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戦うとは何なのか。逆境を乗り越え試練と立ち向かう。そこにはいつも挫折の壁がある。すべては反骨心で夢をつかむ。「無冠の帝王」の著者の人間哲学である。
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Posted by ブクログ
大好きな清原選手の著書でした。 西武時代・巨人時代・オリックス時代。どの時代にも彼らしさがよくわかる1冊でした。 彼のPL学園時代の恩師の中村監督の言葉「欠点が分かるまでバットを振り続けろ」という言葉。仕事にもつながる言葉ですね。 よく営業の時間待ちのときに喫茶店に入ってパソコン作業をすることが...続きを読むありますが、サボっている営業マンを見ます。 欠点以前に問題外ですね。 私の場合でしたら営業して訪問してお話する。その中で新しい案や提案が生まれるのでしょうね。 また頑張れるネタを手に入れた感じです^^¥
「男道」で書けなかったことを付け加えた感じだが、ピアスを提案したのは元妻だったことは驚いた。でも入れ墨は・・・
「番長」、清原和博元・選手の自伝。 KKコンビの因縁と友情、度重なる怪我など栄光と挫折について、その時の行動と心境がどうだったのか裏側に迫る内容だった。 2000年前後の巨人が好きだったこと、感動の引退もあって清原という選手には比較的自分はプラスのイメージだが、よりそれが深まった。 とりわけ怪我など...続きを読むの逆境との闘いは大小はあるが、自分も苦労した経験が多いだけに共感できるところがたくさんあった。 記録より記憶に残る選手の一人だと思う。
清原も普通の人間だった。これが,読み終えたときの最初の感想。 もっともっと強い人間を想像していたが,弱音を吐くこともあるし,たくさんの挫折も経験していた。 今まで清原という選手に何か特別なことを感じることはなかったが,本書を読んで関心を抱くようになった。
番長と呼ばれた男の、赤裸々な裏側です。 ドラフト、優勝、期待、プライド、けが。 悔しさも喜びも後悔も力に変えてきた男。 その源にある「反骨心」 男の生き様がここにあります。
野球選手とかあんまり興味なかったけど、初めて、野球選手の内実が分かりました。 清原は男だと思う。 そして、それと同時に、何事もものごとには二面性があるもので、それを忘れてはいけない気がします。
こんなにも人の気持ちを熱くさせる「男」はいない。 4番打者として、とことんまで力と力の勝負にこだわった野球人生。 結局タイトルは獲得できなかったが、4番打者として日本中から称賛された。 ただ、同時に幾度となく挫折を経験した。 どんな挫折を経験しようとも必ず這い上がってきた。 そんな数々の挫折が彼を一...続きを読む回りも二回りも成長させた。 「挫折が人を成長させる。」 何の目新しさもないフレーズである。 しかし、それを地で行く男の背中は今日も僕を強くする。
たまたま古本屋で見かけたので買ってみた。2009年8月に出た本。色々な方の感想を見ていると別の本と内容がかなり重なっているようだが、私が清原さんの本を買ったのはこれが初めてなので比較はできない。 真実は私には分からないが、出版直後の2009 WBCで遅刻を繰り返して放送局から解説者として出禁を食ら...続きを読むっているとされているので、この本の説得力は低いと考えた方がいいのだろうな。 西武時代、根本管理部長から「ただ飯とただ酒は絶対にしたらダメ」と注意されていたらしいが(45頁)、これはどこまで守られていたのだろうか。 とはいえ、清原さんがある程度素直に桑田さんのことを書いたりしているので、清原さんの現役を知る身としては、読んでいて楽しかった。ドラフト時「クラスメートの何人かが、バットを持って『桑田、どこや!』といいながら校舎内をうろうろしていた」というあたり(121頁)、当時のPL学園っぽくてほほえましい(バットが使われなかった前提だが)。 きれい事であれなんであれ、こういう本が残っていることには大きな意味はあると思います。最近だとYouTubeで話したりして終わっちゃうんだろうけど。
[ 内容 ] 人生、挫折ありき―。 「無冠の誇り」があるからこそ、男の生き様は輝く。 立ちはだかる逆境を「反骨心」で乗り越えた男・清原和博の人生哲学とは何か?「無器用な男」の人生哲学と生き様を公開する。 [ 目次 ] 序章 一枚の色紙 第1章 挫折と反骨心(戦力外通告;悔しさを刻むピアス;岸和田魂...続きを読む;解雇通告;男気) 第2章 感謝について(散る桜、残る桜も散る桜;芽生えた感謝の心;傲慢で不遜だった自分;恩は必ず返す;ただ酒は飲むな;感謝の気持ちが勇気を生む;僕の幕の引き方;地獄のリハビリ;息子の言葉;生き様を見せる;ふたつの引退試合) 第3章 野球の神様(渡邉恒雄オーナーの一言;野球の神様;三振からのスタート;落合監督のヒント;門限破り;一流のピッチャーの壁;山田太郎が理想の四番像) 第4章 桑田真澄というライバル(桑田の復活とホームラン;最大のライバル;桑田の甲子園での活躍;桑田がやるなら;甲子園と挫折;チームプレー) 第5章 挫折のすすめ(人生の壁;僕が王さんと巨人を助けてやる;涙のドラフト;裏切られた;涙) 第6章 熱いフライパン(日本シリーズ;はじめて日本シリーズ出場を逃がす;至上命令のタイトル獲得;一億円というプレッシャー;煮え切らない日々;ぬるま湯;誠意とジャイアンツ;「野球人生は憎しみで終わるよ」;応援ボイコット;桑田につぶやいた愚痴;戸惑った野球の違い;力対力こそ男の勝負;一度の失敗が大きな傷跡を残す;封印した八六八) 第七章 ケガとの戦い(通算一九六個;バットを投げつけたわけ;死球に平然とする;度重なるケガと肉体改造;妻のために;復活;外国人に負けないパワー;一気に身体を大きくした弊害;ケガは借金と同じ;士は己を知る者のために死す) 終章 そして、夢へ(無冠の誇り;最後のホームラン;プロ野球の魅力;指導者の道) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
選手時代の清原を知る人にはとても楽しい反面、現役時代を知らない人には 分かりづらい話が多いです…ただ、内容は濃いです! 何というか清原の恨み辛みがつらつらと書かれているのでネガティブな話がとても多く、 「反骨心」のタイトル通りになにくそというキモチで立ち向かってきた話が多いにも関わらず何か物悲しく...続きを読むなりました。 全体的に清原が自分の人生を振り返ってまとめてみた自伝な感じがします。 ただ、自分が輝いている時には見えなかったモノが挫折や怪我をきっかけに見えるようになったという話は 誰もが身につまされるものがあるのではないでしょうか。 調子の良い時は持ち上げて、調子が悪くなれば酷評する周囲の態度や自身の選手時代の周囲への 態度に対して、彼自身思う所があったそうです。 そして清原選手は最後に自分に足りなかったのは「感謝」することだったと気付いたそうです。 「反骨心」というタイトルですが、本書を通じて読者が学ぶべき事、学ばされる事はきっと「感謝」することなのではないかと思います。
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