桐谷知未のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今年のベストがもう決まってしまった。
本当に出会えて幸せな一冊。
とにかく面白い!アナとディンのキャラクターも最高だし、世界観も唯一無二でダークファンタジーを兼ね備えているミステリなのがめちゃくちゃ贅沢。
ディンが自分の秘密をアナに明かすところは泣いてしまった。なぜだか自分が救われたような気持ちになる。
訳者のあとがきを読んでびっくり!
アメリカでは去年続編が一冊でており、今年も一冊刊行予定とか。
しかも現時点で五部作の予定らしい
早く読みたくて仕方ない
もはやアメリカ人になりたい
英語の小説を読めない自分を殴りたくなってしまう
最高の小説! -
Posted by ブクログ
ネタバレ凄く飲み込みやすい設定、分かりやすくて読みやすい翻訳、こんな楽しいファンタジー小説を買った自分を褒めたい!表紙みた感じもっと堅い感じやと思ってたのに読んだ瞬間にこれは……ってなる。今年1番面白かった!じわじわ捜査が進み、事件の全容が明かされる楽しさプラス、世界設定がどんどん馴染んでくる楽しさもあって最初から最後まで飽きることない。仕事で疲れて1ページしか読めない時でも楽しかった。この本のおかげでこの数週間仕事頑張れましたね。
ファンタジーミステリーものでこれに似た感じの特殊な世界設定、迫り来る脅威なんかは折れた竜骨を思い出しました。
主人公と探偵、他のキャラクター造形がほんと素晴らしい。キャラクターが多いので名前を覚えるのが大変ですが、必殺のメモ帳に名前を書くで乗り切りました。
特殊設定も多くて、鍵、壁、感染症。すごい数の名称が出てくるけどすぐにどういうものか、分かるよう実際に使ってみせるところがあるから理解しやすい。丁寧ですね。
情景描写も人物描写もわかりやすいし、なんていうか重すぎず、軽くない文章なのも嬉しい。
ほんとちょうど良すぎる塩梅でこんな翻訳してくれてありがとうしか言えない!!
続編読みたいなぁ、どうか売れまくって続きが日本で出版されますように。
今年はこの作品を超える小説に出会わせてください神様。
-
Posted by ブクログ
新政権による財政支出の方針が固まり、10年、20年、30年の国債金利がヒストリカルなターニングポイントを超える水準まで上昇し始めたことは、日本のデフレがついに収束し、インフレの扉が開いたことを意味する。
現在の日本の財務官僚や政治家たちは、ドイツのハイパーインフレの推移を知り尽くしているはずだろうし、自国通貨の価値を保全することの重要性は承知しているはず。一方で、インフレは巨額の債務価値を一気に減少させることも事実であり、「コントロールした形のインフレ」は望んでいるのかもしれない。
今後の日本の数十年間という時間軸では、デフレに戻る可能性よりも、インフレが恒常化する可能性のほうが高く思える。さらには、地震や噴火による天変地異が発生すると物資不足となり、短期的・局所的なハイパーインフレを起こす可能性は否定しえない。(コロナ初期のマスクのように)
この本は、第一次大戦が勃発した1914年から1925年にインフレが沈静化するまでの約10年間に、社会規範が完全に壊れ、さらにはファシズムの台頭へと繋がっていくまでの観察記録。約100年前、我々の3~4世代前の異国の話なのだが、既視感ある記述が多い。
インフレ初期においては、人々はインフレを通貨の価値の下落ではなく、物価の高騰と考えていた、という記述はまさに現在の日本円の置かれている状況と同じ。他にも様々な類似点あり。背筋がゾワっとなる。
この本は定期的に読み返す必要あり。 -
Posted by ブクログ
人体についてのエッセイ。
思えば人はどのくらい自分の体のことを知っているのだろうか。
この本を読むと、実は殆ど知らないことばかりのように思ってしまう。自分の体のことを知らなくても、生きていける。なんと不思議なことか。
ヒトを構築する元素は59種類あるそうだ。炭素、水素、窒素、カルシウム、リンの6種類で99.1%を占める。人体を構成する化学物質を金物店で買うと5ドル程度で買うことができるそうだ。まあなんて安いこと。
しかしこの原子、一個一個はなんの考えも意志もないが、どういうわけか集まると人体の組織をつくり、臓器を作る。それだけではない、一番不思議なのは、「意識」を作ってしまうことだ。しかも精緻な意識。微妙な感情や感覚を持つ。ただの原子の集合体がだ。なんて不思議なんだろう。
と思いつつ読み進める。
皮膚の話、微生物との共生、脳、睡眠、心臓、ホルモン、骨、胃などどれだけ人体が精巧につくられているか、不思議な構造をしているのかが語られる。だが、なぜそうなっているのか殆どよくわかっていない。
著者のビル・ブライソンは米国生まれのノンフィクション作家。
本書は、『人類が知っていることすべての短い歴史』に続いて2冊目。なんとも面白い本を書く人だ。 -
購入済み
カバーの印刷がレンブラント
カバーの印刷がレンブラントの有名な解剖場面の絵を使っていて非常に印象的である。解剖学的な概説は勉強にはなるがそれほど感銘を受ける話ではない。しかし巻末の終盤の現代医療や医薬に関する話には大変に感銘を受けた。確かに医学は急速に進歩しているが、今現在 正しいとされていたことが将来も正しいとは限らない ということがよくわかった。特別な健康法を実施するのではなく、食べて 運動して しっかり眠る ことが良い。
-
Posted by ブクログ
泣いている子供に対して、「(今ここで諦めたらずっとダメなまま大きくなってしまうから、君の今後のためを思って)泣くな!頑張ろう!」
と励ましたことのある人は多いのではないかと思う。
勿論その方法も間違いとは言い切れない部分もある。だけどそのためには前提となる愛着を持ったコミュニケーションを交わしてきた土台があり、子供から自分自身が安心できる場所であると認識されている状態で初めて成立するものであり、それが整っていない状態で叱咤激励しても逆効果だ。
自分がやってきた子育ての間違いを識ると共に、激しい後悔のショックに頭を殴られたような感覚を覚える。
どうか、全ての親デビューする人が子育てを始める前に、出来れば妊娠・出産の困難に差し掛かる前のまだ比較的精神的肉体的余裕があるうちに、是非読んで欲しいと願う。
必読本として配布したいくらいだ -
購入済み
私は純粋に体の仕組みを自分なりに理解したく、情報として読みたいので、その点不要なエピソードが多いのだけど、発見に至った経緯、まだ未知な部分について今後も発展が厳しい理由、昔は出来たが今は倫理的にできない実験の話など、記憶に焼き付けるにはそのエピソードもまあ合っていいかな、というレベル。 頭から読む必要は無くて、興味のある部位を開いてフムフム、という感じ。 一度読んだらおしまい、というものでは無くて図鑑的要素満載だから、少々値は張るが、体に関心のある人なら持っていて損はない一冊だと思う。
-
購入済み
久しぶり
読みやすくて一気に読みました‼️最近目が疲れて、読みたい本がたまってるのに、この本は、面白かったので、あっと言う間に読んでしまいました。