樋口武志のレビュー一覧

  • マスキズム 新たな独占の時代

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    恐ろしい本です。スペースXのIPOで金融市場が今お祭り騒ぎとなっていますが、これもマスキズムの一つの現象になりますね。イーロンマスクがどういう人間で、彼のような怪物を産んだ要因は何なのか、その功罪を分かりやすくまとめられた書籍です。
    イーロンマスクがロケットとEVという巨大事業を大きなビジョンを持って、一部国家を利用しながら、独占的な地位を獲得した事業者としての能力は疑いようがないですが、コロナ禍やTwitter買収辺りからDOGEに至るまで、彼の奇行ぶりが際立ちますね。
    南アフリカのアパルトヘイト下で幼少期を過ごしたからか、白人至上主義や優生学に侵された思考で、格差と差別を助長してきた張本人

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    2026年06月12日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

    積読の山から一冊。
    もっと早く読めば良かった・・・というくらい外資系の会社で仕事をしている私に役に立つ内容でした。
    過去のいろいろなこともこの本で理解できました。
    大雑把に「欧米」と「発展途上国」、「欧米」と「日本」みたいに考えることが多いですが、実は欧米諸国でも北欧と南欧は違うし、アジアとアフリカは違うし、アメリカは独特だし・・・
    カルチャーマップと呼んでいる手法で、2次元(ものによっては4象限)で各国の位置を相対的にマッピングした図がそ以下の8項目に関してエピソード付きでまとめられています。
    「コミュニケーション」:

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    2026年06月04日
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

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    本書を通じて最も印象に残ったのは、「自己認識とは内省の深さではなく、現実を正確に見る力である」という点でした。
    私たちは自分のことをよく分かっているつもりでいますが、実際には感情や思い込みによって、都合の良い解釈をしてしまいがち…本書はその危うさを、多くの研究や具体例を通して明らかにしています。

    特に心に残ったフレーズが、「フィードバックはギフトだ」という言葉でした。
    フィードバックは不快なもの、避けたいものとして捉えがちですが、それは自分では気づけない盲点を教えてくれる貴重な情報でもあります。重要なのは、評価として受け取るのではなく、成長のための材料として扱うことだと感じました。

    また、

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    2025年12月20日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    副題にあるビジネスパーソン必須の教養、とは海外のステークホルダーと働く人々にとって偽りのない真実だと感じる。外資系企業に勤めて10年、ぼんやりと感じていた事が白日の元に晒された感じ。目から鱗が落ちすぎです。出身国でラベルするのは良し悪しなんて言ってられない程の真実が、書かれています。読んでいる最中、いや、これは同じ日本人でも個人によって差があるのではないか?と思ったが、エピローグでその観点も触れられていた。とは言え、まずは出身国というのは大きな調整因子であることは間違いなく、思考・行動のフレームワークとしておきたい。日本と中国の時間に関する感覚の違いのエピソードが最終盤に書かれているが、これは

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    2025年12月14日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    様々な国の文化的な違いがビジネスにもたらす影響を8つの尺度で分解し、それぞれの尺度ごとの実例と対処法について述べている。
    どの尺度においても、絶対的ではなく相対的な考え方をするのが重要だと筆者は説いている。
    例えば、「説得」をする際に原理を優先するのか、応用を優先するのかで、オランダは応用優先、ブラジルは原理優先なのでオランダ人からすればブラジル人は「前提や理屈に重きを置く」ように思える。しかし、オランダよりも応用優先な国であるアメリカからすれば、オランダ人にも同様の印象を受ける。
    こういった具合に食い違う尺度において、自国の相手国にどれくらい違いがあるかを認識して、適切な対処をするのが重要だ

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    2025年11月18日
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

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    同業の若いキャリアコンサルタントに、「何か読むべき本があったら教えて欲しい」と言われた。
    瞬間、頭の中を何冊もの本がワサワサと駆け巡ったけど、照準が合ったのが、とりあえずこの一冊だった。
    今流行りの「自己理解」が叫ばれる、ちょっと前の本。
     
    自分を理解するために、ということが書かれているが、面談を仕事にしている私たちが、クライエントのために理解しておくとよい言葉が多く書かれていると思う。

    あらゆる悩み事に必要な対処は、基本が、現状把握と自己理解であると私は思っている。
    あのコンサルタントはこの本をどう読むか、どんな感想でも楽しみにしている。

