ヘミングウェイのレビュー一覧

  • 移動祝祭日

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    ヘミングウェイの集大成ともいえる作品。2冊目にこの本を選んだのは順序的におかしいかもなと思ったけど、多分これから著書を読むにあたって理解の補助になるだろうと思い、むしろプラスになるのではないかと思ってみたりする。
    やはりヘミングウェイの書く文章は明快で生き生きとしていて、さも自分自身がその世界に入り込んでいるかのように感じられて好きだ。もしかしたらリラでのエヴァン・シップマンのトルストイのくだりにあるように、翻訳者の手腕も一因としてあるのかもしれないが...。
    この本を通じてエズラ・パウンドやスコット・フィッツジェラルドなどの著書も読んでみたいなと思ったし、リラにも行ってみたいと思った。私のや

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    2022年07月09日
  • 老人と海

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    ネタバレ

    大魚に引かれながら身体を痛められながらも、自らの成功がだんだんと無になる様をまざまざと見せられながらも、決して諦めない姿がたまらない



    大魚との戦いのさなかにふと見上げた空に飛行機があって、飛行機から見る景色はどういったものだろうと独りごちる姿にはっとする。
    海や魚との戦いぶりについてはまさに経験豊富で知らぬことなど無く、まるで恋人みたいな理解を示すのに、他の世界に対してはそうではない。
    狭い世界で自分の役割を突き詰めた男の格好良さを表すのになんて秀逸な対比なんだと感動。

    おじいちゃん、かっこよすぎるよ

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    2022年03月02日
  • 移動祝祭日

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    芸術家が集う1920年代パリの活気を綴ったメモワール。決して、青春の群像劇ではない。堕落する者もいるパリで、数々の出会いが交錯する。それが作者の才能を刺激し、逞しい創作意欲を育んだ...“祝祭日”とは喝采を浴びた者だけに許される慰めの軌跡ではなかったか...

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    2020年12月05日
  • 移動祝祭日

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    往来堂書店『D坂文庫2012冬』から。
    文豪が若き日々をパリで過ごした時の回想録。当時の暮らしぶりや交友が赤裸々に語られていて、大文豪も所詮"男"だったんだなぁと、その存在が少し身近になった。それにしても、スコット・フィッツジェラルドとのことを描いた部分は出色。これだけで短編小説として楽しめる。
    それから、もうひとつ。これから絵画を観るときは空腹にしよう。

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    2018年11月18日
  • 移動祝祭日

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    「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らす事ができたなら、その後の人生をどこですごそうと、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ」

    という冒頭のエピグラフで有名なヘミングウェイの遺作。以前から気になる本であったのだが、品切れ状態となっていた。新訳で、文庫で出たので早速、読んでみる。

    20年代のパリという伝説的な都市と伝説的な芸術家たち。そして、貧しくも、芸術を志す青年と新婚の夫婦の美しい愛。カフェ、レストラン、リゾートなどなどの風俗の記述。様々な芸術家達の姿の辛口の描写。

    もう、絵に描いたような「修業時代の芸術家の貧しいけど、幸せな日々」の話である。そして、その美しい日々は、作家と

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    2017年05月02日
  • 移動祝祭日

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    お決まりぽいですが、『ミッドナイト・イン・パリ』繋がりで読んだら面白すぎて一気読み。ヘミングウェイが辛辣すぎて笑えて仕方ない。文学に真面目でひとを作品で判断するところとかどこかの誰かみたいで、可笑しかった。こういう男が好きだ。1920年代の狂騒の時代といわれたパリにたくさんの作家たちが集ったのは、アメリカがピューリタン色が強かったせいもあると思うけど、パリに行ったらなにかかわるのかもと思わせるものがあるのかも、昔も今も。短編集を読もう。

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    2017年01月11日
  • 移動祝祭日

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    ヘミングウェイがパリで当時の妻と貧しいながらも執筆に励んでいたときのお話。一冊を通して、ヘミングウェイのパリでの生活が描かれていたものの、編ごとに独立したような構成になっていたので、入り込む難しさがあった。(あと登場人物多かった…)フィッツジェラルドが少し滑稽に描かれていたのは、やっぱりライバル心からだったのかな…こんなに関係が深かったとは知らなかったので面白かった。あとがきを読んで、亡くなる3ヶ月前に当時の妻にこの本を書き上げるために助けを求めていたと知り、最期に人生全体の自伝を書くのではなく、駆け出しの時代に思いを馳せていたことに、言いようのない切なさを感じた。

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    2026年05月22日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    この本は老人サンチアゴと海やそこに生きる生き物達を通して宗教、仕事、博愛、ヘミングウェイの人間性、色々な見え方のできる話のようです。
    この本を読んで見る際は、あなたも何か心当たりや共通しているようなことを当てはめて見てみると面白いかも知れませんね。

    あとがきも面白いので是非最後まで読んで見てください。

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    2026年05月17日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    すごく苦しいしょうせつだった。

    物語は最低限の進行で、ただその時間を追体験するかのように物語は進んでいく.

    老人は過去の煌めきや憧れを過去である、と認識して、自分の老いを実感しているが、それでも老人は若ききらめきを持っているのである。
    それは命のように変わらない煌めきであり、ライオンや、サバンナ、あるいは海といったそこに生きる我々と自然を慈しみ、それでいて我々は協働しているという煌めきである。

    しかし,老人は自分のことにある程度妥協をし,見切りをつけて-無くなった妻を思い馳せるほど-、生活をしている.

