樋口武志のレビュー一覧

  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い!
    自己認識をすることがいかに難しいのか、そして、正しく自己認識をすることがいかに大切なのかを、事例とともに教えてくれている。
    誤った自己認識をしていると自分も他人も不幸にしていく可能性が高くなり、正しい自己認識をしていると幸福度は高まると思われる。
    自己認識を高める方法も詳しく載っているので、自分がどこでつまづきがあるのか、それをどう乗り越えるかが分かる。
    それはチームの状況を見る上でも大切な視点である。
    巻末にある自己認識チェックシートも良くできているため、一度トライしてみると面白い発見がある。

    自己認識とは、自分自身のことを明確に理解する力-自分とは何者であり、他人からどう見られ

    1
    2020年01月15日
  • なぜこの人はわかってくれないのか―対立を超える会話の技術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕事や家庭を含め様々な場面で遭遇する「自分は正しいのに相手がわかってくれない」という「行き詰まった状況」が起こるメカニズムを丁寧に掘り下げ、その根本原因が実は自分自身にあり、どうすればそれを克服できるのかを示した自己啓発書。

    人間は自分が正しいことをしていると確信している時ほど、いつの間にか真に成し遂げたい目標よりも、自身の価値観に執着して自分を守るようになりがちであり、そのような自分の弱さを認め、自分自身の「あり方」を見直すことによって、相手との価値観の違いや対立を許容し、トレードオフの関係を乗り越えて、単なる妥協ではなく、よりイノベーティブな解を創造することができる。

    今日のようにイデ

    0
    2018年11月27日
  • なぜこの人はわかってくれないのか―対立を超える会話の技術

    Posted by ブクログ

    自身にとってまさに今読むべき本。

    本来自分が目標としていることとは程遠い、
    「自分が正しいこと」に固執する事で、
    会話に行き詰まりが生じていたことを認識できた。

    この本との出会いをきっかけに、
    正しいことや揺るぎなくあることなどのエサに惑わされず、
    自分が求める在り方に向かって、
    オーセンティックな人生を歩みたい。

    保存版。

    0
    2018年05月06日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    Posted by ブクログ

    社長お勧めの本。社会学の調査に基づいて国毎の指標を図示したもの。なかなか面白かったので再読あり。ローコンテクストでありながら間接的なフィードバックをする国があったり、具体的なエピソードと切り口がたくさんあり、良かった。

    0
    2025年12月06日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    目標は「CEOが私でなくても済むようになること」 というリーダーとしての目標に共感
    上から下へ伝えるべきは「なぜ」やるのかという意図や目的 「どうやって」実行するかは強制すべきではない …ついHowをメインに話しがちなので気を付けたいと思った。

    0
    2025年11月03日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    Posted by ブクログ

    国ごとに性格の傾向を分類するのには抵抗があったけど、まず個々人の性格がある前提を冒頭に書いてくれていて、抵抗なく読み進められた。
    この本のおかげで、ある出来事を異文化という視点で考える新たな自分に出会えたので、以下備忘。

    -備忘-(日本での出来事)
    先日インド人(A)とミャンマー人(S)と遊びに行く機会があった。(僕は途中集合予定)
    Sが10時待ち合わせと提案したため、Aは10時前に待ち合わせ場所に到着。
    しかし直前にSから昼集合、場所変更連絡があり。
    Aは時間を潰しつつ次の待ち合わせ場所に移動。
    僕は予定があったため12時にAと合流。
    その後Sは何度か時間変更を重ね、最終的に私たちは16時

    0
    2025年10月23日
  • サッカーはデータが10割

    Posted by ブクログ

    4.5 サッカー版のマネーゲーム。リバプールでいかにデータ主導のサッカーのパフォーマンス改善がなされてきたかを辿った本。

    0
    2025年10月18日
  • 孤独の本質 つながりの力――見過ごされてきた「健康課題」を解き明かす

    Posted by ブクログ

    科学的な根拠をもとに孤独は心身を消耗させ、社会的なつながりを持った人よりも健康や寿命の面で圧倒的にマイナスのインパクトがあることがよく分かった。孤独の問題を個人の弱さとして括るのではなく、社会的な構造や文化の中で捉え直す必要があると強く感じた。SNSは孤独を解きほぐすのに一定の効果があると感じられ、このようなツールもうまく活用すべきなんだと思う。

    0
    2025年09月28日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    Posted by ブクログ

    INSEAD教授Erin Meyerの「The Culture Map」の翻訳版。様々な背景を持つ人々をマネージメントする上で重要な8つの領域について、文化的な背景の違いを様々なエピソードを紹介しつつ解説しています。特に優れているのは、本書のタイトルにもなっている「カルチャー・マップ」です。上記の文化的な違いを可視化し、相対的に評価することを可能にしています。かなり気づきが多かったです。これを日本人だけのチームでも、個人別に「カルチャー・マップ」を作成すれば、世代間のギャップを埋めるのにも役立ちそうです。

    0
    2025年09月23日
  • サッカーはデータが10割

    Posted by ブクログ

    タイトルはインパクト重視だけど、現在、世界最高峰のリーグといっても過言ではないプレミアリーグの舞台裏にアクセスできる本の価値は高い。

    複雑系の典型であるサッカーにおいて、データがどこまで有用なものであるかは興味深い。

    自分にとって重要な論点を雑にまとめると、、

    ●目的を持ったデータは強力に機能する
    ⇨ポゼッションバリュー期待値(ゴール確率への貢献度)、ゴール期待値(重み付けシュート)、メッシのピッチコントロール、