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    2025年09月27日
  • サッカーはデータが10割

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    サッカーファンでデータ分析が好きな人には最高の本。サッカー版の「マネーボール」。著者はケンブリッジ大学で物理学博士号を取得。ポスドクからサッカーデータ分析に進出しつつあったコンサルに転身(トッテナム・ホットスパーのサポート)、その後リバプールでデータ分析からリサーチ部門の責任者に。「マネーボール」と違いリバプールは弱小チームではないが優勝からは遠のいており、そこからデータ分析を用いて過小評価されている選手を移籍で獲得しチーム強化を図っていく。

    著者の本書での目的は3つ。
    1.フットボールにおける「データ分析の物語」を伝えること~著者自身の経験からデータ分析の進化とリバプールの成功を語ること

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    2025年07月21日
  • サッカーはデータが10割

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    一般論ではなく、リバプールの中にいた人の視点だったのでとても興味深かったです。一方、メッシとロナウドの比較などライト層に響くネタもあるなど、一日で読み切ることができました。

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    2025年05月24日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    オーストラリアのWorkawayのホストの家にあった本。
    日本って結構ほとんどのspectrumでどっちかの端っこにいたのが面白かった。
    いろんな考え方があるけど、それぞれそうなった理由やそれがその国ではうまく機能する理由があって、どれが間違っているとかではない。インド人が期限を守らないのに日本人がイラつくように、日本人に柔軟性がないことに対してインド人はイラつく。

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    2025年04月20日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

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    早稲田大学MBA講座の入山教授の勧めで読んだが、文句なしの5つ星。

    ・アメリカの家電販売店のBest Buyという会社のCEOに2012年について企業経営の立て直しを図ったユベール・ジョリーという方の書いた本。
    ・企業は人が最も重要な経営資源であり、企業の優先順位も人→ビジネス→財務の順で経営をハンドルした。特に同社の業態上、店舗型の経営が中心であり、売上が店舗から上がる為、店舗の従業員のモチベーション向上=売上向上、具体的な改善策=コスト削減につながるというモデルであった。またe-commerce事業も同社の最寄りの店舗からの郵送を中心に切り替えたことで事業を拡大させるに至った。
    ・CEO

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    2025年02月15日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

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    文句無しの5点満点!!
    パーパスと人を重視するリーダーシップとは何かが具体的に学べる名著。
    組織を率いるものとして、何度も何度も読み返したいバイブルです。

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    2025年02月11日
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

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    1.
    自己認識とは自分自身と他人からどう見られているかを理解しようとする意志とスキル

    パターン…あらゆる状況で見られる思考や感情、行動の一貫した傾向

    アラームクロックイベント(自分にとって、重要な真実に目を開かせてくれる出来事)
    ①新しい役割ルール
    ②激震
    ③日々のインサイト

    ダニングクルーガー効果
    自分は平均以上だと思うこと

    過去の予測と実際の結果を比較検証する習慣
    既によく知っている分野を学び続ける
    自分の能力や行動のフィードバックをもらう

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    なぜではなく、何をすれば
    日記をつけるのが正しいのではなく、正しく日記を付けることが重要
    ・ネガティブは検証、ポジティブは考えすぎない

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    2025年03月16日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    豊富な具体例がエピソードとして面白いし、筆者の伝えたいことがよくわかる。文化の多様性はトラブルも生むけど豊かさを含んでいると思う。
    外国人だけでなく日本人同士でもそれぞれの傾向があるので、グローバルビジネスと無縁の人でも参考になるだろう。
    面白くてためになる本。

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    2024年12月13日
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

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    インサイトと言う自己認識の力とは何かがわかる本。
    ざっくりまとめると、人は自分で思うよりも自分の事を理解していない。だから他者からの正しいフィードバックを受け入れて高めていこう、と言った感じか。
    様々な出来事から自分はどんな人間かわかったつもりでいるが、他者からは全く違う人物に見えるに違いない。それ程自分を知る事は難しいと言う事。
    ただ確かに、真に核心をついた指摘は容易く言えるものではない。お互いにある程度の信頼関係があってこその事だと思う。
    思い返せば何人か思い浮かぶが、彼らには感謝しかない。

