清原和博のレビュー一覧
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そういえばこの人最近またちょっとずつ見るようになってきたな。
そう思ってこの本を手に取った。
野球をあまり見ない僕が彼に抱いていたイメージは厳つくて、怖い人だった。それは本人もそういう自分の生き方を選んだとこの本の中で述べていた。
けれど、この本で描かれている彼は孤独で、弱い。そして随所に感謝がある。
薬物依存になり、逮捕され、たくさんのモノを失ったからこそ見えてきた本当に大切なモノ。
負けや弱さを認めることの大切さ。
そんなことを学んだ。
彼がやったことは許される事ではない。
けれど、この事件が彼を、彼の生き方を変えた。
メディアに映し出されない彼の本音が見れた。 -
Posted by ブクログ
生きていてください‥ 読み終わった時 そう強く思いました。でもその後に、生きていくのはしんどいだろうな、という気持ちが沸き起こり辛くなりました。レビューがなかなか書けませんでした。
私は野球のことはよく知らないのですが、1985年の清原さんのドラフトをタイムリーで見ていました。あの時の絶望的な表情の清原さんを見て釘付けになりました。あれから私は清原さんをどうしても憎めません 。罪を犯したとしても。
野球に無知な私でも1985年当時、新聞やテレビの報道で巨人が 清原さんを指名する記事や報道はよく目にしていました。ドラフト だから交渉権を引かない可能性はあっても巨人は清原さんを指名すると疑いもしませんでした。清原さんも巨人を希望していたと思います。
そして ドラフト。
巨人の指名選手の中に清原の名前は一文字もなく、それどころかあり得ない名前の人物が1位指名されました。桑田真澄。「はぁ〜?」私は目を疑いました。
大きな組織がいとも あっさりと人を裏切ることを目の当たりにしました。赤子の手をひねり潰すように。その後、私の人生で、その時のことが大きな教訓となって残りました。
もし、進学や就職や結婚で、相手から好感触の内定や両思いの意思表示をもらっていながら、いざ指名されたのが自分ではなく全く別の相手だったら、皆さんはどう思うでしょう?しかも選ばれた相手が自分と仲の良い友人だった場合、平常心でいられるでしょうか?普通の人間ならば 大きく傷つくはずです。立ち上がれないほどに。
清原さんの転落はそこから始まっているように思えてなりません。桑田さんを責めているわけでも巨人を責めているわけでもありません。致命的な傷つきに手当てが全く施されなかったということ。傷口がむき出した状態で生きていかなければならなかった清原さん。お辛かったでしょう。薬物がいっときの手当てになっていたのかもしれませんね。
仮にこれが大谷翔平さんだったとしても、あの時のドラフトのような状態に陥れば精神的に深手を追うのは必須でしょう。
この本が 発刊されてから3年が経ちます。現在の清原さんの体調を心配します。うつ病や膝の状態も良くないと書いてありました。傍らにいる人に優しくしてもらっているでしょうか?
清原さん、やっぱり私はあなたの味方です。罪を憎んで人を憎まず。今年の春の選抜で甲子園に出た息子さんを見て泣いていたあなたの顔が忘れられません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目26箇所。戦力外通告を内部事情を知るものから伝えられた怒りを忘れないためのピアス。仰木監督からの言葉「男気」。最後は楽しく野球をやって終わりたい・・・バファローズ時代。ジャイアンツへの恨み、桑田選手への恨み、解雇通告、ファンの罵声、ヤジ、応援ボイコット。誰でも好不調はある。結果を考えずにニコニコ笑って与えられた仕事をする。大切なのは欠点に気付くまでバットを振ること。感謝する気持ちの大きさ。現役時代・・・こどもの七夕短冊の言葉、「おとうさんのひざがよくなりますように」。ホームラン、バックスクリーンに叩き込むことに生き甲斐。プロとして大切なこと・・・勝ちっぷり、負けっぷり(仰木監督)。オーナーからの暴言、「打てなくていい、邪魔さえしなければいい。」落合選手からの助言。相手のウイニングショット・・・決め球を打つこと。桑田選手が5倍練習するなら自分もという対抗心。チームのために自分は何ができるのか(PL学園の監督)。ドラフト後の母親の一喝。清原選手の気持ち・・・ドラフトの件を謝ってほしかった。藤川投手のフォークについての見解・・・ファンの気持ちはストレート勝負だろう。メジャーで活躍できないのはパワーの差。怪我は借金と同じ。生まれ育ったこの国で一番になるのが夢。メジャーへの夢はない。
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たまたま古本屋で見かけたので買ってみた。2009年8月に出た本。色々な方の感想を見ていると別の本と内容がかなり重なっているようだが、私が清原さんの本を買ったのはこれが初めてなので比較はできない。
真実は私には分からないが、出版直後の2009 WBCで遅刻を繰り返して放送局から解説者として出禁を食らっているとされているので、この本の説得力は低いと考えた方がいいのだろうな。
西武時代、根本管理部長から「ただ飯とただ酒は絶対にしたらダメ」と注意されていたらしいが(45頁)、これはどこまで守られていたのだろうか。
とはいえ、清原さんがある程度素直に桑田さんのことを書いたりしているので、清原さんの現役を知る身としては、読んでいて楽しかった。ドラフト時「クラスメートの何人かが、バットを持って『桑田、どこや!』といいながら校舎内をうろうろしていた」というあたり(121頁)、当時のPL学園っぽくてほほえましい(バットが使われなかった前提だが)。
きれい事であれなんであれ、こういう本が残っていることには大きな意味はあると思います。最近だとYouTubeで話したりして終わっちゃうんだろうけど。