桐谷知未のレビュー一覧

  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    むっちゃおもしろかった。〈ゴジラ的な巨獣が年に一度襲ってくるので、それに対抗するため、能力の改変が行われている帝国〉という世界の作り込みがすごいのと、その中で記憶する能力を極限まで高めた「記銘師」ディンが、体からいきなり樹が生えてきて死ぬというわけのわからんグロい事件の捜査に突っこまれて、あたふたしながらすごい才能を発揮していく姿が痛快。
    能力の改変を受けて「記銘師」になっているのだから「才能を発揮」するのは当たり前かもしれないけど、ディスレクシアであることをひた隠しにしていたりして、ちょっとしたデコボコがあるところがいい。上司のアナも天才的な安楽椅子探偵みたいな人でクセ強。ホームズというより

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    2026年04月21日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    超★5 海の巨獣に襲われる帝国、木に殺された男の謎… 重量級の幻想ミステリ #記銘師ディンの事件録

    ■あらすじ
    舞台は神聖カナム大帝国、海に面したこの国が恐れているのは、海の巨獣リヴァイアサン。この災厄に対抗するために、人々は身体能力を改良する特殊能力を得ていた。

    ある日、地方豪族の邸宅で高官の死体が発見される。彼は体から巨大な木を生やした姿で亡くなっていた。記銘師ディンと捜査官アナは、この奇妙な事件の捜査を始めるが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    超★5 おもろい! 重量級の幻想ミステリー、今年必読の一冊ですね。

    カテゴリ分けするとファンタジー、SF寄りになっちゃうと思うけど、謎解き

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    2026年04月08日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ネタバレ

    凄く飲み込みやすい設定、分かりやすくて読みやすい翻訳、こんな楽しいファンタジー小説を買った自分を褒めたい!表紙みた感じもっと堅い感じやと思ってたのに読んだ瞬間にこれは……ってなる。面白かった!じわじわ捜査が進み、事件の全容が明かされる楽しさプラス、世界設定がどんどん馴染んでくる楽しさもあって最初から最後まで飽きることない。仕事で疲れて1ページしか読めない時でも楽しかった。この本のおかげでこの数週間仕事頑張れましたね。


    ファンタジーミステリーものでこれに似た感じの特殊な世界設定、迫り来る脅威なんかは折れた竜骨を思い出しました。

    主人公と探偵、他のキャラクター造形がほんと素晴らしい。キャラク

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    2026年04月03日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ロバート・ジャクソン・ベネットの『記銘師ディンの事件録』は、ファンタジーとミステリとSFを融合させた独創的な作品であり、その魅力は何よりも圧倒的な世界観にある。雨季になると海から巨大な怪獣が襲来するという過酷な環境の中で、人々は生体改変技術によって適応し、独自の生態系と社会を築いている。この“環境そのものが物語を動かす”構造が非常に新鮮で印象的だった。

    中でも、天才的な推理力を持つアナの存在は際立っている。冷徹な論理で事件を解き明かしながらも、真実への強い執着を感じさせるその姿は非常に魅力的で、物語の核を担っている。一方、語り手であるディンもまた印象深い。完璧な記憶力という特殊能力を持つ観測

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    2026年03月25日
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て

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    最近よくきく愛着形成についてわかりやすく、かかれた本
    どんな生い立ちでも、いつでもスタートできるので前向きな印象があった
    特にネットでは毒親からの連鎖は断ち切れないようなことを書く人が多いが、かなり大変ではあるが断ち切る方法を提示している
    冒頭にあった通り、シンプルだけど簡単ではないのでこれから本の内容を忘れずに子供が安心できる存在になれるよう頑張りたい

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    2026年02月22日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    新政権による財政支出の方針が固まり、10年、20年、30年の国債金利がヒストリカルなターニングポイントを超える水準まで上昇し始めたことは、日本のデフレがついに収束し、インフレの扉が開いたことを意味する。

    現在の日本の財務官僚や政治家たちは、ドイツのハイパーインフレの推移を知り尽くしているはずだろうし、自国通貨の価値を保全することの重要性は承知しているはず。一方で、インフレは巨額の債務価値を一気に減少させることも事実であり、「コントロールした形のインフレ」は望んでいるのかもしれない。

    今後の日本の数十年間という時間軸では、デフレに戻る可能性よりも、インフレが恒常化する可能性のほうが高く思える

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    2025年11月22日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    継続的に増税をしても、根本的な解決には結びつかない。新たに税率を上げるたび、自動的に物価は上がり、通貨の購買力は下がるので、その結果一層のインフレと財政の不安定化がもたらされる/インフレのせいで、あらゆる悪が助長された。急進主義者によって対立があおられやすくなった。インフレには差別意識を駆り立てる性質があり、そのせいで誰もが自分の最も悪い部分を引き出された。インフレによって外国人を毛嫌いする感情も芽生えた。法と秩序を破壊しようとする行為も増えた。インフレは大恐慌とそのあとの最悪の展開の前触れでもあった

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    2025年02月06日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―(新潮文庫)

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    普段何気なく疑問に思っていることを解説してある。
    健康について世の中にはフェイクが多いってことを改めて感じる。

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    2025年01月25日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか―(新潮文庫)

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    人体についてのエッセイ。
    思えば人はどのくらい自分の体のことを知っているのだろうか。
    この本を読むと、実は殆ど知らないことばかりのように思ってしまう。自分の体のことを知らなくても、生きていける。なんと不思議なことか。

