桐谷知未のレビュー一覧

  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    星3.7

    ファンタジーミステリーって言うんでしょうか?
    世界観が面白いですね。
    ただ、謎解きは自分的にはイマイチだったので、残念です。

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    2026年09月12日
  • 陽の光が消えた町で

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    初めて読むアメリカのSF作家の短編集です。表題作は大きな災害で陽がささなくなった近未来の街で残った人たちが助け合って生きていく話。まちの人達が自然と助け合う姿に気持ちが安らぎます。
    AIが意識を持って自分の持主を助けようとする話、或いは持主の幸福度アップを目指すAIアプリの話など、個性的な短編SFが読後にさわやかな印象を残すようでした。

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    2026年08月30日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    面白いけれど予想の範疇を出ない終盤に少し残念な気持ちにさせられた。
    熱帯雨林のような地域に中世の世界観を持ってくる試みは面白い。リヴァイアサンという巨獣がもたらす副産物を使い、改変=遺伝子操作をし様々な能力をもった人間を作り出すという設定も、現代的な視座と感覚を上手くマッチさせている。
    気になったのは「オフィス」「スタッフ」という用語が挟み込まれる点。中世ヨーロッパを彷彿させるような世界観の中に現代的な印象の強い言葉が出てくるのは違和感があった。
    この世界のライフラインははっきりと明示されていないと認識しているが、少なくとも電気や上下水道はない様子だ(メイ・ランタンという蛍みたいな虫で明かりを

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    2026年08月11日
  • 陽の光が消えた町で

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    あまり読まない短編集。
    ただ、この近未来SFのリアル感は非常に読みやすく没入感があって良かったです。
    ただ、やっぱり短すぎて続きが気になるところもチラホラです。このへんは個人の好みの問題ですね

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    2026年08月10日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ミステリー度も高いし、世界観もわかりやすて読みやすなった。

    木で殺すという描写がリアルで良かった。

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    2026年08月05日
  • 陽の光が消えた町で

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    三大英米SF賞の受賞作6編。

    テーマ性をもったSF、新しい形のSFなのかな、私にはちょっとピンとこなかったかな。

    ただ、「海を見渡す四姉妹」は、SFというより海外のお伽話といった感じで、他の作品と違って違和感なく読めた。

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    2026年07月21日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ファンタジー×ミステリな感じ。
    神聖カナム大帝国は、海から襲い来る巨獣リヴァイアサンの襲撃を阻止せんため、高度な生体改変技術を発展させている。その辺境のある豪邸で、技術省高官が体から巨大な木を生やした奇妙な姿で死んでいるのが発見された。

    設定というか世界観がなんとも魅力的。。。のわりにミステリ部分にはそれほど生かされてないようにも感じてしまった。いや要所要所ではその特殊な技能がキーになっていたりもするんだけど、そういうファンタジーなパートとミステリなそれとは分かれてしまっているような印象でした。今はミステリ部分、今はファンタジーみたいな。

    というか日本語タイトルにもなっているように完全記憶

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    2026年06月23日
  • 陽の光が消えた町で

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    ネタバレ

    本屋さんでふと気になって買ったわけですが「何となく表紙が良いな」で買う値段ではなくなってきたな…と。
    個人的には海外文学の新刊を、何の知識もない状態でピンときたから買うみたいなのは続けたいのですが。。

    凄く読みやすくて「海を見渡す四姉妹」なんか好きなんですが、SNSで書かれているような大感動みたいな読み方は知能なのか、センスなのか、両方不足しているのか、私には出来なかったな。

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    2026年06月08日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    原題は「When Money Dies The Nightmare of The Weimar Hyper-Inflation」、副題は「ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する」。
    1923年にドイツはハイパーインフレに見舞われるが、これは突然起きたのではなく1914年から1918年まで続いた第一次世界大戦の頃から徐々に進行していった結果だという。著者は、

    「単純に貧しくなっただけなら、みんなで協力して問題を解決しようという気持ちが強まっただろう。 インフレ下では、そうはならなかった。インフレには差別意識を駆り立てる性質があり、そのせいで誰もが自分の最も悪い部分を引き出された」

    と言う。経済格

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    2026年03月05日
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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    同性愛は犯罪で、人種差別、女性蔑視が蔓延る18世紀。美男子の主人公は、伯爵の長男にして放蕩息子。密かに恋する相手は、自分とは肌色の異なる同性の親友。

    その親友と、仲の悪い妹とともに自由を謳歌するはずのグランド・ツアー(周遊旅行)で、思わぬ大事件に巻き込まれていく。

    いやはや、主人公がほんっとうにどうしようもない! 人生は配られたカードで勝負するしかない、というのは他のドラマで知った言葉だけれども、もう少し他者への思いやりがあっても……いや、分からないのか……と愕然としてしまう。

