桐谷知未のレビュー一覧

  • 陽の光が消えた町で

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    遠い未来や宇宙の話ではなく、一年後くらいにありそうな少しだけ未来で、人々の希望や繋がりの物語。
    池澤春菜さんがこの本を「ホープパンク」と表現していて、確かにどの短編も希望を持って戦っている人たちばかりだった。
    一番好きだったのは表題作の「陽の光が消えた町で」。
    物資もインフラも不安定な中、地区の人々が自分の時間や特技も含めて物々交換をして助け合って暮らしている姿は、「コミュニティ」のつながりの強さと、「コミュニティ」の持つ希望が感じられた。
    AIの話2本が入っていて、「デジタル社会の歩き方」で感じた今の時代の問題点が、別角度の解決策を提示されているように感じられた。
    読む順番とタイミングが絶妙だったみたい。
    「人は意思決定を少なくし、屋外で過ごして、車をなるべく使わず、従来のソーシャルメディアに費やす時間を減らすほど幸せになる。」
    この一文に、SNSと距離を置き、スマホから手を離し、アナログな日々の大切さを改めて感じられた。

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    2026年10月08日
  • 陽の光が消えた町で

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    翻訳本はあまり得意ではなかったけど、少し不思議な、でもどこか現実的な6つの物語が、私の苦手をまた一つ好きなものへと変えてくれた、そんな一冊になりました。何言ってるかよくわかんないけど、ぜひ読むべし!

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    2026年10月02日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    雨季になると巨獣リヴァイアサンの襲撃に悩まされる神聖カナム大帝国で、技術省高官が謎めいた死を遂げる。それが誰かに仕組まれた殺人であるとして捜査に乗り出したのは、変わり者の捜査官アナと助手で記銘師のディン。二人の活躍により無事事件は解決するものの、同じ手口で十人の技官が殺されていたことが判明する。ファンタジー世界を下地にしたミステリです。
    科学や薬学の技術で人間の一部の能力を飛躍的に強化した「卓越者」たちが存在する世界。謎めいた魔法のようなアイテムも多々登場し、それほどここに詳しい説明がなされないのですが(単位などはまったく謎です)。しかしその世界観が読むうちに案外スムーズに馴染んできます。
    体内から爆発的に生えた木に殺される、というインパクトのある手口に唖然。しかもそのシーンが目の当たりにされるところもあって、これは衝撃的でした。しかしどうやってそれを仕込んだか、というところなどは完全に本格ミステリ。特殊設定ミステリとしての読みごたえが抜群です。
    現場に行かないアナの代わりに状況を記憶し伝達し、さらにとんでもない能力が徐々に明らかになるディンだけれど、何かを抱えているらしいのも読みどころ。アナとのバディとしての活躍も実に楽しいです。これ、続編も書かれているのですね。邦訳が待たれます。

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    2026年09月27日
  • 陽の光が消えた町で

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    「世界が壊れたら、人間は奪い合う」。SFや映画を見ていると、いつの間にかそんな未来を当たり前だと思っていませんか?

    『陽の光が消えた町で』は、その思い込みを気持ちよくひっくり返してくれる短篇集です。

    表題作では、陽の光や電力が失われた町で、住民たちが自転車発電や物々交換をしながら生活を立て直していきます。最初は「こんなに善意だけで回るの?」と思いました。しかし読み進めるうちに、危機に直面したとき、人は争うだけでなく助け合うこともできるという未来の方が、むしろ新鮮に感じられてきます。

    そして、本書は単純な楽観論でもありません。

    印象に残ったのが、AIを描いた短篇です。中でも「報酬は猫の写真で」というタイトルから想像する可愛らしさとは裏腹に、

    さらに、AIを描いた2つの短篇(「報酬は猫の写真で」「アルゴリズムでよりよい生活を」)も痺れる面白さです。一見すると人間に害のない親切なAIなのに、いつの間にか人間が巧みに操られているような、ぞっとするホラー的な味わいもあり、「人間らしさとは何か」「自主的な幸福とは何か」を深々と考えさせられます。

    絶望する未来だけでなく、協力する未来も想像できる。ディストピアSFに少し疲れた人にこそ手渡したい、人間への見方を更新してくれる一冊です。

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    2026年09月21日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ファンタジーとミステリが合わさった傑作。
    捜査官は家からあまり出たがらない。助手が頑張って情報を集める。そんな感じのバディ物。そういうのが好きな人にはおすすめ。僕は好きです。

    ファンタジーと言っても魔法の世界ではなく、移植技術など現実とは違う文明が育ってきたイメージ。
    でも雨季にはリヴァイアサンが定期的に襲ってくるからやっぱりファンタジーですかね。

    世界観がきちんと説明されて、読み手には推理するための情報がきちんと渡されるので、ミステリ要素もしっかりしていると思います。

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    2026年09月17日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ファンタジー×ミステリ最高だった!
    いつもなら斜め読みしてしまうところを、なんせ4000円もした本なので大切にゆっくり読んだ!!

