樋口武志のレビュー一覧
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多様性を学ぼうシリーズ第4弾。異文化理解力をビジネスの観点で解説してくれる。この本の面白いのは、ビジネスに必要な8つの要素について、各国の比較をしているところ。8つの要素とは、コミュニケーション、評価、説得、リード、決断、信頼、見解の相違、スケジューリング。一例としてコミュニケーションの指標では、ロ...続きを読むPosted by ブクログ
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人が大切、という簡単な話ではなく、色々な経験や葛藤を経て辿り着いた境地。これからはこれしかない、というくらいの説得力があります。Posted by ブクログ
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「○○人は△△だ」という考え方は主語が大きすぎるし、個人の特性を無視して偏見に繋がる良くない考え方だ。
と思っていましたが、この本での私の一番の気付きは「物の見方・考え方それ自体に、自分が属する文化圏のフィルターが反映されている」という点です。
サブタイトルに「自分の」と含まれているのも、異文化...続きを読むPosted by ブクログ -
実践的でわかりやすい。パーパス経営という言葉は良く聞き、他の本も読んでみたが、一番腹落ちができたし、自分らしく真っ直ぐに取り組んでいきたいと感じた。Posted by ブクログ
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白百合女子大学英語英文学科 上野由佳先生お薦めの一冊です。
~上野先生より~
異文化理解というと、相手の文化を私たちがどれぐらい理解できるか、との点だけに意識を向けていませんか?でも実際にはそれと同じぐらい、あるいはそれ以上に、自分の意見を異なる文化の人に理解してもらうことも必要です。では、その...続きを読むPosted by ブクログ -
新しい視点を提供してくれました。まずは知れました。
とはいえ、書かれているように、試して失敗して見直して慣れる、真の姿。Posted by ブクログ -
大変学ぶことの多い、素晴らしいビジネス書だと思う。一方で外国人著書によるこの手の本も多く読むが、果たしてこの素晴らしい方向性が日本の企業にどの程度順応できるのかを毎回考えさせられる。人手不足、労務過多、賃金水準は緩やかにしか上がらない。あるいはトップマネージメントの高齢化。それらを背景にしながらパー...続きを読むPosted by ブクログ
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これはすごい本です。主にビジネスにおける各国の文化の違いを8要素のパラメータを使って明確に示してくれています。海外に行くにあたって英語を勉強するのも大事ですが、この文化の違いを理解することは同じくらい重要だと思えます。それぞれの文化の特徴が生まれた歴史的背景にまで言及しているのがまた面白いです。説得...続きを読むPosted by ブクログ
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良書。共感できるポイントが多過ぎてまとめられない。今の世の中で求められる経営のあり方、リーダーシップのあり方が、ベスト・バイという会社再建の物語を通してよく分かる。まずは自分をよく知ること、そして働く社員それぞれの想いや考えを大切にすることを、いかにして日々の組織運営に結びつけていくかを考えさせられ...続きを読むPosted by ブクログ
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自己認識を自分で伸ばすための、エピソード集であり、既存研究のscrapbookであり、実際的なツール集。「なぜより何(どんな)」などすぐ使えるヒントたくさんで良。(全体的にユーモアあふれ、マインドフルネスの節は笑ったw
企業で360度評価制度とかつくる人にも良いと思うPosted by ブクログ -
ベストバイという企業は知らなかったが、人を大切にすることをどのように実践してきたかのストーリーは面白い。
今の潮流はこの考えだと思うが、現実でどう出来るかと悩みながら読んだ。Posted by ブクログ -
大義名分を振りかざしているのは「要注意」と思いながらも、それが実りをもたらしているように見えるのだとしたら、何故だろうか? その大義名分が「世界のため」「国のため」「社会のため」と叫んでいるのではなく、「人」を中心にしているからではないか、と思う。
物からサービスへ、価値の付け方がシフトしている中...続きを読むPosted by ブクログ -
自分を客観視する力が弱いと感じていて
自己分析で検索して見つけた本
自己認識という概念自体、本作で初めての出会いで読めば読むほど耳が痛いことがたくさん書いてあり、求めていたのはこれだと確信を得た。
またこの実践においては正直、信頼のおける他者を必要とすることや継続が必須であることから自信がないが、...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事で海外社員の方と交流が増えたため、手に取った本。筆者が日本人でないため、少し読んでいて違和感があるが、非常に異文化についてまとまっている内容となっている。海外関連の仕事をする人にとってはマストな書籍かもしれない。国によって文化が異なるので、様々な国籍の方が集まる職場では、マネジメントに正解はない...続きを読むPosted by ブクログ
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自己認識を高めるのに内省は逆効果なこともある、とか、自分からみた自分と他者からみた自分、それぞれを知らないといけなくて、それぞれには何の関連性もない、とか、自己認識について知っているようで知らないこと、間違っていたことがよくわかった。
巻末に自己認識を高めるためのツールもついているのでやってみようと...続きを読むPosted by ブクログ -
国ごとの文化の違いによる仕事の進め方の違いについて、こんなにきれいにまとめた本は初めて読んだ。実際にこの知識を活用して仕事に生かしたいと思った。Posted by ブクログ
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異文化理解とはどのようなことか、ビジネスシーンをメインに、相手と交流する際の極意が書かれている。
授業の一環で読んだ。
著者の実体験など具体的な例を挙げながら、様々な観点から、異文化を理解し、適切なコミュニケーションを取るために私たちが気をつけることが事細かに書かれている。今の国際社会における必...続きを読むPosted by ブクログ -
原書The Culture Map をaudible で聴いてからの日本語で再読。グローバルチームで働く人の必読書。Posted by ブクログ
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大変面白かった。
国の文化の違い、異文化について書かれているけど、同じ国の人同士でも"異文化"を感じることはあると思う。自分のベースの考えに、この本の内容が入っていれば、円滑なコミニュケーションを図ること、またビジネスを進めることの助けになると思う。Posted by ブクログ -
…ハイコンテクストの文化圏では、学があり教養があればあるほど、話す際も聞く際も裏に秘められたメッセージを読み取る能力が高くなる。そして反対に、ローコンテクストの文化圏では、学があり教養のあるビジネスパーソンであればあるほど、明快で曖昧さのないコミュニケーションを取るのである。その結果、フランスや日...続きを読むPosted by ブクログ