    ヒトを構築する元素は59種類あるそうだ。炭素、水素、窒素、カルシウム、リンの6種類で99.1%を占める。人体を構成する化学物質を金物店で買うと5ドル程度で買うことができるそうだ。まあなんて安いこと。

    しかしこの原子、一個一個はなんの考えも意志もないが、どういうわけか集まると人体の組織をつくり、臓器を作る。それだけではない、一番不思議なのは、「意識」を作ってしまうことだ。しかも

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    2024年09月30日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    ネタバレ 購入済み

    言われてみればそう

    始まりは、ハガレンで禁忌とされた人体錬成の様な「材料は子供の小遣いでも買えてしまう」ような話から始まる。
    人体の構成元素とその割合、それらの材料を買うのに必要になるドル。
    実際に人体錬成的なことをしても、記憶や人格は別。
    どうにもハガレンを思い出す。

    しかし、そこら辺の埃は脱ぎ捨てた自分の皮と思うと途端に何か嫌になるな。
    そりゃ、新陳代謝で自然と落ちていくけど、新ためて認識すると何か嫌だな。

    #タメになる

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    2024年07月27日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    購入済み

    カバーの印刷がレンブラント

    カバーの印刷がレンブラントの有名な解剖場面の絵を使っていて非常に印象的である。解剖学的な概説は勉強にはなるがそれほど感銘を受ける話ではない。しかし巻末の終盤の現代医療や医薬に関する話には大変に感銘を受けた。確かに医学は急速に進歩しているが、今現在 正しいとされていたことが将来も正しいとは限らない ということがよくわかった。特別な健康法を実施するのではなく、食べて 運動して しっかり眠る ことが良い。

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    2024年03月07日
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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    ドラゴンやら魔法やらが出るわけでは全くないが、冒険譚という印象。主人公が割とクソ野郎なので、彼を「マジでムカつく」と思うか「憎めないやつだなぁ」と思うかが楽しめるかどうかのラインのように思う。

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    2023年02月25日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    人体の不思議…

    体の不思議…中学校くらいに興味を持ち、様々な人体のに関する本を読んできました。どの本も素晴らしく、新しい視点で不思議、謎を載せていましたが、大人になってまた、新たな視点での学びを知りました。なぜ私達は存在できてるのか?生きていると言うより生かされているのかまだまだ不思議は絶えません。

    #タメになる #深い

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    2023年02月11日
  • 生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て

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    泣いている子供に対して、「(今ここで諦めたらずっとダメなまま大きくなってしまうから、君の今後のためを思って)泣くな!頑張ろう!」

    と励ましたことのある人は多いのではないかと思う。

    勿論その方法も間違いとは言い切れない部分もある。だけどそのためには前提となる愛着を持ったコミュニケーションを交わしてきた土台があり、子供から自分自身が安心できる場所であると認識されている状態で初めて成立するものであり、それが整っていない状態で叱咤激励しても逆効果だ。


    自分がやってきた子育ての間違いを識ると共に、激しい後悔のショックに頭を殴られたような感覚を覚える。
    どうか、全ての親デビューする人が子育てを始め

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    2022年11月03日
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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    序盤はモンティの片思いのロマンチックな独白ばかりで(それだけではないんだけど)読み進められるか不安になったが、モンティが盗みを働き、強盗に襲われたあたりから一気に冒険小説のスピード感になり最高に面白かった。
    全体的にはロマコメでありつつ歴史・ファンタジー・クィアと盛り沢山な内容が怒涛の筆致で綴られていく。
    3部作の1冊目で、続編はまだ未訳ながら、2冊目はモンティの妹フェリシティが主人公になるようなので今からとっても楽しみ!

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    2022年10月08日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    購入済み

    私は純粋に体の仕組みを自分なりに理解したく、情報として読みたいので、その点不要なエピソードが多いのだけど、発見に至った経緯、まだ未知な部分について今後も発展が厳しい理由、昔は出来たが今は倫理的にできない実験の話など、記憶に焼き付けるにはそのエピソードもまあ合っていいかな、というレベル。 頭から読む必要は無くて、興味のある部位を開いてフムフム、という感じ。 一度読んだらおしまい、というものでは無くて図鑑的要素満載だから、少々値は張るが、体に関心のある人なら持っていて損はない一冊だと思う。

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    2022年09月23日
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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    読みながら一向と共に冒険旅行に出かけたような気分になった。主人公視点の描写がどれも切り口鮮やかで読んでいて楽しい。
    読後感が爽やか。読み終わった側からもう一度読みたくなる。夢中で読んだ。

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    2022年09月09日
  • 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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    こんなにも主人公の成長を願った物語は初めて!笑
    キング・オブ・ザ・放蕩者。
    軽い感じで重いテーマを扱うバランスがちょうど良くて、予測不能に物語が進むのもドキドキして、600ページもあったけど最後まで楽しく読めた。

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    2022年04月17日
  • 人体大全―なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか― 無料お試し版

    購入済み

    久しぶり

    読みやすくて一気に読みました‼️最近目が疲れて、読みたい本がたまってるのに、この本は、面白かったので、あっと言う間に読んでしまいました。

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    2022年04月07日
  • メイフェアの不運な屋敷に幕は下り

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    最終巻。仕事仲間が家族のように一つになれたのは、同じ環境にいて喜びも悲しみも分け合ってたから。最後はそれぞれの幸せに踏み出してバラバラになるけど、離れててもお互いを、思いやるホントの家族になったと思う。

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    2021年05月29日