    しかし、海に出て、一人で孤独に戦い、焦燥し生活をしている中で自分の持つ強さや蓄えてき

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    2026年05月16日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    ネタバレ

    舞台はキューバのハバナ。(公用語はスペイン語)
    メキシコ湾。
    84日間もの不漁に見舞われたサンチャゴという老いた漁師の物語。

    漁はもちろん、スペイン語や野球の知識がなく、随時調べながら読んだ。

    サラオ- スペイン語で不幸のどん底(解説によると、直訳ではないそう)


    _人間は叩きつぶされることはあっても、負けやせん。
    _人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。


    老人の、海と、そこに生きるものたちへの敬愛が伝わってきた。
    老人の中で、海はスペイン語の女性形【ラ•マール】であったこと。

    52ページにある、つがいのカジキを賞賛するとともに憐れむシーンや、途中で出てくる鳥やイルカ、そして

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    2026年05月13日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    ヘミングウェイの有名な一作。
    映画「イコライザー」のワンシーンで活用された本で、気になり購入。
    巨大な魚と老漁夫との戦いを描いた作品。
    この物語は、彼の内面の強さと勝利を称賛し、「人は破壊されることはあっても、打ち負かされることはない」というメッセージを強く印象づけられた。

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    2026年05月10日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    老人の漁に挑む姿勢に、命に対する深い愛を感じました。彼は人間的でありながらも、しっかりとした敬意を持って魚と接していると感じます。巨大カジキと命を賭けた駆け引きからも、そういった老人の簡単に説明できる意味を越えた熱意が伝わってきて惹かれました。

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    2026年05月06日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    若い頃読んだ時の感動が、残念ながら湧き上がってくる事はなかった。老人がさまざまな困難に直面しても決して諦めず、立ち向かって行く姿は確かに勇気をもらえる。サメに魚の肉をすべて食われてしまって金になるものは何も残らなかったのに、少年に再び一緒に漁に出たいと言われるとすぐに必要な道具などの事を考える件はグッときたが、。
    なんでしょう。分かりませんが。

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    2026年05月06日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    ハードボイルドの王道、読んだことなかったので手に取る
    ヨルシカの老人と海、聴き流してかけていたことがあったけど、これをオマージュしてたのか!と知らなかった…

    ということでこれを読んだ後にもう一度聴いてみた

    この本を読んで…
    大魚と共に集落に戻ってくるまでのサンチアゴの孤独感とか、蓄積した身体の節々の疲労感とか、せっかく手にした大物がサメに喰われていって、苦労したものが水の泡みたいになる無力感みたいなものを感じたので、
    うーん、キャッチーな曲調が個人的には響かなかった…
    物語から受け取る音楽的なインスピレーションや色は、人それぞれなのだなと改めて感じる

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    2026年05月05日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    自身の老いを受け入れつつ自然と闘う姿、決して言い訳をせず目の前の状況に向き合い力を出し切る様に心を揺さぶられた。

    諦めずに続けることで、「運」が向いてくるということにも気付かされた。

    ただ、この作品ならではの深みをいまいち感じ取れていないようにも思うし、時間を置いてまた読みたい作品。

    また、他のヘミングウェイ作品も読んでみたいと思わされた。

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    2026年04月22日
  • 老人と海

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    作中のほとんどが老人とカジキマグロの海での対決シーン。ひたすら老人視点でカジキとの激闘がつづられていて、短いストーリーだけど読み切るのにすごくエネルギーを使う。老人が語る描写が細かすぎてすごい。鳥や魚や自分自身と対峙して語り合う老人の哲学がなんだか素敵。ライオンの夢を語るシーンは少し切ない。

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    2026年04月09日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    タイトル通り、老人が海で巨大なカジキと格闘する話

    頑固で最近は全然釣れてない漁師のおじいさんの千載一遇の大チャンスとの我慢比べを描いた物語

    カジキに振り回されているだけではあるが、
    手に汗握る展開と目に浮かぶような海の描写で引き込まれた

    「この本を読んで洋書にハマった」と紹介されたので手に取ってみたのだけど、読んでよかった

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    2026年04月09日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    題から静謐な作品を予想していたが、良い意味で予想を裏切られた。
    ほぼ1つの舞台、1人の登場人物の構成ながら、手に汗握る物語と普遍的なメッセージが込められている。
    映画版も鑑賞してみたいが、本作を映像作品として楽しませることは難しいと思う。

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    2026年04月08日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    「老人と海」「ヘミングウェイ」
    お恥ずかしながら一度も読まずにここまで生きてきた自分にとっては、この単語の語感からはもっと穏やかな内容を想像していた。与謝蕪村の、春の海…みたいな。まさかこんなに始終むさ苦しいバトルものの内容だったなんて。別に希望を与えるようなラストじゃなかったのもまたいい。でも、人の闘志は生半可なものでは消えない、いや消しちゃいけないんだっていうのを教えられたような気持ちになりました。私もこの老人のように、自分の信念を貫く生き様にしたい。

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    2026年04月03日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    野球の話や魚の話など事細かに記してあることによって、より描写が細かくリアルさがましている。
    少年の描写においては会話の場面が多くあり、固有名詞が多くあることで知識不足の私からすると少しわかりづらいものであった。
    少年がどういう人物であるのかもう少し理解を深めたく思う。
    おじいさんは物腰が低く周りからの評価を理解している、釣りの時も自分の技量や経験をしっかり把握しきれている。
    周りに流されず自己理解が高い人物であると感じた。
    解説はまだ読めていないので、まだ分かりきっていないことがあり、解説によってまた変わっていくと思う。
    以上

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    2026年04月02日