    ●データによる論理同等に感情配慮が価値を持つ
    ⇨ユルゲンの直感との一致、エキサイティングな未来への想像、重要だが測りにくい要素の存在、監督は①戦術策定②組織設計③感情コントロ

    0
    2025年08月20日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    Posted by ブクログ

    海外と一口に言っても様々な国があり、それぞれの文化や気質は異なっている。それに伴って良しとされるコミュニケーションスタイルも異なる。ローコンテクストかハイコンテクストか、ネガティブなフィードバックを直接的に行うのか、そうでないのか、合意志向かトップダウンか。それを知らずにコミュニケーションを取ると思わぬ地雷を踏むことになる。

    0
    2025年06月11日
  • サッカーはデータが10割

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人のウェビナーでこの本に寄稿している木崎さんの話を聞いて興味をもったのと、データサイエンスの勉強を始めたのでこれは読まねばと。
    内容はプレミアリーグのリバプールがいかにしてデータを活用してプレミア優勝につなげたか?を実際にデータアナリストとして活躍した著者が書いたもので、非常に勉強になりました。詳細はもちろん記載されていませんが、「ゴール期待値」の考え方など、いわゆる確率・統計を用いた数理モデルについて書かれていて勉強になりました。サッカーはロースコアゲームの極みですし、連続的で偶然性(それをアイデアともいうのかも)にも支配されているスポーツもないだろうと思っていましたが、それも数理モデル化

    0
    2025年06月11日
  • マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

    Posted by ブクログ

    マネジャーにとって最も重要な仕事とは何か?
    その答えは「チームメンバーに仕事の進捗を支援すること、仕事が進んでいる感を与えること」であり、それが最もチームのパフォーマンスを高める方法、と著者は説いている。
    さらに効力が高いのは「チームメンバーのやりがいのある仕事の進捗を支援すること、仕事が進んでいる感を与えること」である。
    「進捗の法則」が本書全体の中心的なテーマ。

    進捗以外も合わせると、インナーワークライフ(仕事そのものから得られる個人的職務体験)に影響を与えパフォーマンスが向上する要素は以下である。
    ・やりがいのある仕事が前に進むよう支援する「進捗の法則」
    ・仕事への直接的なサポートであ

    0
    2025年03月28日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    相変わらずのパーパス系の本。「人とパーパス」がいかに大切であるか、実体験を踏まえ繰り返し説く内容。特に「自分自身のパーパスと組織のパーパスを結びつける」ことで「ヒューマン・マジックが解き放たれる」に共感。人には大きな力があり、それを発揮できる手助けをしたり環境を整えることが上席の人間の役割なんだろうな。

    0
    2025年01月24日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    Posted by ブクログ

    言語以上に文化を理解することは大切で難しい。日本で生まれ育ち当たり前な環境も世界では異端。コミュニケーション、評価、説得、リード、決断、信頼、見解の相違、スケジューリングの8つからなるカルチャーマップで日本は両極端な評価となっている。

    0
    2024年11月29日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    実践的で実際の現場でも参考になる。パーパスとかMVVなど、抽象的だからこそ、具体例があると理解しやすい。

    0
    2024年03月03日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    Posted by ブクログ

    国ごとに常識とされている文化の違いをジャンル別に論じている本。具体例も多く、日本の事例も数多く出ているためとても興味深く読めた。
    日本人だけの職場でも、ネガティブフィードバックを出すのが得意な人/苦手な人、トップダウン式の決定を望む/合意形成を望む、など若干の差があるため、使える部分が多いです。

    0
    2023年11月03日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    購入した本。令和のリーダーシップや経営者論に関する本。

    リーダーシップの語源「leith」→「境界を超えて足を踏み出す」という意味。語源を辿るとリーダーシップとは自分の慣れ親しんだ考え方や環境を飛び越え、新しい選択をすること。

    人生とは快楽や権力を求める旅ではない。人生とは「意味の探求」である。人間が意味を見つけられる場所は「仕事、愛、勇気」の中である。

    「自分を突き動かすものは何か、また他人のそれも知ることが大切」

    「利益への強迫観念に屈しないこと」
    「利益は不可欠ではあるものの、それは結果として得られるものであり、それ自体が目的ではない」
    「仕事とは生きる意味の探求」

    「パーパス

    0
    2023年08月11日
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

    Posted by ブクログ

    最も印象的だったのは、「なぜ?は自分以外に使う。自分には何?を使う。」です。内省の際、なぜなぜで深掘りすると、泥沼にハマることがありました。やり方が間違っていたのだと気づきました。自分を理解することは、最期までできないのでしょうが、ずっと共に生きていくパートナーとも言えるので、理解することを諦めないようにします。

    0
    2023年07月15日
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

    Posted by ブクログ

    自己認識を高める方法について、読んでいる分には至極当然のことが書かれているんだけど、言うは易し行うは難し。己の行動、振る舞いは逐一見直す必要があると感じた。
    ちょっとだらだら読みすぎたので再読したい。

    0
    2023年07月05日