桐谷知未のレビュー一覧

  • メイフェアの不運な花嫁

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    ロマンス小説…なのかな?一冊に2話入っていて、1話が結構短いのでサクサク読めます。割とドタバタな、コメディ風味で楽しんで読めました。ちょっとピリッとした毒のある感じというか容赦のない感じもあって痛快。登場人物の心理描写を丁寧に読みたい時には不向きかも。
    主役は屋敷の使用人達なので、屋敷の借主の恋愛パートは割とあっさり進んで行く感があります。使用人達には幸せになって欲しいな。続きも買ってあるので読むのが楽しみ。シリーズは全部で6話書かれているらしいので、以降の邦訳も早く出るといいな。

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    2017年02月10日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    「国を打ち倒したかったら、まずは通貨を破壊せよ」
    想像を絶するハイパーインフレの実態。。。というか、ほとんどどのページを見てもパンが一日で30%値上がりした、とかそういう話ばかりで逆に眠たくなるくらいだ。

    1914年に50%程度だったドイツのエンゲル係数は、1919年には75%になっていたという。1913年から1923年までに、丸くは実に1兆分の1の価値にまで暴落(というか微小すぎて無視していいレベル)

    WW1:軍部:戦争したい→政府:戦費調達→インフレ
    (兵士の戦意をある程度くじくくらいのインフレだったようだ)
    ベルサイユ条約(フランスがありったけの恨みを込めて創り上げた条約)
    マルク安

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    2011年12月05日
  • コード・グレー――救命救急医がみた医療の限界と不確実性

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    215 ページしかないので、書かれいることは、1つだけ。アメリカの医療がどういうように壊れているかについて。上手く書かれている。光があり、大きな影がある。

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    2025年12月07日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    本書では、ドイツが経験したハイパーインフレの歴史が丁寧に描かれており、通貨価値が崩壊するという現象の恐ろしさを、まるで目の前で起きているかのように感じながら読み進めた。特に「貨幣とは何か」「紙幣の価値は人々の共同幻想に基づく」という指摘は、自分に強い印象を残した。

    私たちが当たり前のように使っているお金も、社会全体の信頼が揺らげば、あっという間にその価値を失う。貨幣の信用が成立するには、一定以上の信頼が欠かせないという事実を改めて思い知らされた。

    現在の日本や世界情勢は目まぐるしく変化しており、将来を正確に予測することは極めて難しい。しかし、本書を通じて「不確実な時代をどう生きるのか」を考

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    2025年12月07日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    アダム・ファーガソン著『ハイパーインフレの悪夢――ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する』は、1923年ワイマール共和国で起きたハイパーインフレの地獄を、生々しい資料と証言で再現した迫真の記録です。パンやシャンパンの値段が1日単位で桁違いに高騰する中、市民がどう生き抜こうとしたのか、リアルすぎる描写に背筋が凍りました。

    著者はジャーナリストかつ歴史家として、外交資料・日記・新聞を縦横に活用し、学問の厳密さと読み物としての引力を見事に融合しています。インフレによって日常が崩れ、信頼さえ奪われる様子は、現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれます。

    この本は単なる経済史ではなく、「お金とは何か」「価

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    2025年09月10日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―(新潮文庫)

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    人体は 不思議だ。この本のとおり 無意識に動き続ける自分のカラダ。不思議極まりないから 知りたくなる気持ち すごくわかる。前世紀の医学者や科学者の びっくり実験(!)は 可笑しいけど 興味深く、それが今につながっているんだなぁと。訳者あとがきにあった 「ヒトは常に少しだけ未来を見つめながら、これからも『不思議を
    思議する』営みを続けていくのだろう。」で、読んでよかったなぁ〜としみじみ思ったし、自分のカラダが愛おしくなった。ちゃんとした感想になってないなぁ…笑。

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    2024年11月13日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―(新潮文庫)

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    人のDNAを1本に繋げてみたり、クマの冬眠は冬眠じゃないだとか、誰かに言いたくなる雑学的な知識が詰まっていてものすごく興味深い本でした。既に読み返したい。

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    2024年10月14日
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て

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    【読後メモ】
    愛着の子育ての目標は、子どもが4つのSを感じられるようにすること。

    1.安全であること(Safe)
    2.見守られていること(Seen)
    3.なだめられていること(Soothed)
    4.安心していること(Secure)

    この4つを親が差し出せれば、「安定型愛着」を育むことができる。
    常に完璧な親である必要はなく、寄り添う=甘やかすこととも違う。
    状況に応じて子どもに寄り添う姿勢が何よりも大切。
    その結果として、子どもは自分が安全で、豊かな人間関係と愛に恵まれ、避けられない困難にもうまく対処できると信じて、まわりの世界に安心と居心地のよさを感じながら生き抜く力を身につけていける。

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    2023年08月13日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    第一次世界大戦後のドイツ。お金を大量にばらまきインフレを起こした。インフレは人々の生活を貧しくし、結果としてドイツがヒトラーによって戦争に進む要因になった。お金のばらまきという観点では、今の日本によく似ている。お金のばらまくことによって、お金の価値が減少し物価が高くなる。つまりインフレが起こる。ドイツの歴史をたどると今後の日本が朧気ながら見えてくる。もしかするとインフレによってハイパーインフレが起こり、日銀はなくなり、新しい円が生まれるのかもしれない。

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    2022年12月18日
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て

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    safe, secure, seen, soothed の4s。
    これで子どもと親が安定するのであれば嬉しい。
    だけど、これが難しい。

