清原和博のレビュー一覧
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そういえばこの人最近またちょっとずつ見るようになってきたな。
そう思ってこの本を手に取った。
野球をあまり見ない僕が彼に抱いていたイメージは厳つくて、怖い人だった。それは本人もそういう自分の生き方を選んだとこの本の中で述べていた。
けれど、この本で描かれている彼は孤独で、弱い。そして随所に感謝がある。
薬物依存になり、逮捕され、たくさんのモノを失ったからこそ見えてきた本当に大切なモノ。
負けや弱さを認めることの大切さ。
そんなことを学んだ。
彼がやったことは許される事ではない。
けれど、この事件が彼を、彼の生き方を変えた。
メディアに映し出されない彼の本音が見れた。 -
Posted by ブクログ
生きていてください‥ 読み終わった時 そう強く思いました。でもその後に、生きていくのはしんどいだろうな、という気持ちが沸き起こり辛くなりました。レビューがなかなか書けませんでした。
私は野球のことはよく知らないのですが、1985年の清原さんのドラフトをタイムリーで見ていました。あの時の絶望的な表情の清原さんを見て釘付けになりました。あれから私は清原さんをどうしても憎めません 。罪を犯したとしても。
野球に無知な私でも1985年当時、新聞やテレビの報道で巨人が 清原さんを指名する記事や報道はよく目にしていました。ドラフト だから交渉権を引かない可能性はあっても巨人は清原さんを指名すると疑いも -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目26箇所。戦力外通告を内部事情を知るものから伝えられた怒りを忘れないためのピアス。仰木監督からの言葉「男気」。最後は楽しく野球をやって終わりたい・・・バファローズ時代。ジャイアンツへの恨み、桑田選手への恨み、解雇通告、ファンの罵声、ヤジ、応援ボイコット。誰でも好不調はある。結果を考えずにニコニコ笑って与えられた仕事をする。大切なのは欠点に気付くまでバットを振ること。感謝する気持ちの大きさ。現役時代・・・こどもの七夕短冊の言葉、「おとうさんのひざがよくなりますように」。ホームラン、バックスクリーンに叩き込むことに生き甲斐。プロとして大切なこと・・・勝ちっぷり、負けっぷり(仰木監督)。
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たまたま古本屋で見かけたので買ってみた。2009年8月に出た本。色々な方の感想を見ていると別の本と内容がかなり重なっているようだが、私が清原さんの本を買ったのはこれが初めてなので比較はできない。
真実は私には分からないが、出版直後の2009 WBCで遅刻を繰り返して放送局から解説者として出禁を食らっているとされているので、この本の説得力は低いと考えた方がいいのだろうな。
西武時代、根本管理部長から「ただ飯とただ酒は絶対にしたらダメ」と注意されていたらしいが(45頁)、これはどこまで守られていたのだろうか。
とはいえ、清原さんがある程度素直に桑田さんのことを書いたりしているので、清原さんの現役