容は、どこか腑に落ちなかった。

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    2025年06月23日
  • 裸眼思考

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    裸眼思考とは?
    →過去の経験やスキルではなく今に意識を置き、人や事象についてオーラや背景を含めて感じる思考法。時にはモヤモヤした問いを伴うかもしれないけれど、そのモヤモヤも人生を豊かにしてくれるものなので大切にすること。

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    2025年06月09日
  • 世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道

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    成功の裏に大失敗はつきものなんだなぁと具体的に教えられる書物でした。何をするにも勉強が必要だと感じました✏️

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    2025年04月16日
  • 世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道

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    大手の会社でも失敗した事例とともにそこから学べる教訓を教えてくれる。しかし、リスクがないところにハイリターンも期待できないため大企業でも失敗することはあるのは当然なのかもしれない。
    教訓も振り返って言うならば何でも言えるので個人的には深くささらなかった。

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    2025年04月08日
  • 裸眼思考

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    仕事でも私生活でも、目的意識や前提知識を過度に信頼せず、(裸眼で見るように)目の前の変化にも気付けるようになろうという本。
    全体的に共感できた内容は少なかったが、「今まで順調だったのに、なぜか最近は上手くいかない」というスランプに困ってる人には良いかも。

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    2025年03月27日
  • 世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

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    成功から学ぶより、失敗から学ぶ方が応用が利く。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、とはよく言ったものだ。倒産には必ず理由があって、それを学ぼうというのが本書。だが、少し欲張り過ぎて一社一社が浅い。25社も語ろうとするとそうなるだろう。不思議の負けはなくとも、数ページで敗因を語り尽くすのは難しい。

    色んな理由がある。技術的に背伸びし過ぎたり、事業転換が遅かったり、イノベーションにより淘汰されたり、単に生産性が低いままだったり。また、エンロンなどで有名なのは会計不正。不正そのものがトドメを刺すのだろうが、本質は、不正する程までに追い込まれた、そこまでの事業運営にあるため、本来はそこを

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    2025年03月02日
  • 世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道

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    「ユーザー視点」「競争ルール」「社内不全」「事業を取り巻く力学」という視点から、その製品・サービス・事業がなぜ失敗したかを学び、新たなチャレンジに活かすことを目的として書かれた本。

    取り上げられているのは主に日本とアメリカの事例で、それぞれ簡潔にまとめられているのでとても読みやすい。

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    2025年02月26日
  • 裸眼思考

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    シーモアにて
    理解できたつもりだがモヤモヤが残った。会社がレンズ思考至上主義の中で裸眼思考は活かせるのだろうか。モヤモヤを残しておけばさらに違うモヤモヤがどんどん入り溜まっていくのではないか。そしてタイムアップとならないか。気づきがあるまで浸けておいたり読み返したいと思う。

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    2025年01月02日
  • 世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道

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    新規起業戦略の授業の中で参照にした本。名だたる企業も失敗から学び成長する、もしくは失敗したまま市場を去る。
    どんなに優秀な経営者でさえも、時代と利用者のニーズを正しく理解しないと失敗するよ、というサンプルが、イラスト、グラフ、解説とバランスよく収められてわかりやすかった。

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    2024年11月24日
  • 独学の地図

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    何か研修を受けた時や本を読んだ時に一般論のような感想を書いてしまいがちという内容にぐさっとやられてしまいました。
    学んだ後の自分の世界の見え方がどのように変化のしたかを確かめることは、まるで間違い探しのように大変に感じますが、目を凝らしてしっかり自分の変容に向き合いたいと思います。

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    2024年10月15日
  • 自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」

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    【評価】
    内容   :★★★☆☆
    読みやすさ:★★★★★
    難易度  :★☆☆☆☆
    ボリューム:★★☆☆☆

    【所感】
    読書をするにあたっての術というよりはその心得のススメ的な内容。つまるところ『読書は何か学んでやろうとか身構えず、自然体で楽しみながらが一番』といったメッセージだと受け取った。本の分類を「問いの発見」「答えの発見」「既知のリマインド」と定義するのはtipsとしてよいと思い実践してみる。本は読んでも読まれるな。

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    2024年06月15日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    会社で頂戴した本、読み終えた。

    グロービスが、若手ビジネスパーソン向けに身につけた方が良い基礎力をまとめてくれている、一冊。専門用語はほとんど出ない(フレームワークが幾つか)ので、基礎というのは一理ある。
    20代後半に読むとかなり良いと思うが、今読んでも自分ができているかを確認するという点で、有用だった。巻き込む力や志が項目として入ってるのは、グロービスらしいなと感じた。

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    2023年11月28日
  • 独学の地図

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    Voicy2023フェスで尾石晴さんと対談していて荒木博行さんを知り、著書のこの本を読んだ。
    「学びについて」を深く掘り下げながら、オススメの本を紹介してくれている。
    同じことをしていても、同じ時間勉強していても人によって学びの深さは違う。それはどう学ぶか、学びの本質に気づけるか、そして、学び続けられるか。誤差の範囲ほどの「2ミリの学びを削り出せ」、2ミリ程の些細な学びを積み重ねていくことが本質的な学びにつながる。
    この本のオススメを読んてみようと思った。

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    2023年10月31日