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    2022年07月04日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    極まったインフレが起こると何が起こるか、人、国がどうなるのかを知れる本。

    需要と供給、為替相場における通貨安/通貨高など経済の基本的な考え方を知った上で読むと、より実感を持って読めると思う。

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    2022年06月18日
  • メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動

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    伝統的なロマンス小説の時代設定で、コミカルな作品。
    メイフェアの不運な屋敷シリーズの3冊目。

    メイフェアという良い立地にあるお屋敷は、毎年シーズンごとに借り手が変わります。
    執事のレインバードをはじめとする召使いたちは大家にセットで雇われていますが、薄給。
    住んでくれる人が出来ると、チップなどの収入が増えるために、息がつけるので大歓迎。
    とはいえ、借り主によってだいぶ生活も変わることに!?
    そのため、話の雰囲気も変わるのです。

    今回は、借り手のガイ卿が戦争から帰ったばかりだったため、その解放感でいきなり乱痴気騒ぎを起こします。
    青くなる召使いたちでしたが。
    酔っぱらっているうちに出会ったエ

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    2022年04月08日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

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    初心者にはハードルが高いかも

    この本では、かなりマニアックなことを書いている印象があります。人体について図鑑的な概要を示すのみならず、時にリアルな写真などを用いて説明されているので、人体のことについて初めて学ぶ人だとなかなか理解しにくいかもしれません。人体の知識を多少は持った読者向けだと感じました。

    #タメになる

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    2022年03月01日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    購入済み

    グロ

    少しグロいところはありますが人はなぜ生まれるのか、なぜ死ぬのかということについていろいろな視点から見ていて面白い

    #ダーク #怖い #ドロドロ

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    2022年02月22日
  • 雪降る夏空にきみと眠る 上

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    人間が冬眠するようになった世界でのお話。たべまくってたっぷり太って眠りにつくんだけど、数パーセントの人は途中で目覚めてしまい、「ナイトウォーカー」になって、人食いを始めたりするようになる。ナイトウォーカーは脳死状態と考えられていて、二、三年単純労働をしたあとは「分配」と言って、臓器提供のネタにされ一生を終える。
    チャーリーはナイトウォーカーをひとり「再配置」のためセクター12へ送り届ける予定だったが、途中で事件に巻き込まれ……。
    のっけからジャスパー・フォード全開。設定が奇抜だし出てくるのもへんな人ばかり(笑)しかも誰が味方で誰が敵だかさっぱりわからない。そんな五里霧中(というか冬の話だけにブ

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    2019年07月17日
  • メイフェアの不運な花嫁

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    久しぶりに続きが読みたくなるほどヒットした本。
    レーベルから、もしかしてハーレクイーンなのかなといろんな意味でドキドキしていたけれど、ちょっとイチャつく程度の描写だった。良かった。

    ハーレクイーンではないものの、ハンサムで地位もお金も情もある男と、若くて美しく、そして素養とユーモアがある女性がどたばたの末にくっつくというある意味王道ラブロマンス。
    メインはそこだとしても、その脇を固める家僕たちが個性でおもしろい。あれだ、これはイタリアの道化的な役割だ。アルレッキーノとか。

    時代的描写も嘘くさくなくていい。
    19世紀初頭のロンドンの貴族的生活を垣間見たい人におすすめ。

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    2016年11月13日
  • メイフェアの不運な花嫁

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    2話収録 メイフェアにある不運続きの屋敷が舞台
    ①最初はヒーローが地位も財産もないヒロインとは、結婚できないと言ってたのに何故にヒロインに傾いたのかが弱い
    ②フランス人メイドが謎の存在だったけど、情に流されない割り切り女性だった
    使用人たちに段々愛着出てくる みんな幸せになって欲しいな デブ猫、ムーチャーもね
    〈走る従僕〉が気になる 行ってみたいw 

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    2016年05月13日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    ハイパーインフレは確かに悪夢。
    事実ならではリアリティを重みがある。
    家族を守るヒントを、ここから見つけ出さなければ。

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    2013年01月28日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    第一次世界大戦後にドイツが体験したハイパーインフレについて書かれた本。デフレ慣れした現代では想像できないが、インフレの恐ろしさが理解できる。初期の頃は、個人消費は活発になり、失業率は低下して株高になるなど見せかけの繁栄となるが、最後は社会がガタガタに崩壊し、あらゆる悪が助長され、病気や貧困がはびこる状況となる。時間が経過するたびに、インフレが猛烈な勢いで進んでいくので、読んでいるこちらも麻痺してしまう。終戦時に5000億個の卵が買えた値段で、その5年後には卵1個しか買えなくなったと表現されている。しかし、不平等が拡大した大混乱の社会を、うまく乗り切った人々も存在し、将来のインフレ時にとるべき行

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    2020年10月25日
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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    同性愛は犯罪で、人種差別、女性蔑視が蔓延る18世紀。美男子の主人公は、伯爵の長男にして放蕩息子。密かに恋する相手は、自分とは肌色の異なる同性の親友。

    その親友と、仲の悪い妹とともに自由を謳歌するはずのグランド・ツアー(周遊旅行)で、思わぬ大事件に巻き込まれていく。

    いやはや、主人公がほんっとうにどうしようもない! 人生は配られたカードで勝負するしかない、というのは他のドラマで知った言葉だけれども、もう少し他者への思いやりがあっても……いや、分からないのか……と愕然としてしまう。

    親友の言葉を引用↓

    「人にどう思われようと気にしないっていうぜいたくは、誰にでもできることじゃないからだ」

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    2026年01月13日