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    2024年11月19日
  • THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

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    会社は何のために存在するのか?なぜ働くのか?を考えさせられました。

    ◾️パーパス(存在意義)とは
    ・パーパスと人こそが企業再生の鍵
    ・企業は人であり、従業員がどれぐらいエネルギーを持てるか。それにはパーパスが重要
    ・企業のパーパスはお金を稼ぐことではない
    ・金を稼ぐのは必須事項だが、最終目標ではない
    ・少数の頭の良い幹部が戦略と実行計画を立ててそれを従業員に指示し、インセンティブを使って意欲をかき立てるような古いトップダウン型の経営手法は機能しない
    「愛していること」「得意なこと」「世界が必要としていること」「お金を得られること」4つが重なる部分がパーパス
    ・意味を見いだすと仕事のエンゲージ

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    2024年09月05日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    グローバルビジネスを行う上で、異なる文化的背景を持つ人たちとすれ違いやストレスなく上手くやるにはどうするか。具体的な実例を折り込みながら書かれており、理論がすっと腑に落ちる。
    ドイツ人は真っ直ぐに質問や批判をしてきて面食らってしまう。日本人って奥ゆかしくて、でも、控えめすぎて意見がないと思われてる。そんな経験ないだろうか?フィードバック、信頼関係、議論の仕方、時間感覚など各指標でその国の文化がどこに位置し、その相対的な位置関係をみることで関係性やその文化圏の人々から受ける印象を理解する手掛かりとする。
    これは異なる文化圏の国を理解するのにも役立つし、応用すれば同じ国同士でも、あの人とはちょっと

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    2024年08月25日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    実践的な内容が盛りだくさんで大変参考になる。この本の内容を頭に叩き込んだとしても、やはり実践で失敗しながら身につけていくものなのだろうと想像する。多国籍からなるチームで仕事をする際に最初にお互いの文化を理解し合うワークショップを実施しておくのは効果的に見えた。ぜひやってみたい。

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    2024年08月20日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    めちゃくちゃ良書。読み終わってから日本人、外国人問わず何人に勧めたか分からないくらい。日本では、グローバルっていうと、なんかアメリカ的な習慣・考え方が海外・欧米のど真ん中だと思っている人が本当に多いように思ってて、ずっと違和感を感じてたんですが、まさにその答えを提示してくれている。日本的な価値観とアメリカ的な価値観とヨーロッパ(フランス・スペインVSドイツ・オランダ)的なものなどなど、相対的な価値観の位置関係が分析され語られています。マルチカルチュラルな環境で仕事をする可能性のある方は、是非とも読まれることを強くお勧めします!

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    2024年08月09日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    「NO RULES」の中で言及されており、グローバルにはたらくうえで必読だろうと考えて手に取った。
    異なる文化的背景をもつ国の人たちの考え方について学ぼうと思って読み始めたが、日本人の振る舞い、考え方についても理解を深めることができた。自分たちの文化を客観的に捉え、他の文化圏の人からどう認識されるかを前もって理解するのは自分たちでは難しいため、このような本でその点を学べたのもよかった。
    結局のところ、相手を理解しようと思う気持ち、対話し、歩み寄ろうとする気持ちというのが、コミュニケーションをとる上で重要だと感じる。本書で学べる、文化間の考え方の傾向というのは、あくまでもそのコミュニケーションを

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    2024年05月27日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    多様性を学ぼうシリーズ第4弾。異文化理解力をビジネスの観点で解説してくれる。この本の面白いのは、ビジネスに必要な8つの要素について、各国の比較をしているところ。8つの要素とは、コミュニケーション、評価、説得、リード、決断、信頼、見解の相違、スケジューリング。一例としてコミュニケーションの指標では、ローコンテクスト(シンプルで明確、額面通り)とハイコンテクスト(繊細で多層的、行間を読む必要がある)の分布があり、日本(ハイコンテクストの最たる事例)から見ると、欧米人は皆同じローコンテクストに見えるが、イタリア人は、アメリカ人が大切なことだからと何度も念を押すことを、子供扱いされていると憤る。もちろ

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    2024年03月13日