    おかげで世界観に浸れてお気に入りになった。
    続編絶対お願いします!!!!


    、、、と思って調べてたら続編の刊行も決まっているようで一安心。
    またひとつ楽しみができたな。

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    2026年08月27日
  • 陽の光が消えた町で

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    よかった。

    自分の生きているこの世界から地続きで続いているような未来での物語。

    お仕着せがましい教訓などがあるわけでもないが、穏やかにあるべき方向へ少し踏み出した感触のある物語がたちが好きだった。

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    2026年08月23日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    嘘みたいに面白かった。
    まず世界観の作り込みが細かくて隙がない。
    丁寧な世界の描写を読んでいると、精巧なジオラマを見ている感覚になって楽しかった。
    キャラクターも魅力的で、事件の真相も複雑で全く予想できず、最後までワクワクさせられた。
    3作目まで完成しているみたいなので、次作も絶対に翻訳してほしい。

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    2026年08月22日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    今年はこの本に出会うために生きたんだな!と思える本。早川書房さん、続編も翻訳お願いします!
    ファンタジー×ミステリーなんだけど、ファンタジーの作り込みがすごいし、構成が上手いからずーっと右肩上がりの高揚で読み続けられる。
    最高のエンタメ小説!

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    2026年08月13日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    面白かった!
    世界の作り込みが丁寧で、没入感がすごかった。植物でできた壁、薬液で開錠するドア、巨獣の襲来に備えて改変される人間。なんか、すごい。未だに移動手段は馬車で、通信手段は信号弾なのに、現実世界とは全く違う方向に科学が進歩している…!
    変人上司と振り回される部下の関係性も良かったし、途中からディンの方も「えっ?」ってなる能力を発揮。最後まで目が離せない展開で楽しく読み終わった。

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    2026年08月02日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    面白かった。幻想的な世界の中で人間と同じ感情を持つ者たち(外見や能力は違うけど)が殺人事件の謎を解く。最後にええっていうロマンスがあり、個性的な登場人物のおかげで見分けながら読めた。続編も読みたい!ロマンスの行方が気になるので 90

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    2026年07月28日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ネタバレ

    とても面白かった!
    ファンタジーな世界観と探偵役のアナ・助手で能力者の主人公ディンのキャラクター、そしてミステリーと各要素が魅力的かつ全体として綺麗にまとまっており読みやすい。

    巨獣リヴァイアサンの侵入を阻止する防壁を持つ帝国は進撃の巨人っぽい雰囲気。ハードカバーで500ページ近くあり読み応えはあるが、メインとなる殺人事件の軸と、リヴァイアサンによる脅威の軸で二種類の緊張感があるためかなり展開は多く最後まで飽きずに読むことができた。
    世界はファンタジーだがかなり生活を感じることができるし、ミステリーへの組み入れ方も巧妙で違和感なく面白い。

    章ごとに振り直してはくれているが、省の名称、階級の名称など読み方が覚えられず、人物名も馴染みがない感じで序盤は見返すことも多かった。
    (錬薬省〈アポセティカル〉がかっこよくて気に入った。)

    内容には関係ないが原題『The Tainted Cup』は「穢れた・毒された杯」というような意味になるらしく、読後に見るとなるほどと思えるタイトルなので、(色々意図はあるのだろうけど…)日本語版のタイトルが少しもったいなく感じてしまった。

    個人的にミルジンがとても好きだったので続編でも出て欲しいけど無さそうか…!続編の邦訳にも期待。

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    2026年07月15日
  • 陽の光が消えた町で

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    災害により食糧や電気が供給不安定になった社会、生命維持装置のため、近隣住人たちで自転車発電チームを結成することになる表題作・ほか6篇。
    2026年海外文学ベスト本になるかもしれない…本当に読んでよかった!

    未来への夢と希望、失った友情と過去、未知のものとの温かいやりとりなどなど、日常に少し不思議な要素が溶け込んだ読みやすく読後感のよい短編集。
    SFがサイエンスフィクションではなく、藤子・F・不二雄的に「すこしふしぎ」に機能する笑
    “終末モノ”すらほの明るく、主人公たちがタイプは違えど理知的な人物ばかりなのも良かった。

    みんなが助け合ってる場所で暮らしたいよね。
    「怪物」に登場する文学をすべて読みたくなっちゃうね。
    猫の写真をアップし続けると、いいことがあるかもしれないね。

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    2026年07月16日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    すごくおもしろかった。
    主人公気銘師ディンもアームチェア捜査官アナも魅力的。丹念に作り込まれた異世界やダークな生体改変技術も運命的ですてき。すっかり魅入られました。
    体から木を生やして死亡させる殺害なんて清原啓子の版画みたい。
    続きが読みたいです!

