樋口武志のレビュー一覧
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自己認識は大事だよ、と言うことが書かれた本でした。
自分は間違ってない、自分こそ正しい!とは思ってないつもりなのだけれど、本当かな、と自問自答。自己の認識なんて、結局独りよがりだったりするのかな、と思ったりしました。
かといって、他人から見た自分が全て正しいわけでもない。自分を好意的に見る人と敵視する人とでは評価が違うだろうし。むむむ。。。この手の話は考え始めると思考がぐるぐるします。
自分を正しいと思わず、自分の個体としての考え方を理解し、群れの中では周りと足並みを揃えながら振る舞いを微調整してやっていく、というのが自分の中の最適解だな!と結論付けて今日のところは落ち着きました。 -
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Posted by ブクログ
20230815
パフォーマンスに影響を与える3つの要素
・感情や気分
・捉え方や解釈や意義(自分・仕事・チーム・組織に対し)
・モチベーション
この3つの要素の相互作用がインナーワークライフ。
このインナーワークライフを向上させることが、強い組織づくりや生産性向上に効果的。
そのインナーワークライフを高めるためにマネージャーにとって必要なのが、「チームや部下にとってやりがいのある仕事が毎日少しずつでも進捗するよう支援をすること」
組織に欠かせない貴重な人材だと感じさせること
雰囲気が楽しく明るい
達成感
達成が評価される
自主性を持たされている
問題が解決されそう
周囲が力を貸してくれ -
Posted by ブクログ
人の認知は当てにならない。正しいと思っていることもためにならないことも多い。そんなことが書かれている。
書籍としてみると、重い、説明のために記されている例示が長い。最後の方に何をすれば良いのかがまとまっている。そこを続けて自己改革をするなら、この部分の理解は必要。
何故と問うのは良くない。内省は負のサイクルに陥りがち。日記を毎日書くのは勧めない。などなど、これまで良いとされていたことが否定されている。
本書の途中で3Dアニメ映画の制作会社であるピクサーの話が出てくる。なんでも問題が顕在化せずに映画ができないという事例やその兆候がかなりあったようだ。大きな損失にもなりかねない。この例は -
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Posted by ブクログ
AIについて考える合理主義者コミュニティを取材して、彼らの考え方を紹介する本。
AIなど新しい技術を熱望しつつも、汎用人工知能の暴走を心配する合理主義者たちの思考や知的運動などについて描く。AIがどうなるかの哲学的&思想的な問題やテーマをそれなりに読みやすく描いたエッセー風読み物。一応筋立てて話が進んでいく。
コンピュータ、AIの加速度的&指数関数的進化によって未来は全く予測できないものになる。これからの数十年、百年後の未来はどうなっているのか。今の世界の延長線上にはない。
効率よくAI雑学を仕入れたい!的なあくせくした人にはやや不向きかも。とはいえ人工知能を語りたいなら押さえておかないと -
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組織やチームがうまくいっていないとき、社員はモチベーションが上がらず、ネガティブな思考に陥っている。それをそのままの状態にしていたら、更に状況は悪化する。組織をいい状態に、またそのいい状態を保つために、「報酬のアップ」や「地位の向上」ではない。マネージャーやリーダーなど上にたつ者は、社員のためにしなければならないことがある。そのことについて、研究をベースに科学的に結論を出している。
また仕事がつまらない、何のためにやっているのか分からない、など仕事に対するネガティブな考えがなぜ起きてしまうのか?も理解でき、どうすれば高いモチベーションを維持できるのかまで理解できる。
個人的に好きな文
マネー -
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「自分」は社会的な関係の中で存在している。
だから自分というのは日常的な生活で感じるこの自分ということではなく、自分と他者との関係を現象させる構成要素としての自分ということ。関係のありようを客観的に観察されなければ自分は見えてこない。
観察の主体は一つは自分であり、加えて自分とかかわる他者がある。
自分が主体の場合は内的自己認識、他者の場合は外的自己認識。
内的自己認識を歪める最大の要因は自分自身である。自己防衛し自分の整合を保つために様々な意識が作用してしまうし、過度に自己を責め立ててしまう。
自分で自分のエネルギーを奪ってしまうようであれば自己認識は害毒でしかない。
自己認識が自分自身に -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自己認識への自問は稀
内的自己認識・外的自己認識 相関無し
22歳の中佐のワシントン、ネセシティ砦の戦いの失敗
自然にできる人へのインタビューでは答えは見つからない
自分自身と、他人からどう見られているかを
理解しようとする意志とスキル
インサイトの7つの柱
①価値観
②情熱
③願望
④フィット:力を尽くせる環境
⑤パターン:あらゆる状況で思考や感情や行動の傾向
⑥リアクション
⑦インパクト:自分の行動の周囲への影響
何を達成したいか=目標ではなく、
人生に何を求めているか?
ダニング=クルーガー効果
最も能力のない人が最も自信を持っている傾向
2歳から認識しはじ -
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