    親友の言葉を引用↓

    「人にどう思われようと気にしないっていうぜいたくは、誰にでもできることじゃないからだ」

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    2026年01月13日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    インフレが忍び寄っているのでは。
    どう備えるべきなのか。

    そういう問題意識を持って読んでみたが…

    複数の貨幣、複数の貨幣間の交換レート、歴史、地域…簡単にはついていけない。

    書き手の整理が不十分、なのかどうかもわからない。
    自分の知識・能力不足で理解があまり出来なかった。
    ように思う。残念。

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    2025年11月20日
  • メイフェアの不運な花嫁

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    1800年代初頭のイギリス、メイフェアの屋敷が舞台で、使用人たちと社交界シーズンにやってくる借主との切実で奇妙な物語。
    呪われた屋敷の『呪い』は様々でミステリ要素もあり楽しめた。

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    2025年04月16日
  • 給料―あなたの価値はまだ上がる―

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    給与を上げることで収益に好循環が生まれるというデータをまとめている。

    最低賃金15ドルというデモがアメリカではあったとのこと

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    2023年07月30日
  • 雪降る夏空にきみと眠る 下

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    ネタバレ

    過酷な氷河期に見舞われている地球上で越冬のため冬眠するようになった人類。越冬期間であっても、厳しい冬それ自体を含め様々な危険があるため、数%の人は眠らずに冬を越す。主人公チャーリー・ワーシングはそんな眠らず冬を越す冬期取締官の見習いとなる。見習い仕事として、越冬に失敗したナイトウォーカー(ゾンビみたいなもん)を運ぶことになったチャーリーは、その仕事を終えた後今まで見たことがなかった「夢」を見る…。

    タイトルと挿絵と裏表紙のあらすじで持っていこうとしている話の方向とかなりずれた本筋だった。確かに少年の成長譚の部分もあるが、どっちかというと巻き込まれ系迷惑トラブル被り男子が実は世界を救う系。

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    2023年06月04日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    ハイパーインフレになると日常がどのように悲惨な状態になるかよくわかる。救いが無い。海外脱出しかない。

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    2022年10月10日
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て

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    理論的に、愛着を考えたい、理解したい人には良いかも。ただ、実際はこんなに簡単に分類できないし、対応も難しい。心的外傷体験が背景にあっても仕方がないので。

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    2022年07月22日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    円高とインフレが現実味を帯びてきた今だからこそ読みたい。
    ハイパーインフレの最中には、銀器よりも1キロのじゃがいものほうが、グランドピアノより豚の脇腹肉のほうが一部の人にとっては価値があった。

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    2022年09月17日
  • 雪降る夏空にきみと眠る 下

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    ボーイミーツガールを想起させる甘酸っぱいタイトルと裏腹に、物語はハイバーテック社による【ラザロ計画】の核心へと迫るサスペンスの様相を呈していく。今作は巻き込まれ型主人公の成長譚としても楽しめるし、序盤から張り巡らせた伏線をきっちり回収するプロットの妙も味わえる。しかし、初読でこの特異な世界観を読解するのは至難の業だろう。ロマンス要素は味付け程度ゆえ、邦題のミスマッチ感は拭えぬまま。この手の作風を好む本来の読者層に届く機会を逸している気がしなくもない。常時眠りの浅い私は、夢見心地よりも熟眠が恋しい限りです。

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    2021年01月01日
  • 雪降る夏空にきみと眠る 上

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    冬の季節が長くなり、人々が【冬眠】する近未来、死と隣り合わせの見習い冬季取締官・チャーリーは冬眠薬【モルフェノックス】を巡る陰謀に巻き込まれていく―。英国発のエンタメSF冒険活劇で、設定の凄まじいディテールにユーモアとシニカルが溢れるハードボイルドチックな文体が少年心を躍らせる。上巻は特異な世界観を一巡し、役者が出揃うのに費やしているが、さてさて物語は下巻でどう展開するのか。しかし、この作風を青春ライトノベル調の邦題と装丁(原題は作中用語の「Early Riser」)に仕立てて販促するのは無理がある様な。

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    2021年01月01日
  • メイフェアの不運な花嫁

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    いわゆるシンデレラ物語。地位も名誉もない孤児の美しい女の子が、憧れの伯爵と結婚する、めでたしめでたし…なお話。なんだけど!2編目はちょっとした謎解きもあり、こちらの話はグイグイ引き込まれました!特に、意地悪な母と姉の最後はザマァみろでした(笑)執事含む、メイフェア屋敷の使用人たちが生き生きしていて良いキャラばかり☆この時代の迷信(お風呂には入らない、洗髪しない、病気を治すにはシラミを飲む)には気持ち悪くなりましたがf^_^;続編も読んでみたいです☆

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    2020年12月27日