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    2026年07月14日
  • 陽の光が消えた町で

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    ネタバレ

    短編6作
    読み進めるにつれ、なにこれ感が増す
    奇をてらった物語ではない
    日常にあることや、これから起こりうること、あるいは、もうどこかで起きていたのではないかと思うような出来事
    未来を予感して今を生きる人間を、そこに存在することの意味を、軽妙に描いている
    最後に陽が射したとき、とてもうれしかったように、こういう寄り添い方は、とてもいいなあ

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    2026年07月13日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    #記銘師ディンの事件録 木に殺された男

    ファンタジー世界におけるミステリは、その世界観が矛盾なく確立していないと、謎解きに説得力がなくなる危険性がある。でも本作にその心配は杞憂。骨太のダークファンタジーの舞台が用意されている。
    そこに性格破綻した安楽椅子探偵と、完璧な記憶力を持ちながら、陰のある助手が活躍する王道のバディ小説の風格。
    SF・ファンタジー好き×ミステリ好き×バディものが好きな自分にとっては、この上ないご馳走様なのだ。

    本国では2作目が刊行済みでこの夏には3作目も発売予定。全5部作の予定とのことで、生きる楽しみが増えた。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年07月09日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    面白い。大当たり!
    『ハイ・ファンタジー』+『サイバー・パンク』+『シャーロック・ホームズ』+『ゴジラ』(なんだこのバカっぽい煽り文句は)
    でも面白い!

    神聖カナム大帝国は、雨季になると東の海から姿を現す巨獣リヴァイアサンに悩まされている。辺境の町ダレタナで政府高官が不可解な死を遂げた。司法省捜査官助手になったばかりで、見たもの全てを記憶できる“記銘師”のディンは、変人の上司アナと共に捜査に乗り出すが…。

    入念に創り込まれた『ハイ・ファンタジー』の世界観。独自の技術で“生体改変”された人々が、中世ヨーロッパ風のダークな異世界で捜査し、戦い、暗躍する。SF小説やダーク・ファンタジー好きにはうってつけの物語だと思います。好き。

    「ここまで創り込んでおいて終わりはもったいないな」

    …と思ったら続巻があるんですね。本書はアメリカでは2024年出版。2025年には続巻が出て、2026年8月には第三巻出版予定。著者は5部作を予定しているそうだから、早川書房さん!よろしくお願いします。

    それと、本書タイトルは簡潔にして的確。良いタイトルだと思う。原題は『The tainted cup』(汚染された器)。ちょっと物足りない感じ。主人公であり視点人物名をタイトルにしたのは良い選択だと思います。次巻が出るのを楽しみに待ってます。

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    2026年07月04日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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     一応はミステリに分類したけれど、ファンタジーあるいはSFにも分類できそう。舞台は、神聖カナム帝国の辺境。雨期になると、東の海から巨獣リヴァイアサンが上陸を試みてくる。それを防ぐために帝国は三重の環状防壁を築き、さらに海岸線近くに臨海防壁を築いていた。そして人と資源を軍団につぎ込んで国を守っていた。このへんの設定は、『進撃の巨人』を思わせる。もしかすると、作者は読んでいたのかもしれない。

     そして、上陸を阻止した巨獣の死体から流れ出した血がしみ込んだ土地からは、変異した植物が生えてきた。これらの植物の不思議な力を利用して、動植物を<生体改変>している。これは人間にも応用されている。主人公ディンはビデオカメラ的な完全な記憶力を持ち、司法省の捜査官助手(見習い)をしている。上司の捜査官は、中年女性で変人のアナである。その他、数理師や怪力師といった多様な力を持たされた者たちが存在している。
     
     アナとディンのバディが怪死事件を追う展開となっているのだが、異世界が舞台となっており、設定を飲み込むまで相当のページ数を費やしてしまう。全体の中頃までは、諦めずに読んだ方がよい。ここからが面白くなる。

     全5部作になるとのことなので、設定を飲み込んでおけば次巻からは、物語に入り込むやすくなると思う。早川書房さんには、ぜひとも全巻出版してほしい。

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    2026年06月16日
  • 陽の光が消えた町で

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    6編からなる短編集.
    帯には「ヒューゴー賞,ネビュラ賞ほか英米SF賞 計8冠」と宣伝されている.
    8冠は伊達ではない内容だが,「SF」を期待するとチョット違う.確かにAI,ドラッグ開発,大災害後,等々,テーマはSFには違いないのだが,それは背景の一部に過ぎず,描かれるのは市井の人の生活で,その人たちが皆それぞれ少し救われる,という話ばかり.

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    2026年06月10日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    驚くほど面白かった。
    壮大なファンタジーの世界に圧倒された。事件が解き明かされる様子にどきどきした。
    夢中になって一気に読んだ。手が疲れた。
    早く続きが欲しい。

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    2026年06月10日