荒木博行のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
成功から学ぶより、失敗から学ぶ方が応用が利く。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、とはよく言ったものだ。倒産には必ず理由があって、それを学ぼうというのが本書。だが、少し欲張り過ぎて一社一社が浅い。25社も語ろうとするとそうなるだろう。不思議の負けはなくとも、数ページで敗因を語り尽くすのは難しい。
色んな理由がある。技術的に背伸びし過ぎたり、事業転換が遅かったり、イノベーションにより淘汰されたり、単に生産性が低いままだったり。また、エンロンなどで有名なのは会計不正。不正そのものがトドメを刺すのだろうが、本質は、不正する程までに追い込まれた、そこまでの事業運営にあるため、本来はそこを -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ社会人一年目の新人研修、3年目の研修の二つの時期の研修を通してどういうメンタルで働くべきかを学べるビジネス書。
研修の講師は、人事部の40代の女の人。12回の研修では毎回「寓話」をどう解釈するのかを切り口に生き方の指針を示していく。
良かったと思った章は
5、北風と太陽
相手に憑依するくらいの姿勢で考え抜く事が重要
6、わらしべ長者
マイクロスキルは誰にでもあり、自分にとって当たり前でも相手にとっては特別なスキルであることは多々ある。付加価値は相手が決めるので、自分で限界を作らない。組み合わせとタイミング次第で価値が変わる。
7、浦島太郎
普段から自分が責任者だったらどうするかと言う -
Posted by ブクログ
タイトルの「自分の頭で考える読書」とは、「他人の頭で考える読書」をしてしまうことへの警句。
自分の中で「問い」を持ち、読書を通じて自分なりの「答え」にたどり着くのが「自分の頭で考える読書」
また、本にはその著者が掲げた「問い」と「答え」が含まれているが、それが自分にとって新しいのか、既知のものなのかで、本を選ぶ際のポートフォリオを組めるという。読書は往々にして負荷の少ない「既知のリマインド」に偏りがち。それを自分自身の認知行動を変え負荷をかけてでも、「問いの発見」や「答えの発見」につながる読書をすべきであるというのが本書の主張。
また、「問い」に関し、共通項としてグルーピングする